カードファイト!! ヴァンガード PRESENTS NJPW 40th anniversary Tour G1 CLIMAX 22 〜The One And Only〜
- 日時
- 2012年8月3日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,950人(超満員)
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第3試合 30分1本勝負
G1 CLIMAX 22 Aブロック公式戦レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
試合が始まると、矢野がロープ際でクリーンブレイク。そして、そこからグラウンドレスリングを展開し、飛行機投げ、首投げを決める。さらに、バックの取り合い、腕の取り合いでも永田と互角の勝負を繰り広げた。
ところが、矢野は「やってられるか、バカヤロー!」などと口走り、一転して顔面攻撃に出る。これに永田がローキック連射で報復するも、矢野は延髄斬りをかわして永田を場外へ叩き出した。
ここから矢野は、鉄柵攻撃、イス攻撃で永田に追い討ち。そして、リングに戻ると、クッションを外して金具をむき出しにしたコーナーへ永田を叩きつけ、観客へ見せつけるようにして顔面攻撃。
その後もラフで攻め込まれた永田だったが、ラリアットをかわし、フェイントから低空ドロップキックをお見舞い。そして、ミドルキック3連射、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダーと得意技を連発する。
そこからエルボー合戦になり、永田がエルボー連打、トーキックで矢野の動きを止め、ランニングフロントハイキック。しかし、続いて仕掛けたブレーンバスターを、矢野が反対に投げる。
さらに矢野は、永田をコーナーの金具めがけてスローイング。すると、永田が切り返して反対に矢野を激突させる。しかし矢野は、カニばさみで永田を転ばし、頭部をコーナーの金具へ激突させ、スクールボーイ。
続いて矢野は急所攻撃を狙うが、永田が回避して左右の張り手を連射。だが、矢野はレフェリーにしがみついた上で、今度こそ急所攻撃。そして、すかさず赤霧で丸め込むものの、カウントは2。
さらに矢野は、強力からフォールに行くが、これも永田が返す。すると矢野は、永田の両脚を掴んで大きく投げ飛ばし、コーナーの金具へ激突させる。そして、鬼殺しで3カウントを迫るが、永田がギリギリで肩を上げた。
続いて矢野は八海山を狙うが、永田が脱出に成功。そして、矢野をコーナーに激突させて延髄斬りを放つも、かわされてしまう。
しかし永田は、大☆中西ジャーマン(第1段階)で逆襲し、今度こそ延髄斬りをお見舞い。そして最後は、バックドロップホールドで勝利を収めた。
COMMENT
——今年も、サマーシンデレラナイスグッドストーリー……でしたっけ?
永田「忘れたよ!(笑)。さらにスペシャルだな。スーパースペシャルジャンボエキセントリックスペシャルサマーシーズン……こんなのあてずっぽうでいくらでも出てくる。でも、充実してるし、こんな闘いはほかでは味わえない。今年は、上半期、ヨソの団体に出ましたけど、やっぱり新日本プロレスは違いますよ。ほかとは比べ物にならない」
——あの技は、大中西バックドロップホールド……でいいんですか?
永田「そうですね。あのパターンは……『いつまでも人の技、パクっているんじゃねー!』と怒って、早く中西学に復帰してもらいたいなと。そうしたら、もっとおもしろいことになるんじゃないすか?俺にとって、中西学はリングにいないけど、貴重な存在ですから」
矢野「フ○ック!! 俺の延髄が!」