真壁&永田&Apollo55の連合軍が、鈴木率いる鈴木軍とイリミネーションマッチで対決。
先発した真壁と鈴木が激しいチョップ合戦を開始。そこから真壁がフロントハイキックをかわし、ショルダータックルで鈴木を倒した。
永田対鈴木となり、永田がキック連射、踏みつけ攻撃。さらに、フライングメイヤーから背中にローキックを食らわせた。
田口対タイチの場面。田口がコーナー最上段からジャンプしてリングインするが、直後にタイチがラリアットをお見舞い。しかし田口は、ヘッドシザースホイップでタイチとTAKAを蹴散らし、セカンドロープからのバックエルボーで2人まとめて吹き飛ばした。
さらに田口は、デヴィットとの連携でTAKAとタイチを圧倒するが、アーチャーが背後から両腕ラリアット。これを合図に両軍が入り乱れ、激しい場外戦が勃発する。
そんな中、鈴木軍が田口を孤立させ、ラフを交えた集中攻撃を開始。これで田口は大ピンチに陥るが、三角飛びミサイルキック、延髄斬りでタイチに逆襲し、ようやく自軍コーナーへ生還。
真壁対TAKAの場面。真壁が串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射。すると、タイチがイスを持って乱入するが、真壁がパンチで底を撃ち抜く。そして、ラリアットでタイチを場外へ落として失格させ、TAKAもキングコングニードロップで失格に追い込んだ。
真壁対アーチャーの場面。真壁がエルボー、アーチャーがフロントハイキックを打ち合い、真壁が蹴り脚をキャッチしてショートレンジラリアット。ところが、TAKAにチェーンを盗まれたことをきっかけに真壁のペースが乱れ、アーチャーのラリアットで失格に追い込まれてしまった。
永田対アーチャーの場面。永田が延髄斬り、フェイントからの低空ドロップキック、ランニングフロントハイキックとラッシュ。そして、ナガタロックIIに行くも、鈴木がカットに入り、アーチャーが串刺しボディアタックで逆襲。
永田対鈴木となり、永田がカウンターフロントハイキック、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダー、ミドルキック3連射。しかし、鈴木がエクスプロイダーを阻止して巻き返し、フロントネックロック、ランニングローキック2連発。
だが、3発目のキックを受け止めた永田が、カウンターキチンシンク、マジックスクリューで反撃。そして、フロントハイキックで鈴木を場外へ落とそうとするが、鈴木が脚に絡みつけて抵抗。そこにアーチャーが飛び込んで永田にラリアットを見舞い、鈴木もろとも同時失格となった。
2人残りとなったデヴィットと田口は、得意の連携攻撃をアーチャーにお見舞い。そして、デヴィットがダイビングフットスタンプからフォールに行くが、TAKAが浅見レフェリーを場外に引っ張り込んでカウントを妨害。
さらに、TAKAとタイチがリング上へ乱入するが、デヴィットが開脚式ドロップキックでまとめて蹴散らす。そして、アーチャーのラリアットをかわすと、そのまま勢いをつけて場外の2人にノータッチトペコンヒーロで追撃。しかし、これでデヴィットは失格となってしまった。
田口とアーチャーの一騎打ちとなり、田口がスクールボーイ、ラ・マヒストラル。だが、いずれも返したアーチャーが、ラリアットを受け止め、F’n Slamで逆襲。続いてダークデイズを狙うが、田口が首固めに切り返す。
しかし、こちらも返したアーチャーが、田口の突進を受け止めてブラックアウト。これで田口が3カウントを奪われ、1人残りで鈴木組の勝利となった。
試合後、永田と鈴木が番外戦を開始し、激しく張り手を打ち合う。さらに、真壁とアーチャーが激しく睨み合い、『G1 CLIMAX』まで待ったなしの状況となった。
NJPW 40th anniversary Tour KIZUNA ROAD
- 日時
- 2012年7月22日(日) 15:00開場 16:00開始
- 会場
- 山形・山形市総合スポーツセンター
- 観衆
- 3,500人(超満員)
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第4試合 時間無制限
スペシャルイリミネーションマッチ※ランス1人残りで鈴木軍の勝利【退場順】タイチ、TAKA、真壁、鈴木、永田、デヴィット、田口○真壁(9分23分 オーバーザトップロープ)タイチ×○真壁(9分39秒 キングコングニーロップ→体固め)TAKA××真壁(10分41秒 オーバーザトップロープ)ランス○×永田(14分15秒 両者オーバーザトップロープ)鈴木××デヴィット(15分41秒 オーバーザトップロープ)ランス○×田口(16分46秒 ブラックアウト→片エビ固め)ランス○レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
COMMENT
——いま、鈴木軍は何を目指しているんですか?
鈴木「なんでテメーにそんなこと、いちいち言わなきゃいけねーんだ?バカじゃねーか!? たまにしか会場に来ねーから、わからねーんだよ。毎日、来てみろ!俺たちのファンになるぞ?(ニヤリ)。ま、イリミネーションで俺たちが誰にも負けない理由はべつにある。おまえ、わかるか?」
——……わかりません。
鈴木「わからねーから、おまえはただの補佐のアナウンサーなんだよ?クックック。見てわかんねーか?……“覚悟”が違うんだよ? オイ、アイツらには、いつでもテメーの命、差し出す覚悟がねーんだ。おまえ、今日、風邪で休んだって、今日のぶんの給料、出るモンな?」
——……サラリーマンですから。
鈴木「フフフ。だから、テメーらもアイツらと一緒なんだよ!! 生き方が違うんだ!! リングにあるのは、強いか弱いかだけだ。ときどきよ!ここの五流レスラーがよ、『力がすべてだ』とか、俺のマネして言ってるだろ?そういう言葉は力のねーヤツがやっちゃいけねーんだよ」
——G1では、永田裕志選手と同じブロックですが?
鈴木「同じブロック?そんなのどーでもいいんだ。永田は廊下でスレ違ったって、殴るんだからよ。だから、アイツとはスレ違わないぞ? なぜだかわかるか? アイツが避けてるからだよ(笑)。おまえはもう帰っていいぞ? 俺の本もいっぱい出てるから、それ読んで勉強しろ。週刊プロレスでも読んで勉強してこい!……ダメかあんな雑誌じゃ?」
TAKA 「週刊ファイトでもいいぞ? ビッグレスラーでもいいしな?」
鈴木「なんだっけ、それ。昔、あったな?さてと……また永田かよ。俺の前に来んじゃねーよ!」
ランス「今日は、イリミネーションマッチで、俺の恐ろしさを証明してやった。マカベとデヴィットは、俺を恐れてリングから逃げやがった。タグチ?言うまでもないだろう。いよいよG1が始まるな?俺は、エントリーしている選手に痛み(ペイン)を与えてやる!! モア・ペインを!! そして、ぶっ壊してやる。マカベ、まずはおまえだ!! そして、俺がベストなレスラーであると知らしめる。俺こそが、“ジ・アメリカン・サイコ”ランス・アーチャーだ!スズキグン、イチバン!!」
TAKA「オイ、俺からも一言言ってやるよ?昔からのファンは知ってると思うけどよ、ボクにはみちのく魂があります!! また、大きくなって、この山形に……帰ってこねーよバカヤロー!! イッツ・マイ・フ○ッキン・ビジネス!!」
タイチ「なんかあるか?なんもねーよ」
真壁「オイ!ランス・アーチャー!テメー、大見栄切りやがったなコノヤロー!上等だ!『G1 CLIMAX』、1発目テメーか?! 覚悟しとけよコノヤロー!いいかテメー、吐いた
ツバ飲み込むんじゃねぇぞ!コノヤロー!」
——鈴木軍にやりたいように、やられてしまった印象ですが?
永田「性格の悪い男、俺の存在を潰せるもんなら、潰してみろ。アイツに俺は消せないから。アイツに絶対消せない。俺の存在、消せるヤツは誰でも消してみろ!鈴木軍?CHAOS?新日本?やってみろ!俺の存在、消せるもんなら。20年、地に足付けて闘って来たんだ。潰せるもんなら潰してみろ」
※デヴィット、田口はノーコメント