NJPW 40th anniversary Tour KIZUNA ROAD
- 日時
- 2012年7月22日(日) 15:00開場 16:00開始
- 会場
- 山形・山形市総合スポーツセンター
- 観衆
- 3,500人(超満員)
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第3試合 60分1本勝負
IWGP Jr.タッグ選手権試合- (第32代王者組)
- (挑戦者組)
※ロッキー&コズロフが第33代王者となる。レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
ライガーとロメロの先発で試合が始まると、場内が大「ライガー」コールに包まれる。そんな中、ライガーがロメロスペシャル、ショルダースルーで圧倒し、ロメロを自軍コーナーへ退散させた。
ここでライガーがタイガーにタッチすると、今度は大「タイガー」コールが起きる。そしてタイガーが、ローリングソバットでコズロフを吹き飛ばし、スワンダイブボディアタックを下からのドロップキックで迎撃した。
ライガー対コズロフの場面。場外でタイガーがコズロフを羽交い絞めにし、ライガーがスライディングキック。しかし、控えのロメロがロープワークを妨害してライガーを場外へ誘い、思い切り鉄柵へ叩きつける。
ここからロメロ組がライガーを捕まえ、ロメロがマスク剥ぎ、コズロフがスワンダイブボディプレスをお見舞い。さらに、ロメロのマンハッタンドロップ→コズロフのダイヤモンドカッターという連携攻撃が決まり、コズロフがコサックダンスキックで追い討ちをかける。
追い詰められたライガーは、コズロフを突き飛ばしてロメロと激突させ、風車式バックブリーカーでコズロフに報復。ようやくスイッチしたタイガーは、コズロフにハイキックを食らわせ、コーナー最上段にのぼる。ところが、ところが、ロメロがエプロンから突き飛ばし、場外へ転落させる。
自分も場外へ降りたコズロフは、場外マットを剥がしてブレーンバスターを仕掛けるが、タイガーが回避。反対にブレーンバスターでコズロフを場外マットへ叩きつける。しかし、ここでロメロがタイガーにトペスイシーダを食らわせ、ライガーがエプロンからコズロフにトペコンヒーロ。
タイガー対ロメロの場面。ロメロが連続串刺しラリアットを敢行し、途中で阻止されてもめげずにスライスブレッドで追い討ちをかける。そして、タイガーのハイキックをかわすと、変型大外刈り、顔面へのダブルニーアタックに繋げた。
続いてコズロフが乱入し、ロメロの串刺しラリアット、ロメロとコズロフの合体技ヘルズブルドーザーが連続でタイガーにさく裂。そして、コズロフのトラースキックからロメロがフォールに行くが、カウントは2。
たまらずライガvb。・vーがリングに入るが、ロメロがバックスピンキックで排除。それでも、タイガーが回転十字固めでロメロを押さえ込むが、コズロフが低空ドロップキックでカット。
ここでロメロとコズロフはコントラクトキラーを狙うが、ライガーがロメロを妨害。すると、タイガーがコズロフにローリングソバットお見舞い。そして、ロメロには雪崩式タイガードライバーの大技を敢行。
それでもロメロがフォールを返すと、タイガーはタイガースープレックスホールドで追撃。ところが、コズロフがマーティー浅見レフェリーを突き飛ばしてカウントを妨害し、ライガーの急所を蹴り上げる。
それでもタイガーはロメロにハイキックを見舞い、アッパーカットで反撃されてもツームストンパイルドライバーに繋げる。そして、もう1度タイガースープレックスの体勢に入るも、コズロフが背後から急所を蹴り、マスクを引き裂いてしまう。
これでタイガーの動きが停止すると、コズロフがロシアン・ストライクをヒットさせる。そして最期は、合体技コントラクトキラーからロメロが3カウントを強奪した。
試合後、コズロフが「トゥナイト! シバクゾ!」とマイクアピール。さらにロメロが、「俺たちがチャンピオンだ!! フォーエバーー!!……」といつもの調子で勝ち誇った。
これで場内はブーイングに包まれ、怒ったタイガーがコズロフに襲い掛かるも、セコンドの高橋広夢が制止。
するとライガーが「オイ!! 山形のファンよ!! みんな見たろ!! なんで急所をやるんだよ!! なんでマスクを剥ぐんだよ!!」と怒りのマイクアピール。そして、「必ずチャンピオンに返り咲いて、またここに戻って来る!!」と、ファンに約束した。
さらにタイガーも、「ここにいるファンの人が知っているとおり、俺には“みちのく魂”がある!!」と、マイクアピール。 そして、タイトル奪還を宣言した。
COMMENT
コズロフ「イン・ザ・マザー・フ○ッキン・ワールド!! 俺たちこそ最強だと言ったろ?いいか、これでフィニッシュだ!! ライガー&タイガー、もしこのジュニアタッグタイトルをどうしても取り返したいんなら、おまえらのフェイスを見せてみろ!!」
ロッキー「ライガー&タイガー!! おまえら、もう一度、チャンスがほしいのか?だったら、おまえらの大事なモノをかけろ!! おまえらのマスクをかけてみろ!! 俺たちは、おまえらのマスクがほしいんだ!」
コズロフ「イヤ〜、マザー・フ○ッキン・マスク!!」
ロッキー「わかったか?」
コズロフ「いいか?よく聞けよ、ニュー、ニュー、IWGPジュニアタッグチャンピオンは、俺たちフォーエバー・フーリガンズなんだ!」
ロッキー「ワッハッハッハ!! そのとおりだよ。フォーエバ〜〜〜〜!! アンド・エバ〜〜〜!!」
タイガー「これのどこがタイトルマッチなんだ?! 毎回毎回!新日本のジュニア、ろくなのいないじゃないか!いつもいつも!ふざけやがって!ファンが言ってるだろう?アイツらがチャンピオンになって、どうだこうだって。必要ないんだ!アイツらなんか!」
ライガー「俺とタイガーは何ヵ月もかかって、タイトル挑戦決まって、タイトルを取り返すことが出来て、俺達の腰にね。夢はデヴィットと田口とタイトルマッチ。それをこんな試合で、マスクを破く必要あるか?急所を2度もやる必要あるか?タイトルマッチだぞ?! いつから新日本のジュニアはこういう風になったんだ?これは俺とタイガーはもちろん言い続ける。もちろん、ファンのみんなも、是非新日本プロレスのホームページや、そういうところにアクセスして欲しい。『こんなタイトルマッチは許せない!』と。特に山形のファンは、今見たばっかりだ。わかってくれる。ファンの力で、俺とタイガーの力で、もう1度このタイトルマッチを組んでくれ。俺はファンに約束したんだ。必ず生き返ってきます。タイガーも同じ気持ちだ。何度も言う。俺達がアイツらのタイツを破ろうとしたか?同じ行為だぞ?! マスクを破って、なんの利益があるんだ。彼は資格があるのか?だからあえて、ファンのみんな、俺たちに力をくれ。キャプテンじゃないけど、みんなの気持ちが欲しい。タイトルマッチ、リーターンマッチ、次のシリーズでもいい、G1終わった次のシリーズでもいい、G1の最終戦でもいい、G1の初日でもいい。中日でも、いつでもいい!1発で獲り返します。ファンのみんなの声を期待してるよ」
タイガー「俺はリングで言った通り、古いファンは知ってんだよ!みちのく魂があるの、俺にも。少なからず、山形、ここで何十試合、何百試合とやってきたんだ!こんな試合初めてだ!こんな頭に来るような試合は!挑戦表明すれば、挑戦できるんだろ?!
今、ジュニアなんか!それくらい軽いんだろ今?させてくれよ!もう1回リベンジ!チャンスあるだろ?俺達言う権利あるだろこれ?違うか?後からポンと出て来て、ポンとチャレンジ出来て!俺達はいま言って、出来ないのか?マスコミの人、どれだけこのジュニアタッグに注目してるか知らない。でも、IWGPヘビーのベルトと同じくらい俺達は愛を持ってやってるんだ。こんな試合許されるか!」
ライガー「ファンに期待するよ。どんどんメールくれよ!声を上げてリターンマッチ、すぐに会社に要請するよ。みんなの力が必要。是非、取り返すんで、応援よろしく!」