NJPW 40th anniversary Tour KIZUNA ROAD

日時: 2012年7月19日(木) 17:30開場　18:30開始
会場: 北海道・札幌テイセンホール
観衆: 1,450人（超満員札止め）

第2試合 20分1本勝負

マキシモ
外道

タイガーマスク
アレックス・コズロフ

境界線

09分49秒　ラ・マヒストラル

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　シリーズ最終戦・7月22日山形で行なわれるIWGP Jr.タッグ戦の前哨戦。
　
　試合開始前、ロメロが「ヤマガタ、ナカスゾ、コノヤロー！」、コズロフが「シバクゾ、コノヤロー！」とマイクアピール。
　そこからライガー組が入場し、マキシモが先発を買って出る。すると、ロメロ、コズロフ、外道は誰が相手をするかで大モメしてしまい、外道が渋々出陣した。しかし、マキシモがジャパニーズレッグロールクラッチホールドで3カウントを迫り、側転で外道を惑わせてトペフェイント。観客から大拍手を浴びた。
　タイガー対コズロフの場面。タイガーが軽やかなムーブで猛攻を見せると、コズロフがそれを称えると見せかけて不意打ち。しかし、タイガーがその動きを読んで足払いで倒し、ローリングソバットで場外へ追いやる。
　ところが、直後にロメロが乱入し、イス攻撃を浴びたタイガーが失速。なんとか反撃を試みたものの、ロメロのマスク剥ぎによって完全に動きが停止してしまう。
　そんな中、コズロフがコサックダンスキック、ロメロが連続串刺しラリアットでタイガーに追撃。しかしタイガーは、風車式バックブリーカーでロメロに逆襲し、ようやく自軍コーナーへ帰還。
　スイッチしたライガーは、ロメロに掌底、コズロフに風車式バックブリーカー、外道にスライディングキックをお見舞い。さらに、串刺し浴びせ蹴り、サンダーファイヤーパワーボムでロメロに追い討ちをかける。だが、ロメロはライスブレッドで逆襲した。
　マキシモ対外道の場面。マキシモがサードロープからセカンドロープへ飛び移り、ダイビングヒップアタック。そして、ヘッドシザースホイップ、トペスイシーダで追撃すると、前方回転エビ固めを阻止してヒップドロップを投下する。
　ここでマキシモは、自分の唇を入念に手入れして、外道へにじり寄る。すると、ロメロが背後からマキシモに襲い掛かるが、自分がキスされてしまう。
　さらにマキシモは外道にもキスしようとするが、外道がのど輪と張り手で抵抗。しかし、マキシモが低空ドロップキックで外道を倒し、ラ・マヒストラルで3カウントを奪った。
　
　試合後、ライガーがコズロフのロシア帽を勝手に持ち出し、マキシモにかぶせる。するとマキシモは、笑顔でコサックダンスを披露した。

COMMENT

タイガー「マキシモ！グラシアス！（と言って握手）」
マキシモ「グラシアス！（※スペイン語でコメント）」
タイガー「今のを言うと、今日は僕とライガーさんと組めて凄く嬉しかった。その中で勝利も獲れたと。僕とライガーさんはタイトルマッチがある、俺達がオリジナルのチャンピオンなんだと。アイツら、アレックスとロッキーには絶対勝てるから、僕も後押しすると言っています。ま、僕とライガーさんは、山形待ったなし！昨日も言ったけど、同じ。何回やっても、彼らには負けないし。G1はどういう形で、俺達はベルト防衛して、どういう形で防衛戦があるのかわからない。もうそこまで俺達は見てるから。とにかくこのベルトを、来年の東京ドームでApollo55と（防衛戦を）やる！」
ライガー「俺、今日タイガーに『なんでライガーさん、ベルト巻かないんですか？』って。俺の頭の中では、大阪でベルトを獲った試合内容が、俺は満足してないし。俺が言ってるのは、タイガーもそう、田口とデヴィットのApollo55とタイトルマッチをやって、防衛してこそ、初めて俺はベルトを巻けると、巻こうと思ってる。だから、山形の時までは、俺はベルトを巻かない。というか、Apollo55と試合をやって、勝つまで、ベルトを腰にはまかない」
　
コズロフ「みんなわかっていることがあるのを、知っているか？ロッキーは、世界でも最高の男だ。ロッキーは決してタッグタイトルを失ってはいないんだ」
ロメロ「そうだ！決して失っていない。まだチャンピオンだ！」
コズロフ「ここにいる俺、アレックス・コズロフは彼のタイトルを取り戻すことを助ける」
ロメロ「俺の新しいパートナーは、俺を助けてくれるって！俺のベルトを取り戻すために」
コズロフ「俺はなぜここにいるのか、それはこのミッションが目的だ。彼が勝つこと。IWGP Jr.タッグタイトルは彼のものだ！山形では勝つこと以外他はない」
ロメロ「俺のチャンピオンシップだ！ライガー、タイガーマスク。オマエらは死んだ。もう終わりだ。山形で、シバクゾ、コノヤロー！」
コズロフ「コノヤロー！」
ロメロ「シバクゾ、コノヤロー！シバクゾ、コノヤロー！シバクゾ、コノヤロー！フォーエバー！フォーエバー！エバー！」
※外道はノーコメント

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