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先発したのは高橋とBUSHI。高橋がショートレンジドロップキックを打ち込むも、BUSHIはヘッドスピンですぐに立ち上がった。
渡辺対トンガの場面。渡辺がカウンタードロップキックを見舞うと、トンガは3連続バックブリーカー、ジャンピングエルボードロップでお返し。KUSHIDA対渡辺となり、KUSHIDAがボディスラム、アームホイップ、側転からの低空ドロップキックと畳み掛ける。
そこから攻め込まれた渡辺だったが、ショルダースルーでトンガに反撃。ようやく出番となった井上は、カウンターキチンシンク、水車落とし、スタガリンブローでトンガに追い討ちをかける。しかし、トンガがカウンタードロップキックでやり返し、串刺しジャンピングボディアタック、サイドバスターで巻き返した。
高橋対KUSHIDAの場面。高橋がヘッドシザースホイップ、ドロップキック、ミサイルキックとラッシュ。続いてのフィッシャーマンズスープレックスは阻止されたものの、張り手からハーフハッチを決める。
すると、井上がスピアーでKUSHIDAとBUSHIをなぎ倒すが、トンガがコーナー最上段へ飛び乗り、トルニージョで井上を排除。
ここでKUSHIDA組がトレイン攻撃を狙うが、高橋が脱出に成功。しかし、トンガが前後の連続リープフロッグで高橋を惑わせ、空手チョップをお見舞い。さらに、KUSHIDAが低空ドロップキックからフォールに行くが、カウントは2。
ここでBUSHIが、トルニージョで井上を分断。すると、高橋はスクールボーイ、首固め、逆さ押さえ込みを連続で繰り出す。だが、いずれもクリアしたKUSHIDAが、張り手、延髄斬りで高橋の動きを止め、最期はミッドナイトエクスプレスで決着をつけた。
NJPW 40th anniversary Tour KIZUNA ROAD
- 日時
- 2012年7月19日(木) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 北海道・札幌テイセンホール
- 観衆
- 1,450人（超満員札止め）
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第1試合 20分1本勝負
レフェリー｜佐藤健太
MATCH REPORT
COMMENT
KUSHIDA「広夢と渡辺、何度でも来いよ！ 俺が成長させてやっから！ 山形、俺は次の挑戦者が飯伏幸太だってことは納得してるし、ロウ・キー戦がノンタイトル、納得してますよ。ただ、何も声を上げなきゃ、何も始まらないんだ。ノンタイトル戦だろうが、向こうはチャンピオンなんだから、必ず、山形勝って、俺はチャンピオンの練習台でもねぇし、踏み台でもねぇし、ましてや飯伏幸太の噛ませ犬には、絶対なんねぇぞ！」
BUSHI「2012年、北海道シリーズ、今年もね、団体は違えど、こうして北海道に来れたし。けどね、俺はこの団体に来た以上、思い出作りするつもりは全くない！ なぜなら、同じマスクマンとしての、レジェンド、タイガー、ライガー、必ずこの2人をね、脅かす存在になって、IWGP Jr.のベルトまで、必ずたどり着いてみせるから！」
トンガ「クレイジーになってないよ。リングではわからないけどね」
井上「今日はね、高橋と渡辺と組んだけども、高橋、いいんじゃないの？ このまま上に噛み付いてほしいよね。ただ、KUSHIDAが、ロウ・キー戦控えて、調子良かったかなって。まだまだだよな（と言って控室へ）」
高橋「はい。何が悔しいって、今日の対戦カード見て、一目で“生え抜き”対“生え抜きじゃないか”だよ。俺は新日本プロレスの生え抜きの選手だ。外から来たヤツに負けるわけにはいかないんだよ。これから一緒にジュニア背負っていくかもしんないけど、そんなの関係ないから。今の俺には関係ないから。勝ちだけが欲しい俺には関係ないから。負けたことが、それだけ悔しいんだよ」
渡辺「高橋と気持ちは一緒だよ。アイツは横から入って来て、一気に新日本の上に上がろうなんて、そうはさせねぇよ。俺は、練習生の頃から、歯食いしばって、頑張って来てんだよ！ 俺は先シリーズも、今シリーズも、うっぷんが溜まってんだよ！ 全部ぶつけないと！ アイツらをブッ倒して、俺と高橋が、絶対新日本のトップに立ってやるからな！」
