NJPW 40th anniversary Tour KIZUNA ROAD
- 日時
- 2012年7月16日(月) 16:45開場 17:30開始
- 会場
- 北海道・函館市民体育館
- 観衆
- 1,000人
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第2試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
試合開始前、ロメロとコズロフが、マイクアピールでライガーとタイガーを挑発。コズロフが「イチ、ニ、サン、シバクゾ!」と脅しをかけた。
そんな中、KUSHIDAとロウ・キーが先発し、素早いロープワークからKUSHIDAがドロップキック。これで場外に転落したロウ・キーは、怒ってパイプイスを投げつけた。
マキシモ対邪道の場面。マキシモがセクハラまがいのボディタッチで邪道のペースを狂わせ、ヘッドシザースホイップからキス攻撃。これで邪道は足元がふらつき、やがて前のめりにダウンしてしまった。
BUSHI対外道の場面。BUSHIが背中合わせで外道を飛び越え、回転エビ固めからウニベルサル。そして、低空ドロップキックで外道を場外へ追いやると、トペフェイントで場内を沸かせた。
タイガー対コズロフの場面。タイガーが、ローリングソバットでコズロフを場外に落とし、ロープへ走る。そこへロメロが乱入するが、タイガーは冷静にショルダースルーで対処。これでロメロを場外へ放り投げ、コズロフを押し潰した。
続いてタイガーはロープへ走り、フィンタでロメロとコズロフを翻ろう。しかし、直後に邪道と外道が乱入し、タイガーをローンバトルへ引き込んだ。
長時間の劣勢を強いられたタイガーだったが、サーフボードストレッチを極めるコズロフにカンガルーキックで逆襲。ようやく出番となったライガーは、掌底でコズロフに追撃し、乱入したロメロをショルダースルーで蹴散らす。そして、続けざまにコズロフをパワーボムホイップで叩きつけるが、コズロフは遠心力をつけた強力な延髄斬りで逆襲。
これをきっかけに今度はライガーが赤コーナーサイドに捕らえられ、チョーク、パンチ、マスク剥ぎといった反則殺法で苦しむ。しかし、ロメロの連続串刺しラリアットから脱出すると、風車式バックブリーカーでお返し。そして、ロウ・キーを掌底で吹き飛ばした。
KUSHIDA対ロウ・キーの場面。KUSHIDAが、ハンドスプリングエルボー、串刺しダブルニーアタック、ジャンピングチョップ、その場飛びムーンサルトプレスと畳み掛ける。しかし、ロウ・キーは延髄斬り、ランニングドロップキックで逆襲した。
タイガー対外道の場面。タイガーが、コーナー最上段からフライングボディアタック。さらに、開脚式ドロップキックで邪道と外道を吹き飛ばし、外道にはハイキック、タイガードライバーで追い討ちをかける。
続いて、タイガーはタイガースープレックスを狙うが、外道が阻止してサミングで逆襲。しかしタイガーは、外道の突進を馬飛びでかわして場外へ追いやり、トペスイシーダをお見舞い。
その直後、マキシモが邪道を場外へ落とし、トペスイシーダを敢行。さらに、BUSHIがヘッドシザースホイップでロメロを場外へ追い込み、トップロープ越えのトルニージョを食らわせる。そして、ライガーとKUSHIDAが2人同時にエプロンからトペコンヒーロをさく裂させ、ロウ・キーとコズロフをダウンさせた。
リングに戻ったタイガーは、ミドルキック連射で外道に追い討ち。しかし外道は、突進をかわしてスクールボーイで丸め込み、これを返されると、キックをかわして再びスクールボーイを繰り出す。
これでも決着がつかないと、外道は逆さ押さえ込みの体勢に入る。しかし、タイガーが回避し、飛びつき回転十字架固めで3カウントを奪った。
試合後、ライガーたちはコズロフが忘れたロシア帽を勝手に持ち出し、ダンスを踊る余裕を見せた。
COMMENT
邪道「マキシモ、コノヤロー!オマエのこと、本当の男に戻して、メキシコ帰らせてやるからよ!」
コズロフ「シバクゾ!!」
ロウ・キー「CHAOSは山形で悪い結果を残すことはない。なぜかって? 俺とフォーエバーフーリガンズがいるからだ。山形でIWGP Jr.タッグの選手権と、KUSHIDA、オマエは俺にチャレンジしたいんだろ? そんなのはいくら『タイトルマッチに挑戦したい』と口数多くアピールしたって、俺に負けては意味がない。オマエは俺にブッ潰されるんだ。(日本語で)ドウシテ? セカイノセンシデスカラ!」
※ライガー、タイガー、BUSHI、マキシモはノーコメント