NJPW 40th anniversary Tour KIZUNA ROAD

日時: 2012年7月13日(金) 17:30開場　18:30開始
会場: 北海道・室蘭市体育館
観衆: 1,300

第4試合 30分1本勝負

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　7月22日山形で行なわれるイリミネーションマッチの前哨戦。
　
　先発したのは真壁とアーチャー。アーチャーがショルダータックルを受け止め、フロントハイキック。しかし、真壁もすぐにショルダータックルでやり返した。
　永田対TAKAの場面。鈴木が乱入し、TAKAとダブルショルダースルーを仕掛けるが、永田が鈴木にトーキックを見舞って阻止。すると、TAKAがサミングで不意打ちするが、永田はすぐにフロントハイキックでお返し。そして、ミドルキック3連射、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダー、ナガタロックIIと一気に畳み掛けた。
　KUSHIDA対TAKAの場面。KUSHIDAがTAKAを場外に落としてロープへ走るが、タイチが場外から足を引っ張って妨害。たちまち両軍入り乱れての大乱闘となり、鈴木軍がKUSHIDAを完全に孤立させる。
　KUSHIDAは、アーチャーにボディスラムで叩きつけられ、TAKAとタイチのトレイン攻撃、タイチの急所攻撃などを浴び続け、大ピンチに陥る。しかし、ハンドスプリングエルボーで鈴木に逆襲し、ようやく真壁とタッチ。
　その真壁は、串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射で鈴木に追い討ち。そして、ノーザンライトスープレックスを狙うも、鈴木がフロントネックロックに切り返す。
　それでも真壁は鈴木をブレーンバスターで投げつけるが、鈴木もすぐにランニングローキックで巻き返した。
　BUSHI対タイチの場面。BUSHIがエプロンへ飛び出し、トップロープを支点にしたダブルキック。さらに、コーナー最上段からヘッドシザースホイップを決める。そしてBUSHIは、開脚式ドロップキックでタイチとTAKAを同時に吹き飛ばし、脚からタイチに飛びついてフェースクラッシャー。
　続いてBUSHIはロープへ走るが、鈴木が飛び込んでスリーパーホールド。これでBUSHI対アーチャーとなり、鈴木軍がトレイン攻撃を開始。だが、BUSHIがタイチの攻撃をかわし、TAKAにドロップキック。さらにKUSHIDAがタイチにスワンダイブチョップを見舞い、今度は真壁組のトレイン攻撃となる。
　その後、BUSHIはコーナー最上段からフライングボディアタックを繰り出すが、アーチャーが軽々と受け止める。そして、チョークスラムの体勢に入ったものの、BUSHIが脱出してショートレンジドロップキック。
　続いてBUSHIはロープへ走るが、アーチャーがのど輪で捕まえ、今度こそチョークスラム。そして、乱入した真壁と永田を両腕ラリアットで蹴散らすと、ブラックアウトで豪快に叩きつけ、BUSHIを倒した。

COMMENT

鈴木「フン！クズが4人集まって、なにやってんだよ?! オイ、クズども！俺からオマエたちに言えるのは、『クズはどれだけ山積みにしたって、クズ』ってことだ。山になんかなりゃしねぇんだよ！日本人は間違ってんだよ。『塵も積もれば山となる』、アイツらいくら積んでも、山にはなんねぇんだよ。なぁ、どんな弱い生物でも、まぐれで、蚊とか俺のこと刺せるじゃねぇか。な、あんなに弱くても、パチンとやったら潰れちまう。それで、1回俺の血吸ったくらいでよ、勝った気でいるんじゃねぇぞ、真壁。それから永田？もうすぐ引退すんだろ、アレ？東金でな？アレ、引退興行だろ？だから、引退にな、華添えてやるよ。テメーのよ、ボロボロの身体とよ、ボロボロの会場とよ、ボロボロの東金をよ、テメーにプレゼントしてやるよ！」

アーチャー「言っておく。俺たちはこれ以上負けない！俺はランス・アーチャー。アメリカン・サイコ。恐れられるべき存在だ。スズキグン！イチバン！」

※タイチ、TAKAはノーコメント

※真壁、永田、KUSHIDA、BUSHIはノーコメント