NJPW 40th anniversary Tour KIZUNA ROAD
- 日時
- 2012年7月10日(火) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 宮城・若柳総合体育館(アスパルわかやなぎ)
- 観衆
- 700人
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第6試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
棚橋対田中で試合がスタート。棚橋が串刺し攻撃をカウンターバックエルボーで迎撃し、コーナー2段目に飛び乗ってフライングボディアタックを食らわせた。
内藤対中邑の場面。中邑の突進を内藤がジャンプでかわし、ドロップキックをお見舞い。そこからトンガ対高橋となり、トンガが前後の連続リープフロッグから空手チョップ。
トンガの攻勢は続き、串刺しジャンピングボディアタック、カウンタードロップキック。しかし、ロープに走ったところを、田中が場外から竹刀攻撃で妨害。これでトンガは場外戦に引き込まれ、完全に動きがストップしてしまう。
ここから長時間の劣勢を強いられたトンガだったが、ドロップキックで中邑に逆襲。さらに、田中とYOSHI-HASHIの合体攻撃をジャンプでかわし、開脚式ドロップキックで同時に吹き飛ばす。そして、コーナー最上段に飛び乗ると、トルニージョで中邑に追撃。ようやく脱出に成功した。
後藤対中邑の場面。高橋が乱入し、後藤を羽交い絞めにするが、中邑のランニングフロントハイキックがよけられて誤爆。すると後藤は、中邑に追走式ラリアット、串刺しニールキック、バックドロップで追撃。
しかし中邑は、フェイントからの後ろ回し蹴りで後藤の追撃を断ち、ボマイェを発射。だが、後藤がかわして串刺しラリアットで反撃。そして、コーナー最上段にのぼるも、中邑が頭部へハイキックを見舞い、そのボディへランニングニーアタックを浴びせる。
続いて中邑はボマイェを放つが、内藤が飛び込んで妨害し、ジャンピングエルボーアタック。その内藤を高橋がフィッシャーマンバスターで叩きつけるが、後藤がラリアットで場外に追いやる。その後、後藤と中邑のラリアットが相打ちになり、そこから中邑がかかと落としを食らわせた。
棚橋対田中の場面。棚橋がエルボー&太陽ブロー連射、フライングフォーアーム。これに田中が串刺しラリアットで逆襲すると、棚橋はカウンター低空ドロップキック、テキサスクローバーホールドに繋げる。
続いて棚橋はコーナー最上段にのぼるが、田中が追いかけて雪崩式ブレーンバスターで逆襲。そして、スライディングラリアットをヒットさせるも、2発目を棚橋がかわし、グラウンドドラゴンスクリューでお返し。
棚橋対YOSHI-HASHIの場面。YOSHI-HASHIがエルボー連射、ラリアット、チャクラム。さらに、田中と高橋のアシストを受け、合体パワーボムで追撃する。
そしてYOSHI-HASHIは、ネックブリーカーで棚橋を叩きつけ、コーナー最上段からスワントーンボム。ところが、棚橋がかわし、スリングブレイドで逆転。そこからハイフライフローをさく裂させ、勝負を決めた。
試合後、棚橋と田中、後藤と中邑が番外戦を開始。しかし、それ以上の混乱にはならず、リング上には棚橋組の4人が残った。
その後、「棚橋」コールを受けて棚橋がマイクアピールを開始。「新日本プロレスが!! 宮城に帰って来たぜーー!!」と絶叫すると、「そして、ベルト持って来たぜ。山形、このベルトを懸けて田中とタイトルマッチやるけど、必ず防衛して、『G1 CLIMAX』で次はこのベルトを、仙台に持って行くぜー!!」とファンに約束した。
さらに棚橋は、ファンの要望に応える形で3回のエアギターを披露。2回目の演奏でギターを壊し、3回目の演奏はリングサイドのファンから受け取ったギターで行なった。
そして棚橋は、再びマイクを握り、「今日は皆さん最後まで、本当に! ありがとうございました! また笑顔で会いましょう!」と改めてファンに挨拶。最後はもちろん「愛してまーす!」の叫びで栗原大会を締めくくった。