6月16日大阪でシングル対戦する真壁と鈴木が登場。その脇を固めるのは、『BEST OF THE SUPER Jr.XIX』に出場したJr.戦士たち。
　
　真壁と鈴木が先発し、いきなり激しいチョップ合戦を繰り広げる。そこから鈴木がヘッドバットを連射して行くと、真壁はショルダータックルでやり返した。
　その後、鈴木軍がタイガーを捕獲し、ラフを交えた集中攻撃でいいようにいたぶり続ける。タイガーも反撃に出るものの、多勢に無勢でなかなか戦況は覆らない。
　その後、ようやく脱出したタイガーが真壁と替わり、鈴木とマッチアップ。真壁が、パワースラム、串刺しラリアット、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールドと畳み掛ける。
　対する鈴木は、カウンターフロントハイキックで反撃し、ローキック連射、ランニングローキック、エルボー連打、張り手。すると、真壁は左のラリアットからロープへ走るが、鈴木がカウンタードロップキックで迎撃した。
　ライガー対タイチの場面。タイチがライガーを突き飛ばし、マーティー浅見レフェリーと激突させる。ここで鈴木軍は3方向から時間差でライガーにキックをお見舞い。
　すると、タイチがパイプイスを持ち出してライガーを殴り、ライガーのマスクの角3本とつけ毛をむしり取ってしまう。
　ここでタイチはショートタイツ姿に変身し、ロープへ走る。しかし、ライガーが風車式バックブリーカーで逆襲し、乱入したTAKAにはカウンター掌底をお見舞い。そして、タイチに串刺し掌底で追い討ちをかけ、サンダーライガーボムの体勢に入るが、TAKAがハイキックで妨害。
　ここで鈴木が、ライガーにゴッチ式パイルドライバー、TAKAがタイガーにみちのくドライバーII。さらに、タイチがライガーのマスクを引き裂き、素顔を半分さらしてしまう。そして、タイチ式外道クラッチで3カウントを強奪した。
　
　試合後、タイチがマイクアピールを開始。「オイ、よく聞け、クソども！ タイガー！ ライガー！ いや、特にヅライガー、テメーだ！ テメー、いったい何年やってんだ!? 今年で何歳になった!?  あ!? もうオメーみたいなジジイの時代は終わったんだよ。Jr.タッグはな、俺と吉田（TAKA）のモンなんだよ。次、もしまたJr.タッグのことを口にしたら、こんなもんじゃ済まねぇぞ」と、ライガーとタイガーを激しく挑発した。
　さらにタイチは「次は！ テメーのそのマスクの下の秘密を……」と言いかけるが、タイガーの接近を察知して脱兎のごとく逃走。だが、ライガーのダメージは深刻で、タイガーと共に無言で退場した。

鈴木「オイ真壁！テメーは一体誰とケンカしてるつもりだ？オイ、俺は鈴木みのるだぞ。なめんじゃねぇよ。真壁、及び新日本！いいか、大阪で俺が真壁の首獲ったら、7月1日40周年記念大会、メインイベントに俺によこせ。な？そうだろ？感謝してほしいくらいだ。新日本も全日本も。テメーらの歴史の中に、俺が入ってんだろ？消したい過去かもしんないけどよ。オマエら得意の政治力じゃなくよ、俺は力でもぎ取ってやるからよ。そこの席空けとけ。誰でもねぇぞ。何言ってるか、わかるよな？IWGP挑戦だ。そこで獲ったら、その前ハゲが2人やるんだろ？3つ懸けて。勝った方と、その場で決定戦だ。統一戦だ。やってやろう（と言って控室へ）」
タイチ「ヨシダ！」
TAKA「マキ！」
タイチ「オイ、オマエ、デカくなったな！」
TAKA「（ライガーのマスクの取れた耳の部分をコスチュームにはさんで）興奮しすぎてはみ出しちゃったよオイ！」
タイチ「つい興奮しちゃって、こんなんなっちゃったよ」
TAKA「オイ、マキ！知らない間に強くなっちゃったな」
タイチ「ずっと連勝だよ、負けなしだよ。どうするよ？ヅライガー」
TAKA「俺達が無条件にチャンピオンになるところをよ、コイツらが邪魔してるんだろ？俺達は十分実績もあるしよ、見ろよ、今日の戦利品を！十分だろ？あんなジジイにベルトの権利与えてたって、しょうがねぇだろ。俺達“フレッシュ”なチームによ、TAKAみちのく、タイチ、略して『ヨシダマキ』によ、ベルトすんなりよこせよ。俺達がピカピカに磨いて、輝かせてやるからよ！1回も防衛戦なんかやらねぇぞ！その代わりメチャメチャ磨いてやるよ！無条件に俺達がチャンピオンだ！新・IWGPジュニアタッグチャンピオン、タイチ、TAKAみちのく、略して『ヨシダマキ』だ！よく覚えておけよ！」
タイチ「ヅライガー、どうだ思い知ったか。次はよ、テメーの汚ねぇ、不細工な、ジジイのツラをさらけ出すじゃ済まねぇぞ。今日は最後の情けをかけてやったんだ。テメーの、そのいつも必死に隠す頭皮、何が秘密があるんだろ？そんだけ必死に隠すには、何かあるんだろ。またよ、次、『ジュニアタッグが欲しい』だ、『やらせろ』だ言ったらよ、次はねぇぞ。全部取ってやる。忠告だ。警告だ。俺とヨシダからの最後警告だ。これ以上痛い目合いたくなかったら、もう引いとけ。そして引退しろ。邪魔くせぇ」
TAKA「マキ怒らせると大変なことになるぞ。獣神サンダー・マキになるぞ！ハハハ！新チャンピオン、ヨシダマキだ！」
タイチ「ハハハ！わかったか。大阪でよこせよ」
TAKA「したっ！」
　
タイガー「ふざけんな!! コノヤ……」
ライガー「タイチィイイイイイ！タイチィイイイ！なんなんだあのクソガキ！あああ？オイ！このままですむと思うなよ!! オイ！いますぐ連れてこい！これが試合か？これが試合なのか？さわるなぁあああ！」
※ライガーはキレまくっって、控室へ
タイガー「当然だよ！タイチ！TAKA! おまえら来い！IWGPJr.タッグ来い！同じ目に遭うんだぞ！ふざけんなコノヤロー！」
真壁「オイ、鈴木！今度の大阪、テメーの存在を消し去ってやるからなよ！受け身のとれねー素人さんよ！片足？ちょうどいいハンデだ。くれてやるよ！子どものケンカだろ？やってやるよバカヤロー！」