NJPW 40th anniversary Tour BEST OF THE SUPER Jr. XIX 〜The door to the glory〜

日時: 2012年6月2日(土) 17:00開場　18:00開始
会場: 京都・KBSホール
観衆: 1,200人（超満員札止め）

第3試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr.XIX」Aブロック公式戦

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　IWGP Jr.タッグ王座をめぐって抗争しているライガーとロメロが、『SUPER Jr.』公式リーグ戦で遭遇。
　
　ライガーが、ショルダースルーでロメロを場外へ追いやり、スライディングキック。さらに、エプロンで助走をつけてトペコンヒーロを敢行。
　ところが、ロメロが場外戦で逆転。ライガーのマスクに手をかけ、スリーパーホールド、連続串刺しラリアットなどで追い討ちをかける。
　しばらく劣勢の続いたライガーだったが、風車式バックブリーカーで逆襲し、サンダーライガーボム、串刺し掌底で追撃。そして、コーナー最上段からダイビングボディプレスを敢行するが、ロメロが両膝を立ててガード。その体勢から丸め込むものの、ライガーが間一髪で跳ね返す。
　ロメロの攻撃は続き、コーナーを駆け上がってスイングDDT。そして、「ライガー」コールの中、張り手2連発＆ローリングソバット、変型大外刈りで畳み掛ける。
　さらにロメロは、スライスブレッドに行くが、ライガーが回避して掌底を発射。これをロメロがかわして逆さ押さえ込みを繰り出すが、カウントは2。
　するとロメロは、ライガーにアッパーを叩き込み、ロープへダッシュ。しかし、ライガーがカウンター空中胴締め落としをさく裂させ、逆転勝利を掴んだ。
　
　試合後、ロメロが「俺が永遠にチャンピオンだ!! フォーーエバーー!!」などとマイクアピールし、ブーイングを浴びる。
　するとライガーもマイクを掴み、「オイ、ロッキー！このブーイングを聞いてみろ！いかにオマエが信用されてないか、わかるだろうが！」とやり返す。そして、「俺はタイガーマスクと組んで、必ず（IWGP Jr.タッグ）チャンピオンとして、この京都に戻って来ますんで、応援よろしくお願いします！」と、ファンに挨拶した。

COMMENT

ライガー「パワフルだな！パワフルの勝利だろ？こういうのが、俺はしてぇんだよ！ぶつかり合って、ぶつかり合って競い合って、ヤツだって勝とうとしてただろ？昨日の誰かさん（タイチ）とは大違いだよ。名前すら出したくない！この中で必ず勝ち上がっていきたい。俺は3敗してるんだ。後がない。ライガー自身の存在すら危ぶまれるよ。その中で俺は負けない。負けられない。あと何戦残ってるんだ？全て勝ちでいくよ。そうすりゃあ、決勝進出っていうのも、見えてくるだろうと。そんな先のことは考えないで、1戦1戦勝ち進んでいきます。それがライガーであるし、それがこのJr.のトーナメントの意義だ。だから総当たりなんだ。勝ち抜きじゃない。その意味を全選手、わかってこのリーグ戦に出場してほしいなと、常に考えてる。決勝の予約をしておきたいよ。できるもんなら」

ロッキー「獣神サンダー・ライガー！ジュウシン・オジサン・ライガー！オマエは俺をクイックで決めた。ワン・ツー・スリー。試合の初めにオマエのケツを蹴ってやる。そして俺は、デイビー・リチャーズか、他の誰でもいい、オマエとタイガーマスクを倒す。永遠に！もう一度IWGPジュニアタッグの選手権をやるんだ！俺のベルトを取り戻したいんだ！このトーナメントに勝って、ライガーと、タイガーマスクを殺す。そして俺が再びチャンピオンになるんだ！フォーエバー！エバー！」