NJPW 40th anniversary Tour NEW JAPAN LIVE 2012
- 日時
- 2012年5月6日(日) 15:00開場 16:00開始
- 会場
- 岡山・岡山県卸センター・オレンジホール
- 観衆
- 1,450人(超満員札止め)
MATCH REPORT
「この時間をお借りいたしまして、タグちゃんタイムを始めたいと思います」と挨拶するなど、流ちょうなMCぶりで場内を沸かせる。
そして田口は、9歳の男の子を回答者として選出。「簡単なクイズを出題します」と前置きしたにもかかわらず、「2の6乗はいくつでしょうか?」という難問を出して笑いを取る。だが、「おじさんは冗談が大好きなんです」などとフォローすると、「Apollo555は、後藤洋央紀選手と、プリンス・デヴィット選手と、あと1人は誰でしょうか?」と、改めて出題。
これに男の子が「田口選手です」と答えて見事に正解し、賞品の寄せ書きサイン色紙を獲得した。
続いて、尾崎仁彦リングアナウンサーに『BEST OF THE SUPER Jr.XIX』の意気込みを聞かれた田口は、「今年こそ優勝して、(IWGP Jr.ヘビー級王者)ロウ・キーに挑戦したいと思っています」と答え、ファンの大歓声を浴びた。
そして最後に田口は、「会場にお集まりの皆さん、大好きでーーす!」というどこかで聞いたようなフレーズで、クイズコーナーを締めくくった。
そこから始まった第4試合は、天山&小島が登場。5月3日福岡でIWGPタッグ王座を強奪して行った矢野&飯塚と6人タッグ戦で激突。
CHAOSが奇襲を仕掛け、乱闘で試合がスタート。そこから矢野と飯塚が鉢合わせ攻撃を狙うが、天山と小島が切り返して2人を衝突させる。さらに、ストロングマンが石井をリフトアップスラムで投げ捨て、場外の矢野と飯塚を押し潰した。
小島対矢野の場面。小島が、逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップ、エルボー連射、ローリングエルボーと一気にラッシュ。
ところが、矢野が後ろ髪を掴んで引き倒し、激しい場外戦が勃発。飯塚がイス攻撃で小島、天山、ストロングマンを次々と血祭りにあげ、試合の流れが一変する。
リングに戻された小島は、金具がむき出しになったコーナーへ何度も叩きつけられ、石井のブレーンバスター、飯塚のチョークなどで追い詰められる。しかし、石井にコジコジカッターで逆襲し、ようやくストロングマンとスイッチ。
そのストロングマンは、石井、飯塚、矢野を蹴散らし、合体ブレーンバスターを仕掛けた矢野と飯塚を反対に投げ飛ばす。そして、パワースラムで石井に追い討ちをかけると、野人ダンスラリアット、アルゼンチンバックブリーカーで追撃。さらには、ジャンピング両腕ラリアットで、矢野と飯塚を同時になぎ倒した。
天山対飯塚の場面。天山が、モンゴリアンチョップ連射、串刺しラリアット、カーフブランディング、ブレーンバスター、マウンテンボム、アナコンダバイスと、得意技を連発。続いて天山は、コーナー最上段へのぼろうとするが、矢野にイス攻撃で妨害され、リングへ転落。
それを見た小島が矢野に近づくと、飯塚が背後から急所を殴る。さらに飯塚は、アイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装備し、厳しくチェックするマーティー浅見レフェリーを突き飛ばす。そして、地獄突きを発射するものの、天山がかわしてショートレンジラリアットで逆襲。
すると、矢野が乱入して天山にイス攻撃。そして、小島にもイスをふりかざすが、小島がラリアットでイスごと吹き飛ばす。だが、収拾不可能と判断した浅見レフェリーが、飯塚の反則負けを宣告した。
しかし、試合が終わっても混乱は続き、天山と小島が飯塚にテンコジカッターをお見舞い。そして、天山が「オイ! 矢野、飯塚、オラ!! ふざけるのもいいかげんにせいよ、このタコ! オイ、ベルトや! 俺たちのベルト、持って来い、こっち、オラ! ふざけんなよ、アホ!!」とマイクアピール。飯塚にパイプイスを投げつけられても微動だにせず、臨戦態勢を取る。
さらに小島も「俺たちが世界で一番強いタッグチーム、天山・小島、略してテンコジだ、バカヤロー、オイ!!」とマイクで吼えた。