NJPW 40th anniversary Tour NEW JAPAN BRAVE 2012
- 日時
- 2012年4月28日(土) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 高知・高知サンピアセリーズ
- 観衆
- 700人(満員)
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第1試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
だが、田口がボディスラムをお返しし、アームホイップ、ドロップキックで追撃。そして、スイッチしたトンガは、ヘッドバット、3連続バックブリーカーで高橋に追い討ち。高橋は反撃することができず、赤コーナーに連れ込まれてしまう。
さらに田口が逆片エビ固めを極めると、高橋は必死の形相でロープへ逃れる。だが、替わったトンガが、ボディスラム、ジャンピングエルボードロップ、ヘッドバットで追撃。
苦しくなった高橋は、前方回転エビ固めでトンガに反撃。これをトンガが返してラリアットで逆襲するも、高橋がショルダースルーでトンガを投げ飛ばし、ようやく自軍コーナーへ帰還。
タッチを受けた井上は、トンガ、田口の順で串刺しジャンピングエルボーをお見舞い。さらに、水車落とし、スタガリンブローでトンガに追い討ちをかける。しかし、トンガがハンマースルーを切り返して井上をコーナーへぶつけ、間髪入れずに田口がエプロンから延髄斬り。トンガが、串刺しジャンピングボディアタック、バックフリップで追い討ちをかけた。
高橋対田口の場面。高橋が、ドロップキック2連発、ランニングエルボー、串刺しジャンピングエルボー、ランニングエルボー、ボディスラム、ミサイルキック、ドロップキックと畳み掛ける。そして、フィッシャーマンズスープレックスホールドを繰り出すものの、トンガがカット。
バックの取り合いを挟み、高橋はロープへダッシュ。しかし、田口がトラースキックで迎え撃ち、前落としで逆襲。さらにどどんを狙うも、高橋が前方回転エビ固めで切り返す。
これを返された高橋は、スクールボーイでなおも3カウントを狙う。しかし、クリアした田口が、突進して来た高橋に絡みつき、今度こそどどんをさく裂させた。
COMMENT
田口「(※トンガと握手して)どうだい? “タグ・トンガ”。いいチームだよ! でも、高橋、この前やって、今日やって。負けん気、勢い、よかったけど、もっともっと、もっと出さないと。何があるって言ったら、それしかないんだから。もっと出せ! 怒りを!」
井上「今日も高橋と組んで、前回組んだときよりも、コイツは成長していると思いますよ。まさか、どどんを切り返すと思わなかったし。随所にそういう成長が見えたけども、今日に関しては田口が『(BEST OF THE)SUPER Jr.』の優勝を目指しているっていう意気込みがまさって、ちょっと一枚か二枚、高橋を上回ったと思います。今日は負けたけど、俺は高橋のことを心配してない。今日の負けぐらいなんだ。コイツは必ず取り返すから、見てて下さい!」
高橋「負けたよ。今日、負けたけどさ、気持ちだけは絶対負けてないから。俺は誰よりも意地があるからさ。意地があるから、俺、こんな小さい体なのに、新日本のプロレスラーになれたんだよ。俺はどんなことにも耐えてきたんだよ。だったら、田口を越えることなんて、大したことじゃないんだよ! 俺がもっと頑張ればいいだけの話だよ。今日は全部、俺のせいで負けましたよ。でも、絶対、田口から勝ちますから」