NJPW 40th anniversary Tour NEW JAPAN BRAVE 2012

日時: 2012年4月27日(金) 17:30開場　18:30開始
会場: 徳島・北島北公園総合体育館(サンフラワードーム)
観衆: 700人

第3試合 20分1本勝負

キャプテン・ニュージャパン
邪道

小島聡
飯塚高史

境界線

11分54秒　ダイビングヘッドバット→片エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　5月3日福岡のIWGPタッグ戦を前に、王者・天山＆小島と挑戦者・矢野＆飯塚が前哨戦で対決。
　
　大荒れで入場した飯塚は、尾崎仁彦リングアナウンサーを暴行。そして、飯塚組の奇襲攻撃で試合が始まるが、天山と小島がすぐに巻き返し、飯塚にヘッドドロップ＆エルボードロップの連携攻撃。さらに天山が、モンゴリアンチョップ連射、カウンターショルダータックルで追撃した。
　キャプテン対邪道の場面。邪道が逆水平チョップをヒットさせるたびに「Woooo！」と叫ぶ。しかし、キャプテンがジャンピングボディアタック、ショートレンジドロップキックで逆襲し、「どうだ！」と勝ち誇る。さらに邪道は、キャプテンのパンチと天山のモンゴリアンチョップを連続で食らい、タッチを求めたままの姿勢でダウンしてしまった。
　ところが、飯塚が背後からキャプテンに襲い掛かって形勢逆転。場外戦が得意な矢野組が一気に流れを引き戻す。
　リングに戻り、矢野組はキャプテンへ集中攻撃を開始。金具がむき出しのコーナーへ何度も叩きつけ、矢野が木づち攻撃、飯塚がチョーク攻撃、顔面攻撃で追い討ち。
　しかしキャプテンは、ジャンピングショルダータックルで矢野に逆襲。ようやく出番となった小島は、矢野に対して逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー！」からのダイビングエルボードロップとラッシュをかける。
　すると矢野は、小島の後ろ髪を掴んで引き倒し、YTRアピールをファンと大合唱。しかし、小島がエルボー連打、ローリングエルボーでやり返し、矢野のラリアットを腕へのラリアットで迎撃。そして、コジコジカッターを見舞った。
　天山対矢野の場面。天山がニールキック、モンゴリアンチョップ連射。しかし、控えの飯塚がロープワークを妨害し、矢野組がトレイン攻撃を敢行。そこから邪道がクロスフェースオブJADOを極めるが、天山はロープへ逃れる。
　すると邪道は、ビューティフルスパイクで天山を叩きつけ、マーティー浅見レフェリーの注意を反らす。そこへアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装備した飯塚が忍び寄り、天山めがけて地獄突きを発射。
　しかし、天山がかわし、その直後にキャプテンのドロップキックが命中。それでも邪道はロープへ走るが、小島が飛び込んで天山とテンコジカッターを敢行。そして、小島が邪道を押さえつける中、天山がダイビングヘッドバットでトドメを刺した。

COMMENT

キャプテン「私は、平和を守るんだ！矢野、飯塚、邪道、君たちは絶対に滅びるからな！何度来ても、この私が倒してみせる！」
天山「オッケー、キャプテン！グッド！（と言って握手）」
キャプテン「ありがとう！」
小島「キャプテン」
天山「テンコジ、俺ら、いろんなパートナーが来たけど、今日はキャプテンで、心強かったよ。これからも世界の平和、アイツら邪悪な連中と闘って、潰していこうやないかい」
キャプテン「よろしく頼む！ありがとう！（と言って控室へ）」
小島「まさか、まさか“キャプテン・デカ”が一番頼りになると思わなかった。ある意味、ショックだ！ありがとうございました」
天山「『レスリングどんたく』まで、待ったなしやと思ってるから。だんだんペース上げていかないと。オレらも、テンコジ警察、ビシッといこうと思ってるし、ガッチリガッチリ、毎日毎日、アイツらベルトどこに隠したか知らんけど、福岡に持ってこんかったらどないなるか、わかってるやろな？キッチリ落し前つけてやるから。逃げも隠れもすんなって！ベルトを堂々と持って来いって！俺達の大事なベルトをな！わかったかって」

矢野「テメーらみてぇなバカにな！天山！小島！略して“バカども”！テメーらなんかに俺の謎がな、一生解けねぇ、バカヤロー！オマエらの元にベルトは来ねぇよ！バーカ！なんでかってな、最初から俺様のものだ、バカタレ！」
※飯塚、邪道はノーコメント