NJPW 40th anniversary Tour NEW JAPAN BRAVE 2012

日時: 2012年4月27日(金) 17:30開場　18:30開始
会場: 徳島・北島北公園総合体育館(サンフラワードーム)
観衆: 700人

第1試合 20分1本勝負

渡辺高章
タマ・トンガ

井上亘
KUSHIDA

境界線

09分53秒　9469

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　渡辺と井上が、トンガへダブルショルダータックル。そして、渡辺が攻め込んで行くものの、トンガが受け切ってボディスラムで逆襲。そこへジャンピングエルボードロップを落とす。
　渡辺対KUSHIDAとなり、KUSHIDAが強烈な逆水平チョップを連射。その流れを受け、トンガがバックブリーカー2連発、ヘッドバットなどで攻め込む。しかし、渡辺がドロップキックで逆襲し、井上が登場。
　井上は、串刺しジャンピングバックエルボー、水車落とし、スタガリンブローでトンガに追撃。そして、乱入したKUSHIDAを蹴散らすものの、トンガが串刺し攻撃をかわし、串刺しジャンピングボディアタックで逆襲。
　KUSHIDA対渡辺の場面。渡辺がカウンターエルボーで先制し、串刺しドロップキック、変型ダブルアームスープレックス、逆エビ固めと畳み掛ける。
　たまらず井上が乱入すると、トンガがコーナー最上段に飛び乗り、トルニージョをお見舞い。そして、KUSHIDAとトンガはトレイン攻撃に行くが、渡辺が脱出。しかし、KUSHIDAとトンガはリープフロッグで渡辺の突進をかわし、トンガが空手チョップを食らわせる。
　KUSHIDAの攻勢は続き、その場飛びムーンサルトプレスからフォール。これを返されると、バズソーキックを発射するが、渡辺がかわして首固めでフォール勝ちを狙う。
　しかし、返したKUSHIDAが、カウンターエルボー、延髄斬り。そして、9469で絞め上げ、ギブアップを奪った。

COMMENT

KUSHIDA「俺が海外で学んだことは、英語が通じないくらいが、言葉が理解出来ないぐらいが、その他の感覚が冴え渡るんだよね。今日、日本人より、コミュニケーション、もしかしたら取れたかもしれない。俺には合ってるかもしれない。サンキュー、タマ・トンガ！」
トンガ「グレイト！みんなも見た通り、クッシーとトンガはお互いに分かってる。だから負けてない。俺達はどんなことでもオッケー、なんでもやれる。誰にでも挑戦していける」
　
井上「この前の高橋もそう、今日の渡辺もそう。上に噛み付いていく気持ち、出てんじゃないの？だからお客さんも。『渡辺！渡辺がんばれ！』ってコールを送ってくれるんだと思うよ。渡辺、オマエ、いけるよ！いけるよ！ちゃんと自分の力で、上がっていってくれ！」
渡辺「俺は、KUSHIDAとタマ、気持ちは絶対負けてないと思うから。これから上に行くためにも、アイツら抜かすためにも、気持ちは絶対負けないから！あとは、これから自分の力でのし上がっていくだけだよ！見とけ！」