NEVER．9 〜ROAD TO THE SUPER Jr．2DAYS TOURNAMENT 1st．〜

日時: 2012年4月13日(金) FC先行18:20／一般18:30開場　19:00開始
会場: 東京・新木場1st RING
観衆: 250人（満員）

第3試合無制限1本勝負
「ROAD TO THE SUPER Jr. 2DAYS TOURNAMENT」1回戦

高橋広夢
ヒロ・トウナイ（K-DOJO）

境界線

07分48秒　腕折り固め

※ヒロ・トウナイ選手の準決勝戦進出が決定。

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　『SUPER Jr.』出場に執念を燃やす高橋が、K-DOJO所属で『NEVER』初登場のトウナイと激突。
　
　エルボー合戦から高橋がショートレンジドロップキック。しかし、トウナイが高橋の腕と脚を絡めてセカンドロープへ固定し、肘にドロップキックを見舞う。
　ここからトウナイの徹底した腕攻撃が始まり、ニードロップ、キック、ストンピング、アームロック、脇固めなどで攻め立てる。
　劣勢の高橋は、ハンマースルーを踏ん張って耐え、張り手一閃。そして、ランニングエルボー、串刺しジャンピングエルボー、カウンタードロップキック、ミサイルキックに繋げる。
　続いて高橋は、フィッシャーマンズスープレックスを狙うが、トウナイが脇固めに切り返す。これは高橋が回避したものの、トウナイはカニばさみから低空ドロップキック。
　それでも高橋は、エルボーからフォールに行くが、トウナイが返す。そこから激しい張り手合戦となり、トウナイが強烈な一撃をお見舞い。そして、ゼロ戦キックから腕ひしぎ逆十字固めを極め、腕固めへ移行。
　これを高橋がロープへ逃れようとすると、トウナイはポジションを変え、再び腕ひしぎ逆十字固めに移行。それでも高橋が抵抗すると、さらに腕固めに移行し、ギブアップを奪った。
　
　試合後、トウナイの挑発に怒って高橋が張り手。たちまち乱闘になるが、セコンドたちが制止した。

COMMENT

ヒロ「とりあえず、1回戦を突破して、明後日が準決勝、そして決勝戦だ。KAIENTAI DOJOの人間だけど、俺は昔からプロレスを観ていた頃から、新日本プロレスの『SUPER Jr.』、憧れを持っていたよ。KAIENTAIにいながらも、一つ……ブラウン管の向こうの話だと思っていたよ。それに出れるチャンスが、いまここにめぐってきた。今日やった高橋広夢選手。べつに新日本プロレスvs KAIENTAIとかじゃなくて、俺からしたら、KAIENTAIだから勝ちたいとかじゃなく、俺個人として、俺個人として、高橋広夢に勝って、トーナメント優勝して、俺は『SUPER Jr.』に出たい。俺の中では、KAIENTAIの選手との試合だろうが、その選手をぶっ潰して、優勝して『SUPER Jr.』に出る。今日は、俺が勝った。いろんな積んできた実績、向こうは新日本の中で、出たいと憧れて、俺は外から出たいと憧れていた。その2人がぶつかって、今日は俺が勝った。だから、あさっては円華が上がってこようが、梶が上がってこようが、俺が潰す。そして、決勝で勝って、俺が『SUPER Jr.』に出ます！」
　
高橋「アーッ！クソ！情けねぇよ！こんなただの予選で、わけわかんない相手に、俺は獲られたのかよ！クソ！スゲー悔しい！バカみてぇだよ！俺はどんだけ散々新日本の試合後に、バカみたいに大きい口叩いて、『Super Jr.』出るだ、予選なんて見てない、予選なんて余裕だ、全部俺の言ったこと、いま思ったら、バカみたいだよ。俺、ただの嘘つきだよ。応援してくれるファンの人にホント申し訳ないよ！地方地方で言われたよ、『絶対出てください！』って。でも結果、これだよ！…俺、絶対諦めないから。何年かかってもいいよ。俺のこと、弱いと思ってくれてかまわない。実際に弱いんだよ。俺は弱いよ、弱いけど、新日本支えるのは将来的に絶対、俺だから！これは嘘じゃねぇよ。その想いは本当にあるんだよ。俺が新日本プロレスの必ず、必ず頂点に立たすから。全スポーツ、全格闘技界の中で頂点に立たせるから。だからもう、ホント悔しいよ。何を言っても、負けは負けだから。俺が『BEST OF THE SUPER Jr.』出ないの、もう決まったから。なにもないッス」