NJPW 40th anniversary Tour NEW JAPAN CUP 2012

日時: 2012年4月5日(木) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 2,005人（超満員札止め）

第5試合無制限1本勝負
「NEW JAPAN CUP」2回戦

後藤洋央紀
ラ・ソンブラ

境界線

09分51秒　昇天・改→片エビ固め

※後藤がNJC準決勝戦に進出。

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　2006年から2007年のCMLL遠征で急成長を遂げた後藤が、CMLLのトップであるソンブラと『NJC』2回戦で激突。
　
　握手で試合がスタート。ソンブラがヘッドロックからショルダータックル。これを後藤が受け止め、反対にショルダータックルで吹き飛ばす。
　しかしソンブラは、後藤を場外へ追いやり、フェイントを入れてエプロンへ飛び出す。そして、そのまま走ってトペコンヒーロを食らわせた。
　リングに戻っても攻勢のソンブラだったが、後藤がスワンダイブミサイルキックを自爆させ、ローキック、ジャンピングエルボードロップ。さらに、逆片エビ固めで絞り上げ、ソンブラをロープエスケープさせる。
　後藤の攻撃は続き、ブレーンバスター、追走式バックエルボー、ミドルキック連射、串刺しニールキック、バックドロップ。そして、昇天の体勢に入るが、ソンブラが脱出。
　さらにソンブラは、追走式ラリアットも回避し、エプロンへ飛び出す。そして、スワンダイブ式フライングボディアタックを後藤に見舞う。
　劣勢の後藤は、突進して来たソンブラを担ぎ上げる。だが、ソンブラが首固めに切り返し、返されると脚から飛びついて前方回転エビ固めを繰り出す。
　チョップ合戦を挟み、後藤がエルボー連打で押し込む。するとソンブラは、前転からのショートレンジドロップキックで後藤を場外へ追いやり、コーナー最上段からムーンサルトアタックを敢行。
　リングに戻り、ソンブラがアラビアンプレスを繰り出すものの、後藤が両膝を立ててブロック。そして、走りこんでラリアットを叩き込むと、再び昇天の体勢に入る。だが、ソンブラがパケラ・タパティオに切り返す。
　これを後藤が返すと、ソンブラはフロントハイキック。しかし、後藤が顔面へのヘッドバット、ローリングラリアットで巻き返し、今度こそ昇天・改。これで勝負を決め、ベスト4一番乗りを決めた。

COMMENT

後藤「ヨーシ！こっからは、誰が来ても一緒だ！闘いに望む気持ち、あとは気力の勝負だ。誰が来てもいい。でも、インターコンチ王者として負けるわけにはいかない。前回と違うところはここだ。このベルトが俺を突き動かしているといっても過言ではないと思う。とにかく誰が来ても勝つ!!」
　
ソンブラ「今日はヒロオキ・ゴトウに負けてしまったが、ゴトウがオカダの（IWGPヘビー）ベルトを獲ったら、俺がもう一度鍛え直して、アイツに挑戦したい」