NJPW 40th anniversary Tour NEW JAPAN GLORY 2012
- 日時
- 2012年3月19日(月) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 福島・福島市国体記念体育館・サブアリーナ
- 観衆
- 1,100人(超満員札止め)
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第6試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
キャプテン対YOSHI-HASHIの場面。キャプテンがフライングボディアタックでYOSHI-HASHIをなぎ倒し、ジャイアントスイングで振り回す。これでキャプテン自身もフラフラになってしまうが、カウンター地獄突き、エクスプロイダーでYOSHI-HASHIに追撃する。
そして、キャプテンは両手を天にかざし、キャプテンチャージを開始するものの、オカダたちが背後から襲いかかって妨害。すかさずYOSHI-HASHIが串刺しラリアットで逆襲した。
これでキャプテンが孤立してしまい、田中の串刺しジャンピングエルボー、高橋のフロントハイキック、中邑のランニングニーアタック&ジャンピングニードロップ、オカダのドロップキックなどを浴び続ける。
さらに高橋が、ネックブリーカー、フィッシャーマンバスターでキャプテンに追撃。しかしキャプテンは、ジャンピングショルダータックルで逆襲し、ようやく後藤とのタッチが成立。
その後藤は、乱入したYOSHI-HASHIに串刺しニールキックを食らわせ、高橋にはバックドロップ、ジャーマンスープレックスホールド。だが、高橋がラリアットを相打ちに持ち込み、直後のジャンピングネックブリーカーも相打ちとなる。ここで中邑がリングに入り、キック連射、頭部への膝蹴り。しかし後藤は、追走式ラリアットで巻き返し、アンダーソンとスイッチ。
アンダーソンは、「シンスケ、ゴメンナサーイ!」と叫びつつ、セントーンで中邑に追い討ち。そして、乱入した田中をパワースラムで叩きつけると、中邑にはゼロ戦キックを見舞う。すると中邑がバックスピンキックで逆襲し、ボマイェを発射するが、アンダーソンがかわしてジャンピングフロントハイキックで反撃。
さらにアンダーソンに担がれた中邑だったが、その体勢から頭部に膝蹴りを見舞って脱出。そして、リバースパワースラムで逆襲すると、再びボマイェを発射する。しかし、アンダーソンが受け止め、スパインバスターでやり返した。
内藤対オカダの場面。内藤が低空ドロップキックで先制し、エプロンに飛び出して水面蹴り。さらに、膝へのミサイルキック、低空ドロップキックで追い討ちをかける。だが、オカダはフロントハイキックで流れを引き戻し、リバースネックブリーカーで反撃。そして、ダイビングエルボードロップからレインメーカーを狙うが、内藤がかわしてビクトル膝十字固めに切り返した。
棚橋対田中の場面。棚橋が、エルボー&太陽ブロー連射、フライングフォーアーム。さらに、オカダたちを次々に蹴散らすと、田中にはドラゴンスクリューで追い討ちをかける。すると田中は、カウンターラリアットで逆襲し、垂直落下式ブレーンバスター、スライディングラリアット。しかし、棚橋は2発目をかわし、スリングブレイドで反撃。ここで棚橋はコーナー最上段にのぼるが、高橋が脚にしがみついて攻撃を妨害。そして、田中が雪崩式ブレーンバスターで逆襲した。
棚橋対YOSHI-HASHIとなり、田中&高橋のトレイン攻撃から、YOSHI-HASHI&中邑&オカダが合体パワーボムを敢行。そしてYOSHI-HASHIが、チャクラム、ネックブリーカードロップで追撃し、コーナー最上段からスワントーンボムを繰り出す。
しかし、棚橋がかわして自爆させ、そこへ飛び込んだキャプテンが、カウンターカリビアンデスグリップでYOSHI-HASHIを押し倒す。そして、「棚橋君!」と叫ぶと、棚橋が今度こそハイフライフローをお見舞い。これでYOSHI-HASHIを沈めた。
試合後、棚橋がマイクを掴み、「福島に! 新日本プロレスが帰って来たぜーー!!」と絶叫。そして、「やっと帰って来れました。俺たち新日本プロレスは、皆さんがプロレスを見て笑顔になれる日まで、全力で闘って行きますんで。これからもよろしくお願いします! ありがとうございました!」とファンに挨拶した。
さらに棚橋は、ファンの大声援に応え、合計3回のエアギターを敢行。すると、大きな「棚橋・最高」コールが起こり、棚橋は「ありがとう! 福島の皆さん、本当にありがとうございました! 必ずまた福島に帰って来ます。皆さんも元気な笑顔を見せて下さい!」と、改めてファンに挨拶。そして、「福島の皆さーーん!! 愛してまーーす!!」の叫びで、大盛況のシリーズを締めくくった。
COMMENT
内藤「今シリーズ、各会場、前半戦も凄かったし、中盤戦も盛り上がったし、でも、この東北3県スゲー盛り上がって、俺たちレスラーもいつも以上のファイトが出来たなって。これがプロレスの一番、理想系。この熱を、もっと全国に拡げたいし、次、(3/25)沖縄、今日以上の盛り上がり、俺がこの熱を全国に届けたい。そのためにも俺はチャンピオンとして、熱を届けたい。『NEW JAPAN CUP』、そして(5/3)福岡、オカダ待っとけよ! オマエの前に立つのは、俺だからな!」
棚橋「プロレスを観て、楽しんでもらって、本当に俺たちプロレスラー、プロレスやっててよかったなって思うし。そういう中でも、本当にやりがいを見つけて、次、『NEW JAPAN CUP』に繋いで、この皆さんとプロレスラーの相乗効果、特にこのシリーズ、ホント、全部感じられたから。最後、福島で締めれて、一番いい状態で『NEW JAPAN CUP』に行くから。優勝して、最短で(IWGPヘビー級)ベルト取り戻して、またここ福島にチャンピオンとして帰ってきます! 完璧!」
田中「(棚橋との対戦について)オラ! こっちはいつでもいいぞ、オマエ! (試合を)組むんだったら、チャッチャと組め! こっちはいつも準備万端や! いつ組まれてもええように、整えとんねん! はよ決めろ、コラ!」
外道「今シリーズな、レインメーカーがチャンピオンになってよ、カネの雨が降りっぱなしだ、オイ! レインメーカーがチャンピオンでいる限り、カネの雨が止まんねぇぞ!」