NJPW 40th anniversary Tour NEW JAPAN GLORY 2012
- 日時
- 2012年3月18日(日) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 岩手・岩手県営体育館
- 観衆
- 1,800人
MATCH REPORT
自ら7歳の女の子を回答者に選び、クイズに正解した賞品として寄せ書きサイン入りTシャツ(キャプテン&棚橋&天山&小島&後藤&アンダーソン&KUSHIDA)をプレゼントした。
そしてキャプテンは、「これから私の友達の天山君と小島君が、タイトルマッチをする。みんな、応援よろしく頼む!」とファンに挨拶した。
そこから始まった第4試合は、新日本プロレス連合軍vs鈴木軍の6人タッグマッチ。4月1日から開幕する『NEW JAPAN CUP 2012』の前哨戦でもある。
井上対タイチの場面。タイチが「正々堂々と力比べで勝負しようぜ!」などと言いつつ、不意打ちを食らわせる。すると井上は、ショルダータックル、ボディスラムで報復した。
真壁対鈴木の場面。激しいチョップ合戦となり、鈴木が連打で押し込む。しかし、真壁が踏ん張って巻き返し、串刺しラリアットを2連発でお見舞い。すると、TAKAがパイプイスを持ち出してエプロンへのぼるが、真壁がパンチでイスごと吹き飛ばした。
ところが、今度はタイチが場外からのイス攻撃で真壁のロープワークを妨害。これで真壁は場外戦に引き込まれ、タイチとTAKAにいたぶられる。一方、リング上では永田と鈴木が番外戦を開始。鈴木がスリーパーホールドで永田をグロッキー状態にしてしまう。
これで鈴木軍が真壁の捕獲に成功。そのまま逃がすことなく、代わる代わるの攻撃で徹底的に痛めつけて行く。
なおもタイチのキックを浴びた真壁だったが、パワースラムで逆襲。そして、替わった鈴木には左のラリアットを見舞い、ようやく永田とのタッチが成立する。その永田は、鈴木をフロントハイキック、タイチをキチンシンク、TAKAをフロントスープレックスで次々と蹴散らし、鈴木にはミドルキック連射で追い討ち。
しかし、鈴木も負けじと反撃に転じ、ランニングローキック2連発&フェイント式ローキック。そこからスリーパーホールドに行くが、永田が回避してエルボー合戦が勃発。さらに、鈴木が張り手を放つと、永田はカウンターフロントハイキック、エクスプロイダーでやり返した。
井上対TAKAの場面。井上がTAKAとタイチの合体攻撃をかわし、タイチに風車式バックブリーカー、TAKAには水車落とし、スタガリンブローで報復。そして、ジャーマンスープレックスを繰り出すも、TAKAがバク宙で着地してジャンピングニールキックで逆襲。しかし、井上もすぐにエルボーで巻き返した。
真壁対TAKAの場面。真壁がロープへ走ると、鈴木が乱入してスリーパーホールドで捕獲。そこから鈴木軍のトレイン攻撃となり、タイチの串刺しジャンピングハイキック、TAKAの串刺しジャンピングニー、タイチとTAKAの合体ブレーンバスター、鈴木のランニングローキック、TAKAのランニングニーアタックが連続で真壁に決まる。
さらに、TAKAがスーパーKを叩き込んでフォールに行くが、井上がカット。すると、鈴木が乱入してゴッチ式パイルドライバーを狙うも、永田がミドルキックで妨害する。その直後、真壁がショートレンジラリアットで鈴木を排除。
続いて真壁は、TAKAにラリアットを見舞い、パワーボムの体勢に入る。これをタイチが妨害するも、井上がスピアーで蹴散らす。これで真壁が改めてTAKAをパワーボムで叩きつけ、最後はキングコングニードロップでトドメを刺した。
試合後、なおも鈴木が永田を暴行するが、真壁が救出に入る。すると鈴木は、腹いせに渡辺を血祭りにあげた。
しかし永田は、取り残されたタイチを捕まえ、膝蹴りでお仕置きした。
COMMENT
永田「性格の悪い男! スカしやがって! スカしまくりか? 臭ぇヤローだな! スカしてスカして、臭ぇファイトしやがって、アイツは“すかしっ屁”だよ、ホント! 歯ごたえも手応えも何にもない“すかしっ屁”だ、あのヤロー。臭ぇだけの男だ。なり下がったな、性格の悪い男。とことん蹴りまくって、とことんぶん投げて、毎日のように引きずり落として、叩きのめしてやる。『NEW JAPAN CUP』1回戦が、俺の今の腹の内を全て吐き出して、ぶちのめして、勝ち上がってやるよ。今年の“春男”も俺だ。『NEW JAPAN CUP』で優勝して、ベルト獲ったのは俺だけだ(2007年)。去年出来なかったことを今年やるよ。ゼア!(敬礼アピール)」
※井上はノーコメント
鈴木「さて、『NEW JAPAN CUP』。真壁、永田、俺のそばにいるらしいな。1回戦、永田。3分以内に終わらせてやる。真壁、じゃあテメーは2分以内だ。2人合わせて5分でやっつけてやるよ。俺は新たに用事ができそうなんだよ。新しい“用事”がよ! 生意気そうなよ、どうやら“カネの雨”降らせてくれるらしいからよ! ハハハ! ぶっ飛ばすぞ、調子にのってると」
※TAKA、タイチはノーコメント