NJPW 40th anniversary Tour NEW JAPAN GLORY 2012

日時: 2012年3月17日(土) 17:00開場　18:00開始
会場: 青森・青森産業会館
観衆: 1,600人（超満員札止め）

第6試合 30分1本勝負

タマ・トンガ
田中将斗

“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
中邑真輔

棚橋弘至
オカダ・カズチカ

境界線

18分25秒　レインメーカー→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　棚橋対オカダで試合が始まると、場内が「棚橋」コールに包まれる。そんな中、オカダがヘッドロックからのショルダータックルを連発。すると棚橋は、リープフロッグからのアームホイップで流れを変え、セカンドロープからのフライングボディアタックで追撃した。
　トンガ対田中の場面。トンガが持ち前のバネを発揮して攻め込むが、田中がカウンターバックエルボーで逆襲。そのまま場外戦となり、トンガの動きが完全にストップ。長時間のローンバトルを強いられる展開となる。
　さらに、中邑のミドルキック、飛び膝蹴りなどで苦しんだトンガだったが、コーナー最上段に飛び乗り、トルニージョで中邑に逆襲。ようやくアンダーソンとのタッチが成立する。
　そのアンダーソンは、中邑にエルボースマッシュ連射、セントーン。そして、乱入した田中をパワースラムで蹴散らすと、中邑にはゼロ戦キックで追い討ち。さらに、ボマイェをかわして中邑をコーナーへ激突させ、ジャンピングフロントハイキック、ランニングパワーボム。しかし中邑は、リバースパワースラムで逆襲した。
　棚橋対オカダの場面。棚橋がオカダにフライングフォーアーム、ドラゴンスクリュー、ボディスラム、ダイビングサンセットフリップ。そこから棚橋対田中となり、田中がカウンターラリアット、垂直落下式ブレーンバスター。そして、スライディングDからフォールに行くものの、返した棚橋が2発目をかわし、スリングブレイドで反撃。
　ここで棚橋はコーナー最上段にのぼり、ハイフライフローを狙う。ところが、オカダがエプロンからのドロップキックで妨害し、復活した田中がトップロープからのブレーンバスターで逆襲した。
　トンガ対オカダの場面。トンガが前後の連続リープフロッグでオカダを翻ろうし、空手チョップをお見舞い。そして、「ウォッ！ウォッ！ウォッ！」という独特の呼吸をファンと大合唱すると、「キャーホーー!!」とひときわ甲高い声をあげて串刺しボディスラムアタック。
　続いてトンガは、タマスペシャル（変型パワーボム）を狙うが、オカダが切り返してDDTで逆襲。そして、ツームストンパイルドライバーを狙うも、今度はトンガが切り返してタマスペシャルを成功させる。
　さらにトンガはヘッドシュリンカーの体勢に入るが、オカダが体勢を入れ替えてリバースネックブリーカーで反撃。そして、ボディスラム、ダイビングエルボードロップに繋ぎ、最後はレインメーカーでトンガを粉砕した。

COMMENT

田中「棚橋、オマエ！人の名前出すんだったら、ベルトを無くしてからちゃう！ベルトを巻いてる時に、人の名前出せって！ベルト獲られて、下がってる時に名前出されても、俺は全然嬉しくないんじゃ、オマエ！いまアイツが落ちてるんやったら、とことん落としたるから覚悟しとけ、オラ！失礼じゃ、ボケ！」

中邑「いいタコス、いや“オモチャ”、いい“遊び相手”見つかったねぇ〜。マシンガン！いいよ、もっと楽しませてくれ！」

外道「相手にならねぇな！独走だな、オマエ！チャンピオン、もっと追いついて来てくれないとな、困るんだけどな！チャンプ！」

オカダ「困ります。ホント、俺だけに頼らないで、みんなもっともっと、レベルアップして、俺のところまで来い！ただ、『NEW JAPAN CUP』を制したからって、俺と並べるわけじゃねぇぞ。まだまだ俺は強いんだからな。もっともっと、強くなってきてくれ。俺のところまで来てくれ」

外道「テメーらが追いついてこないと、カネの雨が止まっちまうからな！」

アンダーソン「2012年、俺はシングルプレーヤーとして世界一のレスラーになることを約束する。シンスケ・ナカムラのように、ナンバーワンになりたい。『NEW JAPAN CUP』はもうすぐだ。今年はマシンガンがチャンピオンになって、（5/3）福岡でオカダに挑戦する。アリガトウ」

棚橋「なんて新日本プロレスは恐ろしいところだと思う。チャンピオンをはじめ、いろんな才能のある選手が、いま新日本に集まっている。その中で、しっかり結果を出して、もう1度ベルトに俺は戻るって。ハードル高いけど、チャンピオンに『勉強しろ』って言われてるけど、俺は必ず、田中、中邑、オカダ、全員倒して、必ず俺はもう1回、時代を創るから」

※トンガはノーコメント