前日のIWGP Jr.ヘビー級選手権試合で激闘を繰り広げたデヴィットとリチャーズが、6人タッグマッチで再戦。
　
　田口対リチャーズの場面。リチャーズが、リープフロッグ＆ドロップダウンからドロップキックをお見舞い。しかし田口は、替わったロメロの前方回転エビ固めをすり抜け、低空ドロップキックで逆襲。さらに、デヴィットとの連携攻撃で、リチャーズとロメロを圧倒した。
　デヴィット対ロメロの場面。ロメロがトップロープとセカンドロープのあいだに急停止すると、デヴィットがドロップキックを発射。これでロメロを場外へ落とし、ロープへダッシュする。だが、場外からリチャーズが妨害し、場外戦が勃発。デヴィットは大ダメージを負い、完全に動きが止まってしまう。
　リチャーズの串刺しエルボー、ミサイルキック、ロメロの連続串刺しラリアット、石井のエルボー＆逆水平チョップ連射などで苦しんだデヴィットだったが、追走式串刺しドロップキックで石井に逆襲。
　ようやくタッチを受けた田口は、カウンタードロップキック、スリーアミーゴ、延髄斬りで石井に追撃。しかし石井は、強烈なラリアットで逆襲。
　KUSHIDA対リチャーズの場面。KUSHIDAが、スワンダイブチョップ、ランニングチョップ、その場飛びムーンサルトプレス。そして、ムーンサルトプレスを繰り出すと、リチャーズの回避行動を読んで安全に着地。だが、即座にリチャーズがローリングソバットを叩き込む。
　するとKUSHIDAは、ハンドスプリングエルボーを繰り出すが、リチャーズが受け止めてコントラクトキラーの体勢に入る。だが、エプロンから飛ぼうとしたロメロを、デヴィットがドロップキックで蹴散らす。
　だが、リチャーズがボディへのハイキックで逆襲し、仲間たちとトレイン攻撃を敢行。石井の串刺しラリアット、ロメロの串刺しラリアット、リチャーズに担がれたロメロの串刺しダブルニーが連続でさく裂。さらにリチャーズがラリアットで追い討ちをかける。
　続いてロメロが飛び膝蹴りを見舞うと、リチャーズがハイキックで追撃し、ジャーマンスープレックスホールド。しかし、これはデヴィットと田口がカットに入ったが、最後はリチャーズとロメロが今度こそコントラクトキラーをさく裂させ、勝利を収めた。
　
　試合後、石井が本部席へ行き、IWGP Jr.タッグベルトばかりか、デヴィットのIWGP ッJr.ヘビー級ベルトまでリチャーズに手渡す。
　それをデヴィットが奪い返すと、ロメロがマイクを握り「Apollo55、いつでもどこでもリターンマッチを受けてやるぞ！俺たちがチャンピオンだ！」と、デヴィット＆田口を挑発。そして、「 フォーーエバーー!! フォーーエバーー!! フォーーエバーー!!……」と何度も絶叫した。