NJPW 40th anniversary Tour NEW JAPAN GLORY 2012

日時: 2012年3月11日(日) 14:00開場　15:00開始
会場: 静岡・アクトシティ浜松
観衆: 2,600人（超満員札止め）

第2試合 20分1本勝負

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　ライガー対外道で試合開始。外道がサーフボードストレッチで先制すると、ライガーが腕力で切り返して反対に外道の両腕を極める。これで大「ライガー」コールが起きると、ライガーは敢えて自分から「外道」コールを扇動した。
　タイガー対邪道の場面。タイガーが619を叩き込むと、邪道はファイティングポーズを取りながら後退。そして、右手を差し出してタイガーに「待った」をかけると、後ろを向いた途端にダウンしてしまった。
　ライガー対邪道となり、ライガーがスライディングキックで邪道に追撃。そこからロープへ走るが、控えの外道がロープをずらして場外戦に引き込み、ライガーの動きが止まってしまう。
　しかしライガーは、外道のランニングエルボーを邪道に誤爆させ、外道に風車式バックブリーカーをお見舞い。スイッチしたタイガーは、コーナー最上段から邪道にフライングボディアタックを浴びせ、開脚式ドロップキックで邪道と外道を同時に吹き飛ばす。
　続いてタイガーは、邪道にハイキックを食らわせてタイガードライバーの体勢に入るが、外道が妨害。そして、邪道が河津落としで反撃し、外道のトラースキックからクロスフェースオブJADOを極める。しかし、ライガーが外道を振り切ってカットした。
　すると、邪道＆外道がトレイン攻撃を仕掛け、外道が串刺しバックエルボー、邪道が串刺しラリアット。そして、スーパーパワーボムを仕掛けるものの、ライガーが妨害して邪道に掌底。
　さらに、タイガーが外道にキチンシンクを食らわせ、ライガーが掌底とプランチャで追い討ち。それでも邪道はトーキック、パントキックで反撃するが、最後はタイガーが飛び付き回転十字架固めで3カウントを奪った。

COMMENT

ライガー「待たせるなぁ、いつまで待たせるんだ？今日の試合見ろ。邪道・外道じゃ相手にならないんだ。昨日今日とタイトルマッチ、ヘビー級、Jr.、簡単に組まれてるのに、なぜ俺たちの試合（IWGP Jr.タッグ選手権試合）は組まれないんだ？何回言ってるんだ？『タイトルマッチさせろよ』と。邪道・外道との試合見て、俺たちパーフェクトに勝ってるじゃないか。タイガーも思ってること、やってること一緒なんだよ。俺たちは『Jr.を活性化』とか、そんな古びたセリフは使わないよ。十分、活性化できてるじゃないか！昨日のデヴィット、リチャーズの試合だって、凄い試合した。そこに俺たちは割って入るんだ。俺たちはレジェンドだ、ベテランだって、アグラかいてるつもりはないんだ。だから『（タイトルマッチを）させろ』と言ってるんだ。なぜ、させない?! なぜだと思う？わからないんだよ。ワカラナーイ！ワカラナーイ！」

タイガー「開幕から邪道・外道と当たって、今日まで数少ないけどね。これで邪道・外道が僕とライガーさんとの挑戦を拒むと言うんだったら、決定戦やってもいいよ、邪道・外道と。タイトルに挑戦、彼らもしたいんじゃないかな？と思うんですけどね」
ライガー「そういう気持ちあると思う。だったら、簡単な話さ。邪道・外道、田口とデヴィット、この3チームで勝ち抜きをやったっていいんだよ。俺たちは優勝する自信があるんだよ。（自分の胸を叩いて）ここがあるんだよ。俺は前から言ってるだろう？レスラーはここだって。タイガーも俺も、ここがあるんだよ、いま。なぜさせないんだ、わかるか？わかるか？ワカラナーイ！」

外道「オイ、いいか、ライガー！タイガー！テメーらにはよ、NRCに挑戦させねぇぞ！邪道・外道が止めてやら！」
邪道「オイ！今の（カウントが）スリー入ってないだろう？完璧にコノヤロー！ 2.9……しょうがねぇか」