NJPW 40th anniversary Tour NEW JAPAN ISM 2012

日時: 2012年2月6日(月) 17:30開場　18:30開始
会場: 富山・高岡テクノドーム
観衆: 1,000人

第4試合 20分1本勝負

プリンス・デヴィット
ロッキー・ロメロ

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　2月12日大阪のIWGP Jr.タッグ選手権試合で激突するApollo55とロメロの前哨戦。
　
　先発したのはデヴィットとロメロ。素早いロープワークからロメロがドロップダウンするが、その動きを読んだデヴィットが低空ドロップキックを見舞った。さらにデヴィットは、田口との連携で邪道とロメロを圧倒。ファンの大歓声を浴びた。
　田口対邪道の場面。邪道が逆水平チョップを打ち込むたびに「Woooo！」と絶叫。対する田口は、逆水平チョップを打ち込むたびに腰をグラインドさせる。そして田口が、三角飛びミサイルキックと前転からの延髄斬りを邪道にお見舞い。邪道はファイティングポーズもむなしく、その体勢のままダウンしてしまった。
　タイガー対邪道の場面。タイガーが、邪道と外道の連携攻撃を回避し、同士討ちさせる。そして、開脚式ドロップキックで同時になぎ倒すと、邪道には619で追撃。そして、コーナー最上段にのぼるものの、控えのロメロが脚を掴んで攻撃を妨害。
　これでタイガーは場外戦に引き込まれて動きが止まってしまい、ロメロたちの標的にされてしまう。すると、控えのデヴィットが「キアイダー！」と日本語で積極的に声をかけるが、戦況は覆らない。
　その後も、ロメロの連続串刺しラリアットなどで苦しんだタイガーだったが、カウンターキチンシンク、風車式バックブリーカーでロメロに逆襲。ここでタッチを受けたデヴィットが、ロメロを踏み台にして外道に串刺しドロップキックをお見舞い。そして、ロメロにはラリアットで追撃する。
　さらにデヴィットは、ロメロのラリアットをかわして場外に落とし、ロープへダッシュ。これを妨害した邪道にロメロを激突させる。しかし、ロメロがカウンターマンハッタンドロップで逆襲し、串刺しラリアットで追撃。
　そこからロメロは2発目の串刺し攻撃を狙うが、デヴィットは追走式ドロップキックで反撃。しかし、続いてのダイビングフットスタンプをロメロがかわし、バックスピンキックでお返しした。
　田口対外道の場面。田口がドロップキックで先制すると、外道はサミングで反撃。しかし田口は、外道とロメロを同時に捕まえ、それぞれDDT、リバースDDTを食らわせる。
　すると、タイガーがハイキックで外道に追撃し、デヴィットと共に踏み台式串刺しドロップキックを見舞う。さらにタイガーとデヴィットは、2人同時のプランチャで邪道たちを分断。
　一方、リング上では、外道がどどんを回避してスクールボーイを連発。しかし、いずれも返した田口が、蹴り脚を取らせての延髄斬りで外道の動きを止め、どどんでトドメを刺した。

COMMENT

タイガー「ありがとうチャンピオン！（と言ってApollo55と握手）僕は今日捕まちゃったんだけどね、やっぱりデビットの『キアイダ！』ってあれで、『自分もやらなきゃ』って（思った）。さすがチャンピオンだから、テンション上げる術をよく知ってるし、さすが！あとは（IWGP）Jr.のタッグ、これをライガーさんと狙っていきたい。絶対、大阪ではウィン（勝利）！」
デヴィット「ハイ！ガンバリマショウ！」
田口「がんばります」
タイガー「気合だ！(と言い残して控室へ）」
デヴィット「NRC、Apollo55は毎日前哨戦をやってきたけど、Apollo55がIWGP Jr.タッグチャンピオンだ！大阪では、俺とパートナーの田口がチャンピオンだってことを、観戦しにきた人々にお見せしたい。キアイダ！キアイダ！キアイダ！キアイダ！キアイ！キアイ！キアイ！キアイダ！」
田口「（デヴィットと一緒に）キアイダ！キアイダ！キアイ！キアイ！キアイ！キアイダ！」
　
ロメロ「俺たちは最終戦に向かって進んでいる。Apollo55は最終的に負けるんだ！フォーエバー！ NRCが来るぞ！そしてリベンジを果たす！チャンピオンだ！フォーエバー！エンドエバー！エバー！フォーエバー！」
※邪道、外道はノーコメント