NJPW 40th anniversary Tour NEW JAPAN ISM 2012
- 日時
- 2012年2月4日(土) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 埼玉・ウイング・ハット春日部
- 観衆
- 1,300人
-
第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
棚橋とオカダが先発して試合がスタート。手四つの力比べて押し込まれた棚橋は後方回転して逆転。すると、オカダがショルダータックルで棚橋を倒し、両手を広げてアピール。しかし棚橋は、串刺し攻撃を狙ったオカダをカウンターバックエルボーで迎撃し、コーナー2段目からのフライングボディアタックでやり返した。
内藤対中邑の場面。中邑が腕を取って絞ると、内藤が切り返してヘッドロック。しかし、続いてのショルダータックルを受け止めた中邑が、チョップも受け止めてエルボーでお返し。さらに、膝蹴り連射、ランニングフロントハイキックに繋げるが、内藤がボディブローで逆襲し、ランニングサンセットフリップを投下した。
ライガー対石井の場面。石井が、突進して来たライガーをショルダースルーでコーナー最上段へ固定。すかさず中邑が乱入し、ガラ空きのボディへランニングニーアタックを食らわせる。
これで石井がライガーを場外へ落とし、鉄柵攻撃。そのまま中邑組がライガーを逃さず、集中攻撃を開始する。しかしライガーは、中邑を石井に激突させ、風車式バックブリーカーで中邑に逆襲。
ここでタッチを受けた内藤は、ネックブリーカー、低空ドロップキック、ミサイルキックで中邑に追撃。対する中邑は、頭部への膝蹴りで流れを変え、ボマイェを発射。しかし、内藤がかわしてコーナーへ激突させ、延髄斬り、ジャーマンスープレックスホールド。だが、中邑は膝蹴り連射、膝蹴り、後ろ回し蹴り、リバースパワースラムで報復した。
内藤対石井の場面。石井が逆水平チョップ&エルボー連射、エルボー連射、ヘッドバット連射と畳み掛ける。しかし、内藤はジャンピングエルボーアタックで巻き返し、棚橋とタッチ。
その棚橋は、太陽ブロー連射、フライングフォーアーム、ダイビングサンセットフリップで石井に追い討ち。そして、ロープへ走るものの、石井がカウンターラリアットで逆襲。だが、棚橋は2発目のラリアットをかわし、スリングブレイドでお返し。そして、コーナー最上段へのぼるものの、オカダの妨害に遭い、石井が雪崩式ブレーンバスターで逆転した。
棚橋対オカダの場面。エルボー合戦から棚橋がエルボー&太陽ブロー&エルボースマッシュの3連射。すると、オカダがエルボースマッシュ連打でやり返し、棚橋を場外へ落とそうとする。それでも棚橋は逆上がりでリングへ戻るが、スリングブレイドをかわしたオカダがレインメーカーを狙う。これを棚橋がかわすと、オカダはフロントハイキックからツームストンパイルドライバーの体勢へ。しかし、背後から内藤が妨害し、棚橋が脱出。
ライガー対オカダの場面。ライガーが下からの回転エビ固めを繰り出し、返されるとショートレンジ掌底をお見舞い。しかし、オカダがリバースネックブリーカーと命名された変型リバースゴリースペシャルボムで流れを引き戻し、コーナー最上段からダイビングニードロップ。そして最後は、レインメーカーでライガーを轟沈した。
試合後、またもやリング上を占拠したオカダは、不敵な笑みを浮かべて棚橋を挑発した。
COMMENT
外道「棚橋、オメーが今まで相手にしてたのはよ、全部ニセモンだよ、コノヤロー! レインメーカーこそ本物だよ! オメーは大阪で終わりだ! レインメーカーがよ、カネの雨降らすぞ!」
※中邑、石井はノーコメント
棚橋「俺とオカダ、力の差はあるぜ。ただ、ちょっとのことだ。明日をキッカケに、明日の岐阜大会、この今までの流れを全てをひっくり返してやるから」
ライガー「棚橋に伝えておいてくれ。カズチカは日本のキャリアは短いかもしれないけど、メキシコのキャリアをトータルしたら8年だ。もういっぱしのベテランだよ。舐めてかかんないほうがいい。俺は今日、カズチカと直接肌合わせた。強ぇよ、強ぇ。ヤングボーイだと思わないほうがいい。ベテランだと思ってやったほうがいい。あんなに1発1発が効くとは思わなかった。スゲー。オイ!レインメーカー! タナは大阪でタイトルマッチをやるらしいけど、その次に俺とシングルでやらせろ。今日のカタキは獲るよ。なにが“レインウエア”だ? 雨ガッパか? 必ずこの借りは返す」
内藤「情けねぇな。闘いぶりもそう、(調子の悪い)この声もそう。情けねぇな。でも俺は“普通以下”のレスラーじゃねぇからな!中邑! いいか、大阪で必ずオマエを叩き潰してやる! そして、踏み台にしてやるからな! 中邑!」