NJPW 40th anniversary Tour NEW JAPAN ISM 2012
- 日時
- 2012年1月25日(水) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 福島・白河市中央体育館
- 観衆
- 900人
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第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
棚橋とオカダが先発すると、場内が「棚橋」コールに包まれる。そんな中、オカダがヘッドロックからのショルダータックルで棚橋を倒し、両手を広げてポーズ。すると、棚橋がコーナー2段目からのフライングボディアタックでオカダを場外へ落とし、両手を広げるポーズを決めた。
本間対YOSHI-HASHIの場面。チョップ合戦を制した本間が、小こけしを投下。しかし、YOSHI-HASHIはパサーダで本間の首をトップロープへ打ちつけ、チンクラッシャーで逆襲。
田口対ロメロの場面。田口がロープへ走ると、控えのYOSHI-HASHIが妨害。それでもスワンダイブ攻撃を狙った田口だったが、今度はオカダが妨害して場外へ転落。これをきっかけに田口が孤立してしまう。
オカダは田口にセントーンを食らわせると、棚橋と場外でエルボー合戦を展開。さらに、鉄柵攻撃からランニングフロントハイキックを見舞う。一方、リング上ではYOSHI-HASHIが急所攻撃で田口に追撃。
田口対ロメロとなり、ロメロが得意の連続串刺しラリアット。しかし、その途中で田口が逆襲に転じ、自軍コーナーへ帰った。
後藤対高橋の場面。高橋が串刺しフロントハイキック、ラリアット。対する後藤は、顔面へのヘッドバットで流れを変え、乱入したYOSHI-HASHIを串刺しニールキックで排除。そして、高橋にバックドロップ、PKで追撃。すると高橋もインカレスラムで逆襲するが、後藤はすぐにカウンターニールキックでお返しした。
棚橋対高橋の場面。棚橋がドロップキック、フライングフォーアーム。しかし、高橋がカウンターフロントスープレックスで逆襲し、オカダとスイッチ。
オカダは、棚橋を場外へ落とそうとするが、逆上がりで復活した棚橋がスリングブレイドをお見舞い。そして、コーナー最上段へのぼるものの、控えのロメロが攻撃を妨害。すると、オカダがデッドリードライブで逆襲し、ツームストンパイルドライバーの体勢に入る。だが、これは田口がドロップキックでカットした。
本間対オカダの場面。本間が水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー。そして、フロントハイキックで反撃されても怯まず、追走式バックエルボー、ラリアットに繋ぐ。
続いて本間は、コーナー最上段にのぼってこけしを投下するものの、オカダにかわされて自爆してしまう。ここからオカダ組のトレイン攻撃となり、YOSHI-HASHIの串刺しバックエルボー、高橋の串刺しフロントハイキック、ロメロの串刺しジャンピングニーアタックが連続で炸裂。
さらにオカダが、変型リバースゴリースペシャルボム、コーナー最上段からのダイビングエルボードロップで本間に追い討ちをかけ、最後はレインメーカーでトドメを刺した。
試合後、オカダは棚橋に向けて不敵な笑みを浮かべ、両手を広げて勝ち誇った。
COMMENT
後藤「裕二郎は田中将斗と一緒に、まとめて葬ってやるよ。2人まとめてな」
田口「大阪まで吠えてればいいさ、ロッキー。このベルトはApollo55のベルト。アイツのじゃないよ」
棚橋「新シリーズ開幕。オカダと闘ってみて思うのは、やっぱり内藤と一緒で、なんでもできるよ、アイツも。運動能力も高いッスから。だけど、なんでもできることと、プロレスに対する思いは、残念ながら比例しないんだな。俺の統計でな、わかってっから。まだ新日本プロレスは晴れやかに、晴れやかに、盛り上げていきたいから、このベルトを“雨男”に譲る気はないッス!」
※本間はノーコメント