NJPW 40th anniversary Tour NEW JAPAN ISM 2012
- 日時
- 2012年1月25日(水) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 福島・白河市中央体育館
- 観衆
- 900人
-
第4試合 20分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
先発したライガーとデヴィットが互角の勝負を展開し、同時にタッチ。リング上は小島対アンダーソンとなる。小島がショルダータックルで先制すると、アンダーソンはカウンターゼロ戦キックでお返しした。
天山対バーナードの場面。天山がモンゴリアンチョップを連射で打ち込み、ジャンピングショルダータックルで追撃。ところが、ロープワークを控えのアンダーソンに妨害され、場外戦で大ダメージを負ってしまう。
これで動きが止まった天山を、バーナードが串刺しタックル連射、地獄突き、モンゴリアンチョップなどで攻め込む。そのまま脱出できずに苦戦を強いられた天山だったが、マウンテンボムでデヴィットに逆襲し、ようやく小島とタッチ。
小島はデヴィットに対し、逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップ、エルボー連打、ローリングエルボーと一気にラッシュ。苦しくなったデヴィットは、ラリアットをかわしてオーバーヘッドキックで逆襲。
小島対アンダーソンの場面。アンダーソンがネックブリーカードロップからジャンピングボディプレス。これにバーナードも続き、さらにはセントーンも交互に炸裂させる。
それを見た天山がカットに入ると、アンダーソンとバーナードはトレイン攻撃を仕掛ける。だが、脱出した天山がバーナードをカウンターニールキックでなぎ倒し、小島が腕へのラリアット、コジコジカッターでアンダーソンに逆襲。
ここでタッチを受けたライガーは、リングインと同時にアンダーソンへランニング掌底。さらに、串刺し掌底で追撃するものの、バーナードが乱入して串刺しボディアタックをお見舞い。そして、アンダーソンとバーナードのマジックキラーが決まり、ライガーを轟沈した。
試合後、バーナードとアンダーソンは、2月12日大阪でIWGPタッグベルトを奪回することを、天山と小島にアピール。アンダーソンが「バッドインテンションズ・イズ!」と叫ぶと、バーナードが「イチバーン!!」と絶叫した。
これに対して天山もマイクを掴み、「バーナード、アンダーソン! このベルトは俺らのモンなんや。わかってんのか、オラ! お前らにはムリだ。俺ら、誰やと思ってんのや! なあ、コジ?」とアピール。
そして小島が「俺たちが、IWGPタッグチャンピオン、天山・小島、略してテンコジだ、バカヤローオイ!!」と続いた。
COMMENT
アンダーソン「俺のパートナー、日本一のビッグレスラーが、大阪で、IWGPのタッグ選手権試合で勝利し、テンコジからベルトを取り戻すということだ」
バーナード「みんなかがめ! イチ・ニ・サン!」
アンダーソン「ダダダダダダダ!(マシンガンアピール)」
※デヴィットはノーコメント
天山「オイ、バーナードとアンダーソンがどんだけ来ようが、ここにあんのは俺らのベルト、IWGPタッグ。アイツらには2度と絶対このベルト、奪取させへんぞ! 絶対触らせへんからな。このシリーズ、ずっとやるけども、間違いなく、このベルトを持ったまま、大阪から帰ってくると思うしね。アイツら口だけガンガン吠えてるけど、絶対負けない! な! コジ!」
小島「オッケー! よし」
天山「ガッチリいこうぜ(と言って控室へ)」
小島「せっかくね、大阪でリマッチを獲得できたんだから、それに向かって、アイツらには頑張ってもらいたいね。ただ、ドーム大会の前日の会見でも言ったけど、オマエたちがどんなに頑張っても、世界で2番目以上に上がることはないんだ。これだけは絶対に変わらないことだから。ここ5年の歴史の中でだったら、ベストタッグだと思うけど、残念ながらあまりにも歴史が浅い。やっぱり生きてきた証、俺は“テンコジ=人生”だから。別にプロレスのタッグチームとか、そういう枠じゃないんだ。“テンコジ”っていうのは、イコール、俺が生きてきた41年の人生だから。人生そのものだから。人生の半分、天山と共に生きてきた、その時間だけはオマエらに絶対にわからない。そんな感じでまた大阪までがんばります」
※ライガーはノーコメント