NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2012

日時: 2012年1月21日(土) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,950人（超満員）

第6試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ

ラ・ソンブラ
ボラドール・ジュニア

棚橋弘至
オカダ・カズチカ

境界線

12分33秒　ボラドールスパイラル→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　噂の“スペルエストレージャ”（スーパースター）ボラドールが初登場。CMLLで最大のライバル関係にあるソンブラとタッグ対決。また、この一戦は、2月12日大阪で行なわれるIWGPヘビー級選手権試合・棚橋vsオカダの前哨戦でもある。棚橋は、CMLLバージョンのペイント＆ブラックコスチュームで登場。
　
　ソンブラとボラドールの先発で試合がスタート。グラウンドの攻防、フォール合戦でお互いに一歩も譲らず、互角の勝負を展開する。
　棚橋対オカダの場面。オカダが両手を広げてアピールすると、場内が大ブーイングに包まれる。反対に棚橋が両手を広げてアピールすると、大歓声と「棚橋」コールに包まれる。
　そんな中、棚橋がドロップキックでオカダを場外に落とすが、ボラドールがフライングボディアタックで追撃を妨害。すると棚橋は、ボラドールをコブラツイストで捕獲し、そのままエアギターをかき鳴らした。
　しかし、オカダ組が逆襲してトレイン攻撃を敢行。ボラドールのランニングトラースキックが串刺しで決まり、棚橋はダウン。
　ここからオカダ組が棚橋を捕まえ、合体パワーボムなどでいたぶり続ける。しばらく劣勢の続いた棚橋は、ドロップキックでオカダに逆襲。すると、ソンブラがボラドールを場外へ落とし、コーナー最上段からムーンサルトアタックを敢行。
　棚橋対オカダの場面。棚橋がフライングフォーアーム、ダイビングサンセットフリップ。対するオカダはフロントハイキックで逆襲し、ダイビングエルボードロップ。そこからバックを取るが、棚橋が脱出してスリングブレイドで反撃。これでオカダを場外に追いやると、コーナー最上段からボディアタック式ハイフライフローを見舞う。
　ソンブラ対ボラドールの場面。ソンブラがパワースラムで先制し、セカンドロープからムーンサルトムーンサルト。さらに、スクールボーイの体勢からボラドールを後方に叩きつけ、そのままフォール勝ちを狙う。
　しかしボラドールは、カウンタードロップキックで棚橋を場外へ蹴散らし、ソンブラをボラドールスパイラル（垂直落下式ラナ）で仕留めた。
　
　試合後、オカダが棚橋へ襲い掛かり、ツームストンパイルドライバーでKO。そして、棚橋を踏みつけると、両手を広げて勝ち誇った。
　一方、ソンブラとボラドールは、激しい視殺戦を繰り広げた。

COMMENT

オカダ「ヨーシ！2本目やるぞ、2本目！メキシコなら3本勝負だろ！まだピンピンしてんぞ！オーイどうした？あんなんで伸びてもらっちゃ困るね！どうした、IWGP
チャンピオン?! 遠いんだろ？ベルトが!!]
外道「オメーら、アホにも見えてきたか？俺は完全に見えてるぞオイ！雨が降ってきたよ！棚橋じゃ、雨は降らねぇんだよ！レインメーカーがチャンピオンになって初め
て、金の雨降るぞ。テメーらアホにも見えるようになるぞ！」（と言って控室へ）
ボラドール「わかっただろ?! 今日1つ言えることは、みんなの目の前で、俺がソンブラの上だということを、完璧に証明した。明日も必ず勝つ。そしてボラドール・ジュニアが新チャンピオンになる！」
　　　　
棚橋「（ベンチに倒れこんで）ああ〜、いて〜。いってぇ〜〜！首がいて〜。もうダメだ……。鈴木みのるのダメージだ。オカダのダメージじゃねぇ……。これは鈴木みのるのダメージだ」
ソンブラ「オイ！今日の試合ではボラドールに負けてしまった。だが、これは明日の前哨戦にすぎない。チャンピオンは依然としてこの俺だ。ベルトはこの俺のものだ。明日のカンペオナート（タイトルマッチ）ですべての結果はわかる！よく見ておけよ！」