NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2012
- 日時
- 2012年1月21日(土) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,950人(超満員)
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第5試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
CMLLで大評判のディアマンテが初登場。CMLLでブレイクした内藤、CMLLへ長期遠征していたライガーとトリオを結成。対する赤コーナーは、CMLLに参戦経験のある中邑、内藤と共にCMLLでブレイクした高橋、09年1月4日東京ドームへ参戦経験のあるメフィストのトリオ。
試合開始前、ライガー、内藤、ディアマンテ組が、マル・幸枝夫人と息子の亨さんへ新日本プロレスのジャージを贈呈。内藤が亨さんにジャージを着せ、5人で記念撮影に納まった。
ライガーと高橋の先発で試合開始。高橋が風車式バックブリーカーを繰り出すと、ライガーもすぐに同じ技でお返し。そして、掌底で場外へ追いやると、倒立式トペフェイントを披露した。
ディアマンテ対メフィストの場面。ディアマンテが連続ジャンプでロープを上り、アームホイップでメフィストを場外へ追いやる。さらに、側転からのプランチャで飛び込み、メフィストの回避行動を読んで安全に着地。そして、アームホイップで投げ飛ばした。
内藤対中邑の場面。ロープ際で中邑に挑発された内藤が、ランニングサンセットフリップ、低空ドロップキックをお見舞い。すると、中邑が後ろ回し蹴りで逆襲してボマイェを放つが、かわされてコーナーへ激突してしまう。
その直後、エルボー合戦から内藤が張り手連打。すると、中邑が怒って顔面パンチで報復。そして、内藤をコーナー最上段に固定し、ランニングニーアタックを食らわせた。
高橋対ディアマンテとなり、高橋、中邑、メフィストがトリプルフロントハイキックをお見舞い。そして高橋は、メフィストと一緒にライガーのマスクに手をかけて場外に追い込み、内藤を2人がかりで痛めつけた。
内藤対中邑の場面。中邑スリーパーホールド、バッククラッカー。しかし内藤は、トレイン攻撃を回避してドロップキックで中邑を場外へ落とし、エプロンからのミサイルキックで追撃。
続いてディアマンテがパワースラムとドロップキックで中邑を場外に落とし、ライガーがコーナー最上段からプランチャを炸裂させる。そしてディアマンテは、メフィストの手をロックしてトップロープへ飛び移り、振り向きざまに中邑へトルニージョを食らわせた。
最後は、内藤がメフィストにジャンピングエルボーアタックをヒットさせ、スターダストプレスで決着をつけた。
試合後、内藤と中邑が番外戦を展開。中邑が内藤の顔面を踏みつける。怒った内藤が中邑を追いかけるが、若手たちが必死で引き離した。
COMMENT
ディアマンテ「この新日本プロレスのリングに来れて、とても光栄だし、満足している。でも、今日は自分の70パーセントの力しか出してないよ。明日は100パーセントの力を出して、みんなの前で俺の名前・ディアマンテ(ダイヤモンド)のように輝いてみせる!! いつかはチャンピオンになって、またこのリングに帰ってくる!!」
内藤「ちょっと声がつぶれちゃったんですけど……。ドームで(武藤敬司に)負けて、もう発言権なんか、なんもないのはわかってるよ。でもさー、この新日本の中で、何も行動に移さなかったら、置いていかれるからね?だからこそ、理不尽かもしれないけど、俺は、常に何かを狙っている人間でいたいし、やっぱり俺が! 今年の目標、俺の誕生日、30歳までに、IWGPヘビー級チャンピオンになるという夢!! その目標のためには、やっぱりどうしても、俺は中邑を避けてとおるわけにはいかない、と。やっぱり、この休みにも、何回違うことを考えても最終的に行き着くのは、中邑真輔。だから、俺の視線の先はシッカリ定まった(目を開くポーズで)。おまえはどうなんだ?必ず振り向かせて見せるよ。そして、前にも言ったかもしれないよ。中邑、俺の、踏み台になれよ?」
メフィスト「ナイトー! 明日は絶対、オマエをやってやる!覚えておけよ!」
中邑「誰か、あの妄想癖のあるヤツ? 内藤! 誰か教えてやれよ。オメー、終わってんだって。まとわりつくな! なんだ? 俺に負け、武藤に負け。八つ当たりか?! オイ、ねぇよ、ねぇよ、ねぇよ! 誰か教育してやれよ。(カメラに向かって)オマエだっていいぞ?」
※高橋はノーコメント