Road to KINGDOM 〜Battle X’mas〜 – 東京・後楽園ホール – 第3試合 30分1本勝負

Road to KINGDOM 〜Battle X'mas〜

日時: 2011年12月24日(土) 14:00開場　15:00開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,950人（満員）

第3試合 30分1本勝負
スペシャルシングルマッチII

天山広吉
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン

境界線

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　1月4日東京ドームで行なわれるIWGPタッグ選手権試合の前哨戦。前夜は、天山がバーナードに勝利している。
　
　天山が、ショルダータックルでアンダーソンをなぎ倒し、モンゴリアンチョップ連射。そこからカウンターラリアット、スリーパーホールドに繋ぐ。
　するとアンダーソンは、膝へのカウンター低空ドロップキックで逆襲。さらに、鉄柵を悪用して天山の脚を攻める。
　リングに戻ってもアンダーソンの膝攻撃は続き、レッグロック、ニードロップ、ジャンピングニードロップ、トーキック連射。
　劣勢の天山は、串刺し攻撃をかわしてアンダーソンンの急所をコーナーへ激突させ、背後からモンゴリアンチョップ連射。さらに、串刺しラリアット、カーフブランディングで追撃する。そして、アンダーソンの反撃を受けても怯まず、カウンターニールキック、ブレーンバスター、ダイビングヘッドバットに繋いだ。
　続いて天山は、アナコンダバイスを極め、アナコンダスラムを狙う。すると、アンダーソンが振り解き、カウンターフロントハイキックで逆襲。だが、天山がマウンテンボムでやり返し、串刺し攻撃を狙う。しかし、アンダーソンかわしてコーナーへ激突させ、ジャンピングフロントハイキックをお見舞い。
　さらにアンダーソンは、ファイヤーマンキャリーの体勢から入る旋回式ガンスタンで追撃。続いてガンスタンを狙うものの、天山が阻止してロープへ走る。しかし、アンダーソンがカウンターでガンスタンを炸裂させ、勝負を決めた。

COMMENT

アンダーソン「テンザン、コジマと1.4東京ドームで闘うことになる。1.4東京ドームでは、日本で2つのベストのタッグチームが闘うことになるんだ。トーキョースポーツがなんと言おうと、テンザン＆コジマ、そしてバーナードとアンダーソン、この2つが日本でベストのタッグチームだ。この2つのベストチームが闘うのが1.4東京ドーム、IWGPタッグ選手権だ。テンザンがムーンサルトを決めれば、コジマがラリアットを決めれば、バーナードがバーナードドライバーを決めれば、そして俺がガンスタンを決めれば、それぞれどんな試合でも勝つことが出来る4人が集っている。1.4東京ドーム大会では、誰がベストなのかを証明する。この2年間、俺達がベストチームだ。トーキョースポーツがなんと言おうと。ヘイ、トーキョースポーツ!!」（と言ってアンダーソンは、東京スポーツ岡本記者に掴みかかる）
アンダーソン「2年だぞ！フ○ッキン・トーキョースポーツ！」（アンダーソンは岡本記者にチョップを見舞い、首を掴んで引きずり倒す。倒れて横になった岡本記者を足で踏み付ける）
アンダーソン「スイマセン！スイマセン！トウキョースポーツの記者は他に？彼1人だけか？他に何か質問は？東京ドームでは、必ず俺達が勝ってみせる。アリガトウ」
東京スポーツ岡本記者「（英語で）私はあなたに投票しました」
※アンダーソンは岡本記者を睨みつけながら控室へ
　
天山「いや〜、参ったよ、マジで。ちょっと……。昨日ね、バーナード、どんなかたちにせよ、勝ったんやけども。今日も、あんなアンダーソンごときでてこずっている場合ちゃうし、勝たなあかんし。今日、勝ってしまえば、タッグなんか問題ないと思ったけど、あ〜首が……。足ばっかり気をとられて。首に最後に入って、ホンマに受身はシッカリしてると思ったけど、とれなかった。あんだけ成長しているとは思わなかった。認めるけども。バーナード、アンダーソンにしてもだてに1年以上、ベルト持ってへんなって。ただ、その前に俺ら“テンコジ”はもっと歴史あるからね。アイツら、1年2年のタッグちゃうから、ドームはホンマにコジとガッチリやるしかないすよ。“テンコジ”の歴史、いままでのキャリアすべて、東京ドームでぶつけるしかない。もうアイツらのタッグの時代は終わったって。俺ら、“テンコジ”がもう1回時代を引き戻して見せるから。ドームではヘマを起こさないように、ガッチリ行きたいと思います。来年は、“テンコジ”の勝負や思ってるんで。ま、ピンチのときにかぎって、ガンガン上がっていくから。そうやって暗示をかけてやっていきますよ」