Road to KINGDOM 1st.
- 日時
- 2011年12月23日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,900人(満員)
上田さんは、“金狼”、“まだら狼”などのニックネームを欲しいままにして暴れ回り、プロレス界で一時代を築いた名レスラー。
日本プロレス時代から上田さんと親交があった坂口征二相談役が遺影を持ってリングへ上がる中、追悼の10カウントゴングが捧げられた。
■坂口征二相談役のコメント
「やっぱり、いまの新日本プロレスで上田さんを知ってるのは、俺くらいになってしまったからね。ちょうど、自分が日本プロレスに入って、それから一緒にアメリカでタッグを組んだり、日本に帰ってきてからは袂を分かったけど。そのあと上田さんがタイガー・ジェット・シンと組んで、新日本のリングで何回も闘った相手ですけけど。晩年は事故に遭われて、14年か15年か……事故からずーっとね、凄い精神力だと思うよね。13年前くらいに、熊本でチャリティ興行をやったときに、会場に車椅子で見えられてね。こっちの言うことはシッカリわかったみたいだったけど。それからは、風の便りで、元気だっていうことを聞いて、安心していた中だったよね。選手としては、日本人のヒールっていうかな?平気で額を叩き割ったり、いまあそこまでのキャラはないじゃない。シンとか上田さんっていうのは、リングを降りても徹底的に憎まれ役に徹していたよね……プロだったね。心よりご冥福をお祈りいたします」