試合開始前、天龍源一郎が場内のビジョンに登場。「好きで選んだプロレスだから、一生懸命がんばって。あと10年、20年、プロレス人生を謳歌して下さい」と、小島へお祝いメッセージを送った。
そこから始まった第4試合は、小島がマスクマンのザ・グレート・コスケに変身。サスケとタッグを組み、邪道&外道と対戦するタッグマッチ。
選手コールを担当したのは、全日本プロレスの木原文人リングアナウンサー。そして、レフェリーの和田京平(元全日本プロレス)が紹介されると、ファンが一斉に「京平—!」と合唱した。
そんな中、コスケと外道の先発で試合が始まり、外道が強烈なヘッドロック。そこからショルダータックル、顔面かきむしりで追い討ちをかける。しかしコスケは、アームドラッグ、ショートレンジドロップキックで反撃し、印を結ぶジェスチャーからプランチャを敢行した。
サスケ対邪道の場面。邪道が、逆水平チョップを打ち込むたびに「Wooo!」と叫ぶ。これに対してサスケが反撃に出るが、邪道は果敢にファイティングポーズを取る。そして、前のめりに倒れると思いきや、気合を入れて持ちこたえる。だが、しばらくすると、やはり前のめりにバッタリと倒れてしまった。
サスケ対邪道の場面。サスケがラムジャムを予告し、ファンに向かって技の内容を懇切丁寧に説明し始める。さらに、コーナー最上段にのぼると、必要以上に長いアピールをやり続け、ようやくジャンプ。しかし、やはり邪道にかわされて自爆してしまった。
すかさず邪道がサスケを場外へ落とし、待ち構えた外道が鉄柵攻撃をお見舞い。そして、邪道と外道は、そのままサスケを捕まえ続け、顔面攻撃や目潰し攻撃などで集中攻撃を開始する。苦しくなったサスケは回転エビ固めを繰り出し、邪道のショートタイツに手をかける。あわや“尻出し”か?という場面だったが、今回の邪道はショートタイツの紐を固く縛っていたようで、事なきをえた。
コスケ対邪道の場面。コスケが、印を結ぶジェスチャーから逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー。そして、再び印を結ぶと、コーナー最上段へのぼる。だが、邪道がデッドリードライブで逆襲。さらにチョップ合戦を挟み、パントキック、クロスフェースオブJADOに繋げる。
コスケ対外道の場面。外道がチンクラッシャーを食らわせると、邪道がラリアットで追撃。そして、外道がフォールするものの、コスケはキックアウト。そこから外道が串刺しバックエルボー、邪道がラリアット、河津落としと畳み掛け、外道がトラースキックからフォールするが、サスケのカットが間に合う。
そしてサスケは、ラリアットを受け止めて邪道を場外に落とし、外道にはランニングエルボースタンプをお見舞い。さらに、コスケとのダブルクロスチョップで外道に追撃すると、その腕へ低空ドロップキックをヒットさせる。
続いてサスケは、ロープのあいだをすり抜けるドロップキックを場外の邪道に食らわせる。このチャンスに、コスケがCCDを炸裂させ、外道を仕留めた。
SATOSHI KOJIMA 20th ANNIVERSARY 「RUSH!!」 〜やっちゃうぞバカヤロー〜
- 日時
- 2011年12月14日(水) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2,000人(超満員)
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第4試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチレフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
COMMENT
コスケ「サスケさん、ありがとうございます!(握手して)。すみません……ちょっと、時間がないでゴザル!ありがとうございます!」(足早に控室へ)
サスケ「おおお! いまカメラさん、撮りましたか?まだ、白いケムリがモクモクと漂ってます。凄いでゴザルよ、グレート・コスケ。さすがに分身の術を使いおったな〜。ようやるのお〜。……この先ね、コスケとまた何年かあとかもしれない。そのときまたタッグを組みましょうゼヨ! ……ハッ!! (指を組んで、ドロンと消えるポーズ)」
邪道「オイ、オマエら知ってるか? コスケの正体。誰にも言うなよオラ。ここだけの話だかんな!ここだけの話、コスケの正体は、たぶん小島だ。ここだけの話だかんな!」
※外道はノーコメント