「J SPORTS CROWN」〜ドリームマッチ〜

日時: 2011年12月9日(金) FC先行18:20開場/一般18:30開場　19:00開始
会場: 東京・ディファ有明
観衆: 400人（満員）

第1試合 20分1本勝負

高橋広夢
石井智宏

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　J SPORTS主催の『J SPORTS CROWN〜ドリームマッチ〜』第2弾。インターネットで募集したファン投票をもとに、ヘビーvsJr.のスペシャルシングルマッチ4試合がラインナップされた。
　なお、今大会もJ SPORTSで生中継が行なわれ、解説をIWGP実行委員会の小林邦昭氏が務めた。
　
　オープニングマッチは、高橋（広）と石井のシングル対決。
　
　高橋がヘッドロックからショルダータックルに行くが、受け止めた石井が反対にショルダータックルでなぎ倒す。そして、ボディスラム、ストンピング、逆水平チョップ、エルボー、ヘッドバットで一方的に攻め立てる。
　さらに石井は、エルボーとチョップを余裕で受け止めると、ボディスラムを仕掛けた高橋を反対に投げ捨て、「来いよ、オラ！」と叫びながら蹴りまくった。
　それでもなんとか立ち上がった高橋は、エルボー連打、ランニングエルボーで逆襲。だが、楽々と逆転した石井が、逆水平チョップ＆エルボー連射で高橋をダウンさせ、背中を踏みつける。
　絶体絶命の高橋は、串刺し攻撃を両脚キックで阻止し、ミサイルキックで反撃。さらに、ヘッドシザースホイップ、エルボー連打、ミサイルキックに繋げる。続いてのフィッシャーマンズスープレックスは阻止されたものの、ブレーンバスターを仕掛けた石井を首固めで丸め込み、さらにはスクールボーイで3カウントを狙う。
　しかし、石井はカウンターボディスラムで流れを変え、強烈な逆エビ固め。これはガッチリ極まっていたが、高橋は辛うじてロープへ逃れる。そして高橋は、パワーボムを前方回転エビ固めに切り返すと、エルボー連打で追い討ちをかける。
　だが、石井は強烈なエルボー連打、ランニングエルボーで高橋を蹴散らし、今度こそパワーボムを急角度で炸裂させ、3カウントを奪った。
　
　試合後、完勝を収めた石井は、テレビカメラに向かってヒンズースクワットをする余裕を見せた。

COMMENT

石井「しょぼいんだよ！何がヤングライオンだ、コラ! 　オイ、言っておくぞ？あんなヤツがいるからよ、プロレスがバカにされるんだよ。新日本もバカにされるんだよ？なぁ、わかるか、オイ！」

高橋「コメントなんて、なにも出来ないです。ただ情けない。情けなさすぎる……クソ！自分が情けなさすぎて、今日は、なにも言うことないです」

　