NEW JAPAN ALIVE 2011

日時: 2011年12月4日(日) 15:00開場　16:00開始
会場: 愛知・愛知県体育館
観衆: 8,000人（満員）

第8試合 30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ

ジャイアント・バーナード
鈴木みのる

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　試合開始直後、バーナードがリングを降り、鈴木のセコンドとして現われたタイチとTAKAを威嚇。
　その後、激しいチョップ合戦が繰り広げられ、鈴木がフェイントを入れた張り手。すると、バーナードがヘッドバット連射で報復し、鈴木を場外戦へ引き込む。
　バーナードは、鈴木を鉄柵とエプロンに叩きつけ、リング内へ押し入れる。だが、鈴木がトップロープ越しのアキレス腱固めで逆襲し、さらには鉄柵を悪用した脚折り攻撃で追い討ち。そして、タイチとTAKAまでもがバーナードに追撃をくわえ、場内が大ブーイングに包まれた。
　リングに戻り、ラリアットをかいくぐった鈴木が、なおもアキレス腱固めで追撃。さらに、低空ドロップキック、ローキック連射で脚にダメージを蓄積させる。
　しかし、バーナードがカウンターサイドバスターで逆襲し、ジャンピングボディプレス、滞空式ダブルアームスープレックス、串刺しボディアタック、コーナープレスと一気にラッシュ。
　さらにバーナードは、パワーボムの体勢に入るものの、鈴木が逃げ出してスリーパーホールドを狙う。これはバーナードが振り解いたものの、鈴木はなおもスリーパーホールドで絡みつき、グラウンドへ持ち込む。そして、ゴッチ式パイルドライバーの体勢に入るが、バーナードがバックスープレックスで阻止し、ランニングセントーンで追い討ち。
　ここで、バーナードは再びパワーボムの体勢に入るが、鈴木が切り返してスリーパーホールドを極める。すると、苦しくなったバーナードが、鈴木を背負ったままコーナーにのぼる。ところが、鈴木が体勢を入れ替え、卍固めを極めた。
　劣勢のバーナードは、カウンタートーキックで鈴木の突進を止め、シットダウン式パワーボム。そして、バーナードライバーの体勢に入るが、鈴木がもがいてまたもやスリーパーホールドを狙う。だが、バーナードが回避。
　しかし鈴木は、串刺し攻撃をかわしてバーナードをコーナーに激突させ、さらにスリーパーホールドで絡みつく。そして、ついにゴッチ式パイルドライバー炸裂させ、バーナードを轟沈した。

COMMENT

タイチ＆TAKA「やった〜！やったぞ〜!!」
——また一人、新日本の柱を倒しましたが？
鈴木「また一歩、前に出たな？開けるぞ？開けるぞ？もう手を掛けてるからな。ここ開けるぞ（ニヤリ）」
——次の狙いは？
鈴木「俺が用あるのは……現・新日本プロレスで舵を握っている男だ。チャンピオンであり、エースだ。俺が用あるのは、それが、この城のお殿様だろ？」
——となるとIWGPのベルトに……。
鈴木「ひ弱なひ弱な、病弱な、世の中の荒波を知らない、弱っちいライオンの赤ちゃんたち。お命ちょうだいするってか。……オイ、おまえ（テレビ朝日アナウンサーに向かって）。目をそらすな？インタビューしてんだろ？この先どうこうじゃねえだろ。おめでとうございますだろ？ケーキぐらい持ってこいよ。メリー・クリスマスぐらい言えよ。オイ、言ってみろ？」
タイチ＆TAKA「言えよ〜！」
——……新日本には、まだチャンピオンが残っています。
鈴木「なんだ、チャンピオンに勝たないと、テメーはおめでとーも言わねーのか？誕生日おめでとうも、あけましておめでとうも言わねーのか？誰がこんなヤツ連れてきたんだ！オイ、いまここで、誰が一番強ええんだ、言ってみろ、コラ!!」
——……IWGPのチャンピオンです。
鈴木「いまはな？そんなにIWGPが偉いのか？新日本プロレスが強いのか？信じちゃってんのか？バカじゃねーのか？『燃えろ！新日本プロレス』でも見て、勉強したほうがいいんじゃねーのか？（3Dカメラに向かって）来年の3D映画は、『燃えろ！鈴木みのる』でどうだ？コレで行こう!! マネージャーと相談するように!!」
　　
※バーナードはノーコメント。