NEW JAPAN ALIVE 2011
- 日時
- 2011年11月29日(火) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 和歌山有田川町立・きび体育館
- 観衆
- 500人
MATCH REPORT
両者の先発で試合が開始され、グラウンドの攻防から打撃戦が勃発。棚橋がカウンタードロップキックを浴びせると、永田はフロントハイキックでお返し。そして、2人は激しくエルボーを打ち合った。
真壁対天山の場面。ショルダータックル合戦のあと、天山がモンゴリアンチョップ連射、ラリアット。これに対して後藤は、カウンターショルダータックルで逆襲。
後藤対井上の場面。井上がトップロープをずらして後藤をエプロンへ追いやり、ランニングエルボーで場外に落とす。そして、プランチャを敢行するものの、後藤がかわして自爆させ、鉄柵攻撃。だが、井上は後藤の追撃を両脚キックで阻止。そこへ永田がフロントハイキックを叩き込む。すると、棚橋が救出に向かうが、永田が鉄柵攻撃&フロントハイキックで蹴散らした。
これをきっかけに永田組が後藤を逃さず、長時間のローンバトルへ追い込む。天山が急所攻撃を見舞えば、永田が敬礼からのナガタロック(I)、井上がニークラッシャーで追撃。さらに、天山が逆水平チョップ連射、串刺しラリアット、カーフブランディングと得意技を連発。
苦しい後藤は、追走式ラリアットで天山に逆襲。スイッチした真壁は、天山に串刺しラリアット、頭部へのパンチ連射、パワースラムで追撃。だが、天山がカウンターヘッドバットでやり返し、モンゴリアンチョップ、ラリアット、マウンテンボムで追い討ちした。
棚橋対永田の場面。棚橋が、エルボー&太陽ブロー連射、カウンターフライングフォーアーム、ダイビングサンセットフリップ、ドラゴンスクリューと畳み掛ける。そして、テキサスクローバーホールドを極めると、真壁が天山に監獄固め、後藤が井上にサソリ固めを同時に極める。
これを逃れた永田は、カウンターフロントスープレックスで突破口を開き、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダー。そこからエルボー合戦になり、棚橋が張り手、低空ドロップキックで奇襲。だが、永田はハンマースルーを切り返し、倒れ込み式アームブリーカー、ナガタロックIIに繋げた。
棚橋対井上の場面。永田組のトレイン攻撃となり、天山の串刺しラリアット、永田の串刺しフロントハイキック、井上の風車式バックブリーカー、スタガリンブロー、ローリングバックエルボーが連続で炸裂。
そして、井上は追撃を狙うが、後藤が飛び込んでカウンターラリアットをお見舞い。すると、天山と永田が合体攻撃を仕掛けるが、後藤が両腕ラリアットで同時に吹き飛ばす。
ここで棚橋が、井上をスリングブレイドでダウンさせ、ハイフライフローで決着をつけた。
試合後、棚橋がマイクを掴み、「和歌山にーー!! キターー!!」と大好きな『仮面ライダーフォーゼ』ばりに絶叫。
続いて、「今日は皆さん、最後までご観戦ありがとうございました(※大拍手)。いつか、俺たちレスラー、もっと盛り上げて、もっとクソ有名になって、絶対に、絶対に、みんながプロレスを好きであることを誇りに思えるように、俺たちやって行きますんで、またこれからもよろしくお願いします!」とファンに挨拶した。
ここで「エアギター」コールが起こり、棚橋は合計3回のエアギターを敢行。最後は「和歌山の皆さーん!! 愛してまーす!!」の叫びで、2011年最後のロングサーキットを締めくくった。
COMMENT
後藤「名古屋までもう待ったなしだ。名古屋で今までの俺のストレス、すべてアイツ(ノア・杉浦貴)にぶつけてやるよ」
棚橋「ヨシ! もう心配ない! いつも通りの完璧な体、完璧な状態。この勢いに乗って名古屋だから。俺には大いなるIWGPへの挑戦で、対戦相手が永田裕志。一番いい相手なんじゃないかと。アンチエイジングも恐ろしいし、その効果も計り知れないし。ただ、俺は前に進むだけだから。誰が全力で追っかけて来ようとも、振り切るぜ!」
天山「待ったなしやな、永田! 頼むよ! オッケー(と言って控室へ)」
永田「今シリーズ回って、いろいろ回って、すべてを観察して、見てみたら、時代は確かに動いてるよ。動く時代に正面から挑むのが、俺の生き様。今も昔も変わらない。時代をこっちに振り向かせる。そしてベルトを巻く! アンチエイジング、これを日本に広める。それが俺のテーマだ。以上(敬礼アピール)」
※井上はノーコメント