G1 TAG LEAGUE 2011

日時: 2011年11月4日(金) 18:00開場　19:00開始
会場: 東京・ディファ有明
観衆: 700人

第6試合 30分1本勝負
「G1 TAG LEAGUE」Aブロック公式戦

キング・ファレ
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン

永田裕志
ジャイアント・バーナード

境界線

（1勝3敗＝2点）
（3勝1敗＝6点）

11分20秒　ガンスタン→片エビ固め

※BAD INTENTIONS組がAブロック1位。決勝トーナメント進出決定。

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　永田とアンダーソンの先発で試合開始。アンダーソンのエルボー連打に対し、永田もエルボーでお返し。そして、カウンターフロントハイキックで吹き飛ばした。
　ファレ対バーナードの場面。バーナードがパンチを放つものの、石頭のファレには効かず。さらに、ショルダータックルを受け止めたファレだったが、カウンタージャンピングフロントハイキックをモロに食らい、場外へ転落。アンダーソンの鉄柵攻撃を受け、動きがストップしてしまう。
　ここからバッドインテンションズが、ファレに集中攻撃を開始。ラフを交えつつ、次々と技を繰り出し、試合の流れを完全に支配する。
　長時間の劣勢を強いられたファレだったが、バックドロップでアンダーソンに逆襲。これでようやく出番となった永田は、アンダーソンのランニングエルボーをバーナードに誤爆させ、串刺しフロントハイキックからエクスプロイダー。そして、ローキック連射とフロントハイキックで追撃するものの、受け止めたバーナードが強烈な張り手を見舞って「カモン！」と絶叫。これで千鳥足になった永田だったが、なおもフロントハイキックを連射し、フェイントから張り手。そして、延髄斬り、シャイニングウィザードに繋ぎ、ファレとスイッチした。
　しかし、素早くタッチしたアンダーソンがリングへ飛び込み、バーナードとの合体技ブーツオブドゥームをファレにお見舞い。しかしファレは、続いてのトレイン攻撃を回避し、反対に永田とトレイン攻撃を敢行。ファレの串刺しボディプレス、永田の串刺しフロントハイキックが連続でアンダーソンに炸裂。
　さらにファレは串刺し攻撃を狙うが、アンダーソンがかわしてジャンピングフロントハイキック。そして、バーナードと共にマジックキラーへ行こうとするが、永田が間一髪でカット。そして永田は、フロントハイキックでバーナードを場外に落とすが、直後にアンダーソンのガンスタンを食らってダウン。
　すると、ファレがアルゼンチンバックブリーカーでアンダーソンを担ぎ上げ、ブロックバスター。さらに、ガンスタンを阻止してヘッドドロップで追撃し、ジャンピングショルダータックルを発射。ところが、アンダーソンが首をキャッチしてそのままガンスタンを敢行し、ファレを轟沈した。
　
　これでバーナード組と鈴木組が勝ち点8で並び、直接対決で勝利しているバーナード組のAブロック1位通過が決定した。

COMMENT

バーナード「我々はこのスリーイヤーズ、最強のタッグチームなんだ。今年も準決勝に進んだろ？だが、去年の『G1 TAG』ではミスをしてしまった。今年は同じようなミスは絶対に犯さないぜ？」
アンダーソン「世界最高のベストチームは俺たち。キング・ファレはビッグガイ、ユージ・ナガタはニュージャパンのレジェンド。だが、ベストは俺たちなのさ。今年の『G1 TAG』は俺たちが制してやる！必ずだ！」
　
永田「終わったな、終わった。予選落ちだ、ファレ。されど1勝。1勝4敗。1勝獲った、それを心に秘めて、4敗した悔しさをずっと持って、今年奪い取ったこの1つの勝利、来年は全部勝つように。1勝の重みを背負って、悔しさを噛みしめて、また1年頑張ろう」
ファレ「はい。ありがとうございます。がんばります。サンキュー」
永田「決して負けてないよ、身体能力じゃ」
ファレ「勝ちます！」
永田「勝つぞ！1年無駄にするか、成長するか、オマエ次第。かんばろう！」
ファレ「わかりました。サンキュー」（と言って互いに抱擁）
永田「ありがとう」
　