G1 TAG LEAGUE 2011

日時: 2011年10月30日(日) 15:00開場　16:00開始
会場: 愛知・西尾市中央体育館
観衆: 2,000人（超満員札止め）

第1試合 20分1本勝負

渡辺高章
タイチ

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　IWGP Jr.ヘビー級王座次期挑戦者のTAKAが、王者・プリンス・デヴィットのパートナーである田口とタッグ対決。
　
　そのTAKAが先発し、渡辺を圧倒。その後、田口対タイチとなり、タイチが卑怯な戦法を全開にする。しかし、田口はすぐにタイチを交替に追い込んだ。
　劣勢となったTAKA＆タイチだったが、渡辺を孤立させてジリジリといたぶって行く。しかし、渡辺がドロップキックでタイチに逆襲し、スイッチした田口がタイチに猛攻。低空ドロップキックからのラ・マヒストラルで3カウントを迫る。
　これを返したタイチは、顔面攻撃、パントキックでお返し。そこからリング上は、渡辺とTAKAの対決となる。
　渡辺は、串刺しドロップキックをヒットさせ、逆片エビ固めを極めるものの、タイチが乱入してカット。すると渡辺は、ドロップキックでタイチを蹴散らし、TAKAに追走式ジャンピングエルボー、ランニングエルボー、エルボー連打で追撃。
　対するTAKAは、スーパーKで渡辺の動きを止め、みちのくドライバーIIの体勢へ。これは渡辺が首固めに切り返したものの、TAKAがクリアしてジャストフェースロックで完勝を収めた。

COMMENT

TAKA「プリンス・デヴィット、そろそろ『ヤングライオン杯』飽きちゃったんだよ。汗一つかかねぇよ。タイチみたいなお荷物いても、汗一つかかねぇんだよ。何度も言ってるけど、待ちきれねぇんだ。明日、18:30どこどこ町体育館、もうこのネタ飽きたな。11月12日大阪まで待ちきれねぇからよ」
タイチ「いいんだよ、オマエ、『ヤングライオン杯』だけやってりゃいいんだよ」
TAKA「三上倒した、広夢倒した、渡辺倒した。優勝だよ、俺！ 2011年、『ヤングライオン杯』優勝！なんの勲章にもなんねぇ。プリンス・デヴィット、どこでもいい、大阪の前に待ってるぜ。イッツ・マイ・○ァッキン・ビジネス！」
タイチ「オイ、なんだこの『ヤングライオン杯』のカードよぉ。田口、オマエもデヴィットいねぇと役立たずか？オメーもヤングライオンか？オマエの体つき、ノペッとして木戸修みたいになってきたな。目指すところは“いぶし銀”か？コノヤロー。オマエも『ヤングライオン杯』か？もうダメだな、若手の壁でせいぜい頑張ってろよ。オマエはデヴィットがいなかったら、ただの“いぶし銀”だ」
　
渡辺「今シリーズ、もっと田口さんとカード組まれてたけど、急遽変更で、今日が田口さんと初めてのタッグで、自分は凄く嬉しくて、『絶対勝ってやる！』って、『気持ちは絶対負けない』って思ってたけど、クソ！ TAKAみちのく、タイチ、いつもふざけてるけど、決めるところは決めてきて。自分は気持ちでしか、まだ技術がヤツらに勝ててないけど、絶対勝たなきゃいけないと思ってる。あの2人は、次は絶対ブッ倒す」
田口「僕もこういう風に鍛えられて、ここまで来ましたから。今度は僕が逆に教える立場で、いろいろ引っ張っていくというか。自分で何かを盗んでいかないと、教えてはくれないですからね。1試合、1試合で何かを吸収して、一つでもいいから何かを覚えて、そうしていけば、強くなりますよ」
渡辺「「ありがとうございました。次は絶対勝つ！」