G1 TAG LEAGUE 2011

日時: 2011年10月26日(水) 18:00開場　19:00開始
会場: 千葉・千葉ポートアリーナ・サブアリーナ
観衆: 900人

第4試合 30分1本勝負
「G1 TAG LEAGUE 2011」Aブロック公式戦

キング・ファレ
本間朋晃

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　0勝2敗＝0点でもうあとのない永田＆ファレが、1勝1敗＝2点の内藤＆本間と対戦。
　
　先発したのはファレと内藤。ファレが豪快なショルダースルーで内藤を場外に吹き飛ばし、戦意を喪失させた。
　これで永田対本間となり、両者は手四つの力比べを開始。押し込んだ本間が、ロープ際でチョップを放つ。すると、永田が怒ってチョップ合戦になり、張り手で本間の動きを止める。だが、内藤が飛び込んで永田の膝に低空ドロップキックを食らわせ、本間がランニングバックエルボーをお見舞い。これをきっかけに、内藤組が永田を捕まえ、集中砲火を浴びせて行く。
　しかし永田は、カウンターフロントスープレックスで内藤に逆襲。ようやく出番となったファレは、カウンタージャンピングショルダータックルで内藤と本間を同時に吹き飛ばし、串刺しボディアタックで交互に押し潰す。
　ファレの攻撃は続き、ショルダータックル、ジャンピングヘッドドロップで内藤に追撃。さらに、ブレーンバスターを仕掛けるものの、内藤が着地して延髄斬り、ジャンピングエルボーアタックで反撃。
　ファレ対本間の場面。本間が、逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー、ミサイルキックとラッシュ。そして、腕をグルグルと回してファレが立ち上がるのを待ち構え、ラリアットをお見舞い。さらに、ボディスラムで叩きつけ、コーナー最上段にのぼるが、永田が攻撃を妨害し、雪崩式エクスプロイダーで投げ捨てた。
　すると、内藤が永田にミサイルキックを食らわせるものの、ファレがカウンターボディスラムで蹴散らして永田とタッチ。
　永田は、本間にミドルキック3連射、串刺しフロントハイキック。そこからエルボー合戦になり、永田が連射で押し込む。これに対して本間が強烈な張り手を見舞うと、永田はフラフラになってひざまずいてしまう。しかし、すぐにナガタロックIIで逆襲。
　これを内藤がカットし、本間とトレイン攻撃に行く。しかし、回避した永田が、本間にフロントハイキック。さらに、ファレとのダブルショルダータックルで、内藤を蹴散らす。
　続いて、永田が本間にタイナーを叩き込むと、ファレが串刺しバックエルボー＆ブレーンバスターで追撃。すると永田は、酔拳のようなステップからシャイニングウィザードを発射。そして、バックドロップホールドで3カウントを奪い、待望のリーグ戦初白星をあげた。
　
　試合後、マットを叩いて悔しがる本間へ、温かいコールが送られる。その後、内藤はリングサイドで観戦していたちびっ子に自分のTシャツをプレゼントし、退場した。

COMMENT

永田「やった！やったな！」
ファレ「なんか気持ちいい！気持ちいいっす！」
永田「やったな！一つ獲ったぞ！この一つ、公式戦だよ。こないだのは公式戦じゃないんだ。今日のは公式戦だ。一つ獲ったぞ。2ポイント獲ったぞ」
ファレ「いい応援してもらって、本当に、これからもっとがんばりたい」
永田「あと二つ！」
ファレ「勝てますよ！勝ちますよ！」
永田「勝って、優勝の望みが少しでもあるならば」
ファレ「いきましょう！」
永田「今年のヒーローは？キング・ファレだよ！」
ファレ「ありがとうございました（と言って握手）」
　
本間「1勝2敗？まだまだだ。あと二つ勝てば3勝2敗。俺は内藤と絶対優勝するんだ。そんでもって、後楽園ホールのみんな、俺と幸せになろうぜ。絶対だ」
内藤「今日、負けちゃって1勝2敗。いやぁ、後がない。後がないけど、あと二つ勝てばいいんでしょ？こけしが決まれば、勝てるっしょ。俺ら必ず、11月6日最終戦に駒を進める。最後、みんなでハッピーエンドに終わろうよ。そしてみんなで」
本間「幸せになろうぜ」
内藤「オッシ！きた！大丈夫だ、問題ない。ノープロブレマ」
本間「シー」