試合開始前、日本で唯一のプロアイスホッケーチーム・H.C.栃木日光アイスバックスの尾野貴之選手、山田佑哉選手が登場。内藤組へ花束を贈呈した。
　
　そんな中で始まった第6試合は、内藤とアンダーソンの先発でスタート。素早いロープワークが繰り広げられ、両者が互角の勝負を展開。そこから内藤が本間にタッチし、場内が「本間」コールに包まれる。
　その本間は、ラリアットを連発してバーナードをダウンさせ、小こけしで追撃。だが、バーナードが豪快なハンマースルーで本間をコーナーへ激突させ、ハイアングルボディスラムで叩きつけた。
　しかし、バーナードが逆襲し、場外に引き込まれた本間が鉄柵攻撃を浴びてダウン。そこから復活することができず、バッドインテンションズの標的にされる。
　苦しい展開が続く中、本間はバーナードの突進をかわしてコーナーへ激突させ、パンチをお見舞い。そして、ハンマーブローをかわし、チンクラッシャーで追撃し、ようやく自軍コーナーへ帰還する。
　替わった内藤は、ドロップキックをバーナードに命中させ、串刺し攻撃を回避。エプロンへ飛び出すと、水面蹴り、ミサイルキックに繋ぐ。そして、ラリアットをかわし、ジャンピングエルボーアタックで追い討ちをかける。
　続いて内藤は、ジャーマンスープレックスに行くが、バーナードが阻止してバーナードライバーの体勢に入る。しかし、内藤が脱出し、延髄斬りを食らわせた。
　だが、アンダーソンが素早くバーナードとタッチを行ない、内藤をネックブリーカーで叩きつける。そして、アンダーソンとバーナードは、ジャンピングボディプレス、セントーンを交互に繰り出し、さらに内藤を追い詰める。だが、内藤はアンダーソンのランニングパワーボムをウラカン・ラナで切り返し、本間とタッチ。
　本間は、アンダーソンに対し、逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー、シャリマティー、ラリアットと一気に畳み掛ける。しかし、アンダーソンがハンマースルーを切り返して本間をコーナーへ激突させ、直後にバーナードが串刺しボディアタックをお見舞い。さらに、アンダーソンがジャンピングフロントハイキックで追撃する。
　そして、バッドインテンションズはマジックキラーの体勢に入るが、内藤が妨害。そして、内藤がネックブリーカードロップでバーナードをダウンさせると、本間がコーナー最上段からこけしを投下。
　続いて内藤は、プランチャでバーナードを分断。しかしリング上では、アンダーソンがジャンピングフロントハイキックで本間に逆襲。それでも本間は、追走式バックエルボー、ラリアットでやり返し、コーナー最上段からこけしを敢行。ところが、アンダーソンがキャッチしてそのままガンスタンを炸裂させ、ピンフォール勝ちを収めた。

アンダーソン「俺達は2009年の『G1 TAG LEAGUE』チャンピオンだ。そして2011年、このトーナメントでスズキ・アーチャー組を下し、ナイトウ・ホンマも下した。バッドインテンションズはよくわかってる。このトーナメントがどんなにスゴイものかを。みんなも予想してるように、2009年の『G1 TAG LEAGUE』チャンピオンで、IWGPタッグチャンピオン、GHCタッグチャンピオン、この世界で一番凄いベストタッグチームであるバッドインテンションズが、このトーナメントを優勝する」
バーナード「ガンをブッ放つぞ！ みんなかがめ！ イチ・ニ・サン！」
アンダーソン「ダダダダダダ！（マシンガンアピール）」
　
内藤「周りがどう思ってるか知らないよ。本間選手自身、どう思ってるかなんて知らない。ただ、日本に帰ってきてからずっと、バッドインテンションズとやってた俺は、少しわかったよ。俺と本間、このタッグ案外いけんじゃないかって。今日は負けたよ。完敗だよ。さずがタッグ2冠王。それは認めるよ。でもやってみてわかった。俺と本間、案外いけるぜ。俺に関してはね、負けたけど、今日しっかり自信つけたんで。これで1勝1敗。問題ない。明後日、千葉からまた、連勝街道行きたいと思います」
※本間はノーコメント