G1 TAG LEAGUE 2011

日時: 2011年10月22日(土) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,800人（満員）

第7試合 30分1本勝負
「G1 TAG LEAGUE 2011」Bブロック公式戦

小島聡
井上亘

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　小島対天山のテンコジ対決で試合がスタート。天山がモンゴリアンチョップ連射で小島を倒し、乱入した真壁を、井上との連携で蹴散らした。
　真壁対井上の場面。井上がエルボーで攻め込むが、真壁がラリアットですぐに逆転。そして、井上をロープへスローイングするが、控えの小島に激突してしまう。
　そんな中、真壁は鉄柵攻撃で井上に追い討ち。そして、替わった小島も井上を逃さず、一方的な試合展開となる。
　そんな中、小島が控えの天山を場外に叩き落とし、井上には逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー！」からのダイビングエルボードロップで追撃。しかし、井上はカウンターキチンシンクで反撃し、辛うじて天山とタッチ。
　天山は、小島に対してモンゴリアンチョップ連射、逆水平チョップ連射、串刺しラリアット、カーフブランディング、ブレーンバスターで追撃。そして、小島のコジコジカッターを食らっても、顔面へのヘッドバットですぐにやり返した。
　真壁対井上となり、井上が串刺しジャンピングエルボー、スタガリンブローなどで攻め込む。しかし、真壁がラリアットでやり返し、小島とタッチ。そして、小島が井上を羽交い絞めにするが、真壁のラリアットがかわされて誤爆してしまう。これで一瞬、不穏なムードが漂ったものの、真壁と小島はトーキックからの合体ブレーンバスターで、井上を投げ飛ばした。
　そこから真壁組はトレイン攻撃に入るが、井上が回避して真壁に水車落としで反撃。さらに、小島をダブルアーム式フェースバスターで叩きつけ、トライアングルランサーで絞り上げる。すると、天山はアナコンダバイスで真壁を分断。
　続いて、井上と天山は合体攻撃に行くが、小島が脱出に成功。すると、真壁が両腕ラリアットで2人を蹴散らし、そのまま天山と場外戦を開始。一方、リング上の小島は、井上を垂直落下式ブレーンバスターで叩きつけ、右肘のサポーターを投げ捨ててロープへ走る。
　しかし、井上はラリアットをかわし、ジャーマンスープレックスホールドで反撃。これを返されると、串刺しスピアーで追い討ちをかける。だが、最後は小島のカウンターラリアットがジャストミート。井上を轟沈した。

COMMENT

真壁「オイ！まずは一つ目だな！俺と小島？オイ、小島と俺？関係ねー、バカヤロー！オイ！俺様だけ見てろバカヤロー！わからせてやる！オイ、優勝してよ。勲章持っていきゃあ誰も文句言わねーだろ！俺はやり返してやるからよ。やられたままで終わると思うなよ？それだけだ！」（先に控室へ）　
小島「あれ？真壁がいねー。せっかく二人でコメントしようと思ったのに……、先に行っちまった。こんなに、こんなに不安を抱えているチーム、なかなかないけど。今日の結果、観てもらえればわかるとおり、とくに会話は必要ないから。悪いけど、この『G1 TAG LEAGUE』に関しては、俺は過去４回出場しているうちの、２回優勝、１回準優勝だ。これだけの勝率を誇っているタッグチーム、出場者はいるか？たぶんいないと思う。……あ、いた！天山じゃねーかよ！ということは、今日、俺が天山のチームに勝ったということは俺が優勝だ！」
　
井上「明日誰だ？棚橋、後藤？今日の負け！明日取り返してやる！見とけオラ！」
天山「まだまだ、まだまだやな！」
井上「まだまだ！」
天山「こんな1敗ぐらいで、ガタガタ言うなよ。もっと先見て行こうぜ。1敗ぐらいなんやって。クソゴリラとクソブタヤローめ。チンケなかっこしやがってアホンダラ！俺らでも追い込んでたよな？井上。あんな一発逆転しか出来んのかって。クソヤローがホンマ。タッグでこのリーグ、行けるとこまでいこうぜ」
井上「優勝しましょう」
天山「ガッチリ頼むぞ、亘。気合入れて行こうぜ！」
井上「ハイ！」