DESTRUCTION '11
- 日時
- 2011年10月10日(月) 16:00開場 17:00開始
- 会場
- 東京・両国国技館
- 観衆
- 6,500人
その後、認定証、勝利者トロフィー、チャンピオンベルトが棚橋へ贈呈され、勝利者インタビューが始まった。
■勝利者インタビュー
——見事、8度目の防衛、おめでとうございます!
棚橋「ありがとうございました!!(※大拍手)」
——今日も本当に厳しい闘いだったと思います。率直な感想を聞かせて下さい。
棚橋「全力の内藤を、全力で受け止めました。凄く、ホントにうれしいです!(※大拍手)」
——内藤選手の「時代を変える」という発言もありましたが、譲りませんでしたね?
棚橋「時代は、俺がさらに変えてきます(キッパリ)。なので! 絶対に負けられませんでした(※大拍手)」
——最後に内藤選手へ声をかけていたようですが、なんと言っていたのですか?
棚橋「内緒です。(『教えて』コールが起こって少し考え)……完全に上から目線なんですけど、『よくここまで来たな』って言いました(※大拍手)」
——8度目の防衛を飾り、橋本真也選手(V9)、そしてV10の永田裕志選手の背中も見えてきましたね?
棚橋「俺は……(※と言いかけたところで永田が登場)」
永田「まずは棚橋、防衛おめでとう(※大拍手)。2011年、アンチエイジングのテーマを掲げた俺にとって、このまま黙って年を越すわけにはいかねぇんだよ(※場内騒然)。どうだ? もう1回、俺の挑戦を受けるか?」
棚橋「記録は、破られるためにあるぜ! その挑戦、俺が受けるぜ!(と言って永田と握手)」
ところが、ここで矢野がリングに乱入し、背後から棚橋にイス攻撃! そして、IWGPベルトを奪い取ると、「オイ、棚橋!! 永田、お前もよく聞け!! 今日からな!! このベルトはな!! 矢野通様の管理下だ、バカヤロー!! 返してほしかったらな!! テメーが挑戦して来い、バカヤロー!!」と一気にまくしたて、ベルトを持ち逃げしてしまう。
場内が騒然とする中、とりあえず永田が退場。その後、フラフラと立ち上がった棚橋は、「矢野ーー!! そのベルトはな!! 絶対俺が取り返す!!」と絶叫! そして、気を取り直して「今日は本当にありがとうございました! また、新日本プロレス!よろしくお願いします!」とファンに挨拶した。
ここで棚橋も退場するが、ファンのコールを受けて再びリングイン。「ホント、ゴメンね。でも、こんだけ『棚橋』コールもらったら、やるしかないっしょ」と言うと、1回目のエアギターを敢行。さらに、アンコールに応えた2回目にはギターを壊し、「もう1回」コールをうけての3回目の際には、三上がエアでリング下から取り出したギターを使用した。
そして棚橋は、エアでケースから出したギターを四方の客席に投げ入れ、最後は「両国の皆さーん! 愛してまーす!」という叫びで、激動の両国大会を締めた。