DESTRUCTION ’11 – 東京・両国国技館 – 第6試合 30分1本勝負

DESTRUCTION '11

日時: 2011年10月10日(月) 16:00開場　17:00開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 6,500人

第6試合 30分1本勝負
小島聡復帰戦

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　8月14日の天山戦で眼窩底骨折の重傷を負い、欠場が続いていた小島がついに迎えた復帰戦。自らその相手に天山を指名した。
　
　チョップ合戦から、天山がモンゴリアンチョップで先制。そして、ショルダータックルで小島を場外に追い込み、鉄柵攻撃を食らわせる。しかし小島は、エプロンに立った天山の脚をラリアットで刈り、リングに戻ってプランチャを敢行。だが、天山がかわして自爆させる。
　リングに戻り、天山が踏みつけ攻撃、ストンピング、ボディへのヘッドバットで追撃。そして、小島の目を狙ってニードロップを叩きこみ、顔面をかきむしる。
　天山の攻勢は続き、逆水平チョップ連射、ヘッドバット、串刺しラリアット、カーフブランディング、モンゴリアンチョップとラッシュ。だが、小島はエルボー連打で流れを変え、ローリングエルボー。さらに、マウンテンボムを阻止して、スイングネックブリーカードロップ、DDTに繋げる。
　続いて小島は、逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボーと得意技を連発し、「いっちゃうぞバカヤロー！」をファンと大合唱。そして、コーナー最上段にのぼるものの、天山が追いかけて雪崩式ブレーンバスターで逆襲。
　さらに天山は、ダイビングヘッドバットで追撃するが、小島がコジコジカッター、ブレーンバスターで反撃。続いて、右肘のサポーターを投げ捨ててロープに走るものの、天山がカウンターニールキックで迎撃。そして、アナコンダバイスで絞り上げるが、小島はロープへ脚を伸ばす。
　すると天山は、TTDで小島を叩きつけ、コーナー最上段にのぼってムーンサルトプレスを敢行。しかし、小島がかわして自爆を誘発し、フラフラと立ち上がった天山の後頭部にラリアットを見舞う。
　それでも天山は、顔面へのヘッドバットでやり返し、ロープへ走る。しかし、小島が強烈なカウンターラリアットで迎え撃ち、一気に3カウントを奪った。

COMMENT

——新日本の小島選手としての第2のスタートとなりましたが？
小島「それは別に、そういうのはもう後付けでしかないから。別に俺自身は何も変わってないよ。欠場明けだけど、見てくれよ、天山、ノックアウトだよ。天山に言っといてやるよ、昨日の記者会見で『小島とは最後にする』って言ったよな？今日みたいな終わり方で、それで最後でいいのか？オマエに聞いてやる！今日みたいな終わり方で、納得したのかどうか！天山！オマエ答えろ！」
　　
天山「クッソ!! んあああ!! なんやねんオラ!! なんもないぞ？クソ!! なんであんな一発、ラリアット返せヘンのや!! クソオオオオ!! （壁を蹴って）。最後の一発だけやろ？オイ、あんのやろー。だましやがって？アー、クソオオオ!! なんで俺があんなヤツに負けなあかんねん？クソヤローが。ラリアット一発？フ○ック!! それで返せヘン俺もあかんけどな、これで終わりちゃうぞおお!! まだまだやるからな！（鬼気迫る形相で）」
——ファンとしては、テンコジ復活というのも見てみたいんですが……。
天山「知るかあ!! んあもんアホ!! 何言うてんねん、コラ!! 何がテンコジ？ふざけんなオラ!! クソが!! ぶっ殺すまでやるよ、アホ!! 明日でも決めとけ、コラ!! しゃーらああ、小島!! カス!!」