DESTRUCTION ’11 – 東京・両国国技館 – 第4試合 30分1本勝負

DESTRUCTION '11

日時: 2011年10月10日(月) 16:00開場　17:00開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 6,500人

第4試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ

タマ・トンガ
ウルティモ・ゲレーロ

後藤洋央紀
中邑真輔

境界線

11分03秒　昇天・改→片エビ固め

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　CMLLのトップ選手・ゲレーロが久々に登場。後藤は、CMLL遠征時のタイトルマッチでゲレーロに敗れており、その雪辱を狙う。
　
　中邑は黒の頭巾、ゲレーロはタイガーのオーバーマスクを被って入場。そんな中、後藤とゲレーロの先発で試合が始まり、ゲレーロがタックルで倒すと、後藤は腕を取りに行く。しかし、ゲレーロがすぐに体勢を入れ替える。
　そこから後藤がヘッドロックを決め、ショルダータックル。だが、受け止めたゲレーロが逆にショルダータックルで後藤をなぎ倒した。
　トンガ対中邑の場面。中邑がローキック、膝蹴り、ミドルキック、頭部への膝蹴りでトンガを追い込む。しかしトンガは、前後の連続リープフロッグから空手チョップを叩きこみ、中邑に逆襲。
　その直後、トンガは「ウォ！ウォ！ウォ！」と、独特の呼吸をファンと大合唱。そして、串刺しジャンピングボディアタック、旋回式バックドロップで中邑に追い討ちをかける。
　これに対して中邑は、カウンターキチンシンク、リバースパワースラムでお返し。そして、ボマイェを発射するものの、トンガによけられてコーナーに激突。しかし、突進して来たトンガを持ち上げてコーナー最上段に固定すると、ガラ空きのボディにランニングニーアタックを食らわせた。
　トンガ対ゲレーロの場面。ゲレーロが、中邑とのダブルフロントハイキックを繰り出し、トンガの髪の毛を掴んで大きく投げ飛ばす。
　その後も集中砲火を浴びたトンガだったが、中邑のラリアットをかわし、コーナー最上段に飛び乗ってトルニージョで逆襲。
　ようやく出番となった後藤は、2段助走式ラリアット、串刺しニールキック、バックドロップで中邑に追撃。すると中邑が、後ろ回し蹴りでやり返し、ゲレーロと共にトレイン攻撃を敢行。中邑の串刺しジャンピングニー、ゲレーロの串刺しラリアットが連続で後藤に決まる。
　続いてゲレーロは、コーナー最上段にのぼるが、後藤が追いかけて雪崩式ブレーンバスターの体勢に入る。だが、ゲレーロが踏ん張って阻止し、雪崩式リバースブレーンバスターの大技を敢行。
　続いてゲレーロはリバースゴリースペシャルを極めるが、後藤が強引に上体を起こす。するとゲレーロは、どどんのような体勢で後藤を叩きつけ、流れを引き戻す。
　ここで中邑がリングに入り、ボマイェを発射。しかし、トンガもリングへ飛び込み、カウンタードロップキックで中邑を迎撃。
　そのトンガを、ゲレーロがラリアットで場外に追い出し、後藤にブレーンバスターを仕掛ける。しかし、後藤が後ろに着地し、顔面ヘッドバットで逆襲。そして、牛殺しから昇天・改を炸裂させ、ゲレーロにトドメを刺した。

COMMENT

後藤「メキシコでのゲレーロへの借り!! シッカリ返させてもらったよ！」
タマ「キャー!!　ホオオオ〜!!」
※笑顔でハグして。
後藤「タマちゃんもよかった!! 俺たち、心通じ合ってるからさ？ゲレーロ、メキシコのトップだろ？これからドンドン、世界に目を向けてもいいんじゃないか？そんな自信に満ち溢れてますよ？」
——今日は、棚橋弘至vs内藤哲也のベルトを掛けた試合もあります。
後藤「内藤が勝ったら、中邑とやりたいみたいだけど、俺を忘れてねーか？まず、俺とやるべきじゃねーのか？ま、徐々にでいいですよ。……あと、インターコンチという世界に繋がるベルトもあるしよ。それでもいいよな？」
タマ「アイ・フィール・グレート！タマ・トンガとゴトーの“アラ・トンガ”はグッドチームだよな？いままでもグッドマッチをしてきたが、今日もサイコーだろ？ワオオオオ!!」
　
中邑「セニョールは長旅で疲れてんだよ、代わりに言ってやる。もうちょっとスケジュール余裕をもってよこしてくれよ。テ・エンセニョ・コモ・デバドレ！（痛みとは何かを教えてやる）」
※ゲレーロはノーコメント