DESTRUCTION ’11 – 東京・両国国技館 – 第3試合 30分1本勝負

DESTRUCTION '11

日時: 2011年10月10日(月) 16:00開場　17:00開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 6,500人

第3試合 30分1本勝負

井上亘
ランス・アーチャー

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　9月19日神戸で鈴木みのるに敗れた井上が、鈴木軍の用心棒・アーチャーと一騎打ち。
　
　試合開始早々、井上がトップロープをずらし、突進して来たアーチャーを場外に落とす。さらに、プランチャに行くものの、アーチャーが逃走することを見越してエプロンへ着地。そして、すぐさまエプロンを駆け抜け、ジャンピングニーアタックをお見舞いした。
　ところが、アーチャーがすぐに逆襲し、井上をエプロンに寝かせて脚を持って横方向に投げ飛ばし、頭を場外の鉄柵に激突させる。
　大ダメージを負ったものの、カウント19で何とかリングに戻った井上だったが、アーチャーはボディスラム3連発、F’n Slamなどでなおも攻勢をキープ。
　苦しくなった井上は、アーチャーの串刺し攻撃をバックエルボーで阻止。そこから串刺しジャンピングエルボー、逆水平チョップ連射に繋ぎ、ジャーマンスープレックスの体勢に入るものの、アーチャーが阻止。
　すると井上は、コーナー2段目からミサイルキックを叩きこみ、ロープへダッシュ。それをアーチャーが受け止めてチョークスラムに行くが、井上が脱出してローリングバックエルボー。そして、今度こそジャーマンスープレックスホールドを決める。
　するとアーチャーは、変型スパインバスターで反撃。だが、井上はカニばさみでアーチャーを倒してコーナーに激突させ、すぐさまスピアーを叩きこむ。
　そして、十分に距離を取った上でもう1度スピアーに行くが、馬飛びでアーチャーにかわされてコーナーへ激突。
　すかさずアーチャーはハイアングルチョークスラムで追撃し、最後はダークデイズを炸裂させて完勝を収めた。

COMMENT

アーチャー「どうだ俺が来て、新日本プロレスが変わったと思うだろ！俺がアメリカンサイコのランス・アーチャーだ！誰もが恐れるランス・アーチャーだ！新日本プロレスの全て俺のもの、全て俺がブッ壊してやる。そう変わったことをオマエ達わかってるだろ！俺が新日本のチャンピオンになる。俺はアメリカンサイコのランス・アーチャーだ！」

井上「クソー! オラアアアア!!」
——今日で、鈴木軍にシングル2連敗ですが？
井上「……今日も負けか？取り返してやるよ？俺、プロレスラーだよ!! くやしい〜!!」
——やっぱり、身長差が大きかった？
井上「違う!!（即答して）。俺のスピアーが……たしかに手ごたえあったけど、違う!! アレじゃない!! 俺のアレが……。クソ!! アーチャー追い抜かしてやるよ！今日の原因は俺だよ!! クッソ!! ……鈴木軍とはな、このままじゃ終わらせないかなら。鈴木、アーチャー、必ず、俺は立ち向かっていく」