NEW JAPAN LIVE IN UONUMA 〜がんばろう!UONUMA 平成23年7月新潟豪雨災害復興祈念特別興行〜
- 日時
- 2011年10月8日(土) 15:00開場 16:00開始
- 会場
- 新潟・小出郷総合体育館
- 観衆
- 2,200人
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第6試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
その棚橋と内藤の先発で試合がスタート。棚橋が串刺し攻撃をかわし、コーナー2段目からフライングボディアタック。対する内藤は、アームホイップを連発し、棚橋の動きを止めた。
後藤対本間の場面。後藤が強烈なヘッドロックで絞り上げ、ショルダータックル。これを受け止められると、なおもショルダータックルを放って本間をなぎ倒す。だが、本間は追走式バックエルボーとラリアットで逆襲。これをきっかけに内藤組が後藤を捕まえ、波状攻撃を開始。代わる代わるの攻撃で後藤を逃がさず、どんどん追い詰めて行く。
しかし、後藤はカウンターニールキックで内藤に逆襲し、辛うじて自軍コーナーへ生還。ようやく出番となった棚橋は、フライングフォーアームで内藤を吹き飛ばし、ダイビングサンセットフリップ、ドラゴンスクリューで追撃。
続いて棚橋は、ロープへ走るが、内藤がリープフロッグとドロップダウンで翻弄し、ドロップキックをお見舞い。そして、串刺し攻撃をかわしてエプロンへ飛び出し、水面蹴り、ミサイルキックに繋ぐ。
ここで内藤は、コーナーに上ろうとするが、棚橋が脚を引っ張り、スクールボーイで丸め込む。そして、グラウンドドラゴンスクリューで追撃するが、内藤はジャンピングエルボーアタックでやり返した。
後藤対本間の場面。後藤が、ラリアット、串刺しニールキック、バックドロップ。続いて、昇天の体勢に入るものの、本間が踏ん張ってブレーンバスターで投げ捨てる。そして、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー、シャリマティーとラッシュ。
ここからエルボー合戦となり、本間が連打で押し込んでロープへ走るが、後藤が2段助走式ラリアットをヒットさせる。そして、再び昇天の体勢に入るものの、内藤が背中にミサイルキックを浴びせて妨害。
その内藤を、棚橋がスリングブレイドで排除すると、本間がランニングバックエルボーで蹴散らす。そして、DDTで後藤ダウンさせ、コーナー最上段からコケシを敢行。しかし、かわされて自爆してしまう。
15分が経過し、後藤と本間のラリアットが2度相打ちになる。すると、後藤が特攻ラリアットで本間を倒し、棚橋が内藤をプランチャで分断。そして、後藤がジャーマンスープレックスホールドを繰り出すものの、本間が跳ね返す。だが、直後に後藤が昇天・改を炸裂させ、接戦を制した。
試合後、棚橋と内藤が激しい睨み合いを展開。そして、内藤が「明後日! 両国国技館。棚橋、お前を、必ず! 引きずりおろしてやるからな! そして! そして! 時代を変える!」とマイクアピール。
これに対して棚橋は、「オイ内藤、よく聞け。とても重要なことを言うぞ。いいか、俺はな、40(歳)になっても、50になっても、60になっても、70になっても、80になっても……一生、チャンピオンだ!」と返答した。
その後、ファンの大コールを受けた棚橋が、改めてマイクアピールを開始。
棚橋「新日本プロレスが、魚沼に帰って来たぜーー!!(※大歓声) 今日はホントに皆さん、最後までありがとうございました!(※大拍手) この今日の盛り上がり、そして、魚沼産のコシヒカリをエネルギーにして、これからもますます盛り上げていきます(※大拍手) そしてまたここに、チャンピオンとして絶対に帰って来ます!(※大歓声)」
ここで再び「棚橋」コールが起きると、棚橋は3回のエアギターを敢行。2回目にはギターをエアで叩き壊し、3回目に使用したギターはリングサイドのファンからエアで受け取った。
そして最後に棚橋は、「新潟の皆さーーん!! 愛してまーーす!!」という叫びで、大盛況の魚沼大会を締めくくった。
COMMENT
後藤「両国、俺の想いは一つ。残ってる負けを両国で返すだけだ。ウルティモ・ゲレーロ。ゲレーロ、ただ勝利のみ。そこしか狙っていかない、俺は」
内藤「前哨戦が2回、(10/3)後楽園と魚沼。結果はともかくとして、重要なものを得たよ。スリングブレイドを久々に食らって、やっぱあれは食らっちゃいけないって改めて思ったし。まだ出してないスリングブレイド対策、ガンガン出していきますよ。時代を変えようとする時、批判があるのはわかってる。誰もが『オマエじゃまだ早いよ』って言われながら、昇ってきたのも知ってる。だから別に今の状況を俺はマイナスに捉える気はないし。また来年魚沼に帰って来た時に、この体育館が壊れるくらいの、大『内藤』コールに変えてみせます。俺は棚橋にできることはなんでもできる。棚橋にできないことも俺にはできる。100ランク上の新日本プロレスを皆さんにお見せします!」
本間「これは単なるタッグマッチじゃねぇ。『G1 TAG(LEAGUE)』の前哨戦。俺らは絶対、決勝まで行くから。もう1回だ! 負けっぱなしなんてわけにいかねぇ! 次は絶対俺が勝つ」