品川近視クリニック Presents 永田裕志プロデュース「BLUE JUSTICE．3 〜青義〜」

日時: 2011年8月30日(火) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,600人

第6試合 30分1本勝負
タマ・トンガ復帰戦

タマ・トンガ
石井智宏

後藤洋央紀
飯塚高史

境界線

16分36秒　スターダストプレス→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　5月3日福岡の試合中に右肩脱臼の重症を負い、欠場が続いていたトンガの復帰戦。最初に入場したトンガは、笑顔とお馴染みの奇声でファンの声援に応えた。
　
　試合はCHAOSの奇襲攻撃からスタート。そして、飯塚と石井がトンガを捕らえる。だが、トンガは飯塚の突進をリープフロッグでかわしてコーナーへ激突させ、石井にドロップキックをお見舞い。さらに、2人の合体攻撃をリープフロッグでかわし、開脚式ドロップキックで同時に蹴散らした。
　内藤対高橋の場面。高橋がパワースラムで内藤を叩きつけ、エルボードロップを投下。しかし、かわした内藤が顔面への低空ドロップキックで逆襲。さらに、ランニングサンセットフリップで追撃し、トンガとスイッチ。
　トンガは、前後の連続リープフロッグからの空手チョップを高橋にお見舞い。しかし、高橋にショルダースルーで反撃され、場外戦に持ち込まれてしまう。
　場外でたっぷりと痛めつけられたトンガは、リング上でもCHAOSに攻め込まれる。途中、石頭ぶりを存分に発揮して石井に反撃するものの、飯塚のチョーク攻撃で再びピンチに陥ってしまう。だが、串刺し攻撃をかわして突破口を作ると、フライングネックブリーカードロップで逆襲し、自軍コーナーへ生還した。
　替わった後藤は、串刺しニールキック、バックドロップで飯塚に追撃。続いてのブレーンバスターは阻止されたものの、顔面へのヘッドバットでダウンさせる。しかし、ロープワークを妨害した高橋に気を取られてしまい、飯塚がペディグリーで逆襲した。
　内藤対高橋の場面。内藤がエプロンへ飛び出して水面蹴り。そして、ミサイルキックで追撃するものの、高橋はカウンターフロントスープレックスでやり返した。
　内藤対石井の場面。石井が、パワースラム、串刺しラリアット、雪崩式ブレーンバスター。そこからCHAOSがトレイン攻撃を敢行するが、内藤が脱出。飯塚に低空ドロップキック、高橋にスイングネックブリーカードロップ、石井にジャンピングエルボーアタックで逆襲。
　さらに内藤が石井に延髄斬りを食らわせ、トンガが串刺しボディアタック、後藤がラリアットで追い討ち。そして、内藤がジャックナイフ式エビ固めで固めるものの、カウントは2。
　すると内藤は、石井をマットに叩きつけ、スターダストプレスでとどめを刺した。
　
　試合後、大荒れとなった飯塚が、テレビ朝日の野上慎平アナウンサーを発見！上半身裸にして羽交い絞めにすると、石井が逆水平チョップを食らわせる。それをファレが救出したものの、野上アナは後から退場した高橋に背中を殴られてしまった。

COMMENT

後藤「おかえりタマちゃん！と言いたいね（笑）。次の目標は……G1タッグになるかな〜。タマちゃんも帰ってきたし、そのとき一番いい相手と組みたいな、と。まぁ、俺よりも弱い、中邑がIWGPに挑戦することになっちゃったけど。ひとつだけいえるのは、棚橋のすべてをブチ壊すつもりで挑むように。ただ、“勝つ”だけじゃ、俺は納得しねーからな？」
※タマ・トンガと握手して控え室へ。
タマ「フォー・マンス！４ヶ月間という長いあいだ、この日を俺は待っていた。ついにジャパンに戻ってこれた！IWGPインターコンチネンタル王座トーナメントも欠場してしまったが、俺は４ヶ月間を耐えしのび、こうやって戻ってこれた。今日は、ゴトー、ナイトー、そしてファンにも感謝しています。サンキュー・ジャパン！」
内藤「Ｇ１終わって、まわりの反応が気になってね。とくに、後楽園……厳しい反応を見せるんじゃないかと思ってたけど、あったかく迎えてくれて。スゲー、今日、来てくれたお客さんに感謝したいと思います。そして、俺は、まず！まずは高橋裕二郎。俺は一回もデビューしてから勝ってないから。神戸、お客さんが納得するかたちで、シッカリ裕二郎を叩き潰して、大きい声で、大きい声で、IWGPと叫びたいと思います。土曜日からシリーズ始まりますけど、このG1の熱を地方にシッカリ伝えたい。それはG1王者の中邑でもIWGP王者の棚橋でもなく、この俺がシッカリ伝えるんで、楽しみにしていてください！」

※飯塚、高橋、石井はノーコメント