品川近視クリニック Presents 永田裕志プロデュース「BLUE JUSTICE．3 〜青義〜」

日時: 2011年8月30日(火) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,600人

第4試合 20分1本勝負

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　永田と同じ第三世代の代表格である天山が、人気・実力ともに急上昇中の本間と一騎打ち。
　
　いきなり激しいショルダータックル合戦が展開され、本間が競り勝って天山を場外へ追いやる。しかし、場外戦で天山が逆襲し、本間を鉄柵へ叩きつけた。
　リングに戻り、天山がヘッドバット、額へのパンチ、モンゴリアンチョップ3連射で追撃。続いてブレーンバスターを仕掛けるものの、本間が踏ん張って耐え、逆に天山を投げ捨てた。
　そこから本間は、逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー、ミサイルキックと一気にラッシュ。対する天山がモンゴリアンチョップ連射で反撃すると、チョップ連射でやり返し、ラリアットを受け止めてDDTを食らわせる。
　本間の攻撃は続き、スイングネックブリーカードロップ、首四の字固め、エルボースタンプ連射。しかし、天山はマウンテンボムで逆襲し、逆水平チョップ連射、串刺しラリアット、カーフブランディング、ボディへのヘッドバットで追撃。
　劣勢に追い込まれた本間だったが、串刺し攻撃を阻止してコーナー最上段にのぼる。そして、追いかけて来た天山の首をネックブリーカーでトップロープへ叩きつけ、シャリマティーから3カウントを迫る。
　これを天山が跳ね返すと、本間は腕をブンブンと回してラリアットを発射。しかし、天山がボディへのヘッドバットをカウンターで食らわせ、モンゴリアンチョップ連射。しかし、本間は追走式バックエルボーでやり返し、ラリアットで天山を吹き飛ばす。そして、コーナー最上段にのぼってコケシを繰り出すものの、天山がかわして自爆させる。
　ここから天山は、フライングニールキック、バックドロップに繋ぎ、コーナー最上段からダイビングヘッドバットをお見舞い。さらに、アナコンダバイスで絞り上げると、アナコンダスラムで追撃。そして、あらためてアナコンダバイスで絞り上げ、ギブアップを奪った。

COMMENT

天山「今日は、対戦カード変わったし、その試合を楽しみにしていた部分もあったんやけど、本間とシングル。一発一発はキツイもんがあるし、ヤバイっていう状況もありましたよ。ま、今日は、永田の興行ということで、いい試合をして盛り上げたいという気持ちもあったし。本間もガンガン、怖いもの知らずで来たし、攻撃食らってヤバイって瞬間もあったけど、やはりG1に出た天山広吉としては負けられない一戦でした。ただ、『あれでなんで出られないんだ』というぐらい力はありましたよ？来年ぐらいは当然、出てくるんちゃうかなって。ラリアットもDDTもキツかった。アイツに華を持たせるわけやないけども、今日はアイツの勢い凄かったんやないですか？俺も10月に自分の興行あるし、次のシリーズを乗り越えて、シッカリ20周年を締めたいな、と。近いうち、記者会見もやるんでね。……永田、おめでとー！」

本間「強えよ！やっぱ強えよ、天山広吉！今日、初対決。1回じゃわかんねぇだろ？天山が、G1で目が覚めたっていうなら、俺は今日の1戦で目が覚めた。俺はGBHも続いてるけど、シングルつうのも、スゲー飢えてるから。もうしたくて、したくて、たまんねぇからよ。なんだあれ？反感びいきか天山？もしかして、俺の聞き間違えじゃなかったら、天山、同情されてんじゃねぇか？次は俺、絶対オマエの首、ブチ殺してでも勝ちにいくから。今日が始まりだ。オイ、VTRでよ、永田が『今日の試合いかんでは、来年のG1に推してやる』？ふざけんじゃねぇよ！オマエの力なんか必要ねぇんだ、コノヤロー！俺の力で、まだ早えかもしんねぇけど、来年の『G1 CLIMAX』出場権なんて、当たり前のようにぶん捕ってやるから。あぐらかいて上で見てるヤツ、天山、永田、見くびんじゃねぇぞコノヤロー！次覚悟しとけ！絶対勝つから」