ブシロード PRESENTS G1 CLIMAX XXI 〜THE INVINCIBLE FIGHTER〜

日時: 2011年8月7日(日) 17:00開場　18:00開始
会場: 大阪・大阪府立体育会館
観衆: 5,500人（満員）

第1試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX XXI」 Aブロック公式戦

ヒデオ・サイトー
高山善廣

境界線

（0勝4敗＝0点）
（2勝1敗＝4点）

03分29秒　エベレストジャーマンスープレックスホールド

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　なんとサイトーは、ランニング＆半ズボン＆麦わら帽子に虫取りアミ＆虫取りカゴという姿で登場。先に入場していた高山へ無邪気に近寄って行くと、まるで虫でも捕まえるかのように高山の頭へアミを被せてしまう。
　怒った高山が襲い掛かり、そのまま試合がスタート。ところが、サイトーがチョーク攻撃で逆襲して高山を場外へ追い込み、本部席からゴングを持ち出す。
　リングに戻ったサイトーは、高山に手刀を何発も見舞い、カリビアンデスグリップでその首を絞め上げる。そして、そのまま押し倒すものの、ニアロープで佐藤健太レフェリーからブレイクが命じられる。
　すると、サイトーが怒って佐藤レフェリーに襲い掛かるが、起き上がった高山が背後から近づき、エベレストジャーマンで3カウントを奪った。

COMMENT

高山「なんだありゃ！なにアイツ?!」
——想像していない姿で現れたと思うんですが、試合してみてどうでしたか？
高山「あんなの試合になってねぇじゃんかよ。変質者に襲われた感じだよ。通り魔だ、通り魔！恐ろしいな、新日本は。あんなの飼ったらヤバいんじゃないの？まさかの虫取りカゴでくると思ってなかったね。ウチにあるクワガタとカブトムシあげればよかったよ。前もって、正気な時にね。たくさんあるんだ、近所に配ってるんだ、ホントに」
——勝ち点を重ねましたが？
高山「でも、今日のは勝ったは勝ったけどさ、勝利を勝ち取ったって気がしないね。通り魔に襲われて、それを逃げて帰ってきただけ。逃げ帰ってレイプされないで済んだって感じだね」
——大阪府立のG1と言えば、佐々木健介選手との試合以来ですが？（※試合後に脳梗塞を発症して緊急手術を受け、約2年間の欠場となる）
高山「みんな、そういう大昔の話ばっかりするよな。そんなの関係ないよ、もう忘れたんだから。そんなこと気にしてたら出ねぇよ。ね？そう思わない？そんなの気にしてたら新日本だって呼ばないだろ。もう大丈夫だと思って新日本も呼んでんだろ？散々ほかの全日本やノアでシングルのリーグ戦やってさ、『あ、高山もう大丈夫だな。そろそろウチで使うべ』と思って呼んだんだろ。いまさらそんなこと聞かなくてもいいんじゃない？ま、記事にはなりやすいかもしんないだろうけど。いまさら大阪府立の夏のG1だからってことはない」

サイトー「なに？あの怖いオジチャンは！金髪だったよ。オジチャンがクワガタくれるって言うから来たのに、なに？クワガタは？僕のクワガタはどこにあんの？教えてよ！ねぇ、まだまだ探しに行かないと、ね」