ブシロード PRESENTS G1 CLIMAX XXI 〜THE INVINCIBLE FIGHTER〜

日時: 2011年8月5日(金) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 2,000人（超満員）

第5試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX XXI」 Aブロック公式戦

ジャイアント・バーナード
ランス・アーチャー

境界線

（2勝＝4点）
（2勝＝4点）

11分23秒　バーナードライバー→片エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　大型外国人同士による『G1』公式戦。場内から「バーナード」コールが起きると、アーチャーが怒りだし、顔を突きつけた睨み合いとなる。
　
　そこから試合が始まると、両者はロックアップで組み合ったまま激しくもつれ合い、マーティー浅見レフェリーが身を挺してブレイクさせる。
　すると、バーナードが浅見レフェリーを軽々と持ち上げてコーナー最上段に乗せ、「チョット、マッテテ」とお願い。ところが、後ろを振り向いた瞬間にアーチャーが襲撃。そのまま攻め込んで行くが、バーナードも地獄突きで対抗。
　その直後、ロープ際でアーチャーがラリアットを放ち、両者はもつれて転落。そのまま激しい場外戦となり、南側客席中段の通路でド迫力バトルを展開する。
　そこからリングサイドでの攻防となり、バーナードが鉄柵攻撃を見舞い、アーチャーをリング内へ押し入れてエプロンに上がる。だが、アーチャーがリング内からバーナードの頭を掴み、鉄柱に激突させる。
　これで攻勢に転じたアーチャーは、カウンターフロントハイキック、ギロチンドロップ、ヘッドロック。さらに、ブレーンバスターを仕掛けると、バーナードも踏ん張って投げ返そうとするが、アーチャーが競り勝つ。
　ピンチの続いたバーナードだったが、突進して来たアーチャーを受け止め、サイドバスターで逆襲。さらに、アーチャーのパンチをブロックして逆にパンチを見舞い、フロントハイキック、ジャンピングハイキック、後頭部へのハンマーブロー、串刺しボディアタックと畳み掛ける。
　ここでバーナードが首を鷲掴みにすると、アーチャーもバーナードの首を掴む。それを振り切ったバーナードがバーナードライバーを狙うが、アーチャーが回避してチョークスラム。そして、ファイナルデイズを狙うものの、バーナードが回避。
　しかし、アーチャーはフルネルソンの体勢からバーナードをマットに叩きつけ、コーナー最上段にのぼってムーンサルトプレスを敢行。だが、バーナードが間一髪でかわし、すぐさまバーナードライバーを炸裂させて3カウントを奪った。
　
　試合後、バーナードは「ミナサン、イッショニ！」と日本語で言い、「シンニホンプロレスリング！イチバーン！」の叫びをファンと大合唱した。

COMMENT

バーナード「まず、そうだな。俺が最初にG1に出たときのことを思い出すよ。あのときは、スコット・ノートンという偉大なビッグガイと闘った。いまは俺がナンバーワン・ビッグガイだ。そしてランス・アーチャー。ヤツにとっては、これが初のG1。彼には、グレイト・フューチャーがあると思う。ただし、このG1はタフな肉体、そしてタフなハートが充実してないと、勝てないぜ？ネクスト！明日はナゴヤでタカヤマ戦だ！タカヤマ！俺はおまえのことを見ているぞ！おまえのビッグブーツ、おまえのスープレックス！ ……アイム・ウォッチング・ユー。必ず、おまえを倒す!!」
　
アーチャー「オラどけ！」