NEW JAPAN SOUL 2011

日時: 2011年7月18日(月) 14:00開場　15:00開始
会場: 北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
観衆: 5,800人

第2試合 20分1本勝負

獣神サンダー・ライガー
エクトール・ガルサ

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　今シリーズ中、激しい抗争を繰り広げて来たライガーとガルサの決着戦。ライガーがリングインすると、場内が「ライガー」コールに包まれる。
　
　そんな中、ショルダータックルを軽々と受け止めたガルサが、手の平ををライガーの目の前に突き出して急停止させ、ショートタイツ姿に変身。さらに、コーナー最上段に飛び乗ると、ムーンサルト＆後転で着地し、またもやライガーを急停止させる。そして、今度はTシャツを脱ぎ捨て、ライガーのボディへミドルキックを食らわせる。
　続いてガルサは、ライガーの両脚をセカンドロープに固定し、無防備な急所を蹴り上げる。さらに、ライガーを場外に追いやると、コーナー最上段にのぼってトルニージョをお見舞い。さらに、ライガーの急所を鉄柱に叩きつけてリングへ戻ると、エプロンに立つライガーをランニングニーアタックで吹き飛ばし、カウントアウト寸前まで追いつめる。
　しかし、ライガーもすぐに反撃してガルサを場外へ落とし、コーナー最上段からプランチャを敢行。そして、コーナー最上段からダイビングボディプレスを繰り出すものの、ガルサが両膝を立ててブロック。
　そこからガルサは、その場飛びムーンサルトプレス、セカンドロープからのムーンサルトプレスに繋ぎ、コーナー最上段からカンクーントルネード。だが、ライガーがかわして自爆を誘発し、空中胴締め落としで勝負を決めた。
　
　試合後、ガルサは腹いせとばかりに高橋広夢に張り手を見舞い、渡辺高章のボディにローキックを放って退場した。

COMMENT

ライガー「ま、ガルサは、メキシコでヘビー級のトップだし、その意地もあるだろうし。俺は俺で、チャンピオンという意地がある！今日は、たまたまノンタイトルだけど、彼が
ベルトに挑戦したいというなら、ウェイトダウンしてくればいいし。ちょっと、今回は彼の体重があまりにもオーバーしているということで、CMLLのほうからタイトルマッチはできないと、通達があった。それは重視しなくちゃいけないんですけど。俺は、このベルトを1年持ってますから。またメキシコで防衛するのもいいし。次、『G1』に、ソンブラが来るけど、ソンブラともタイトルマッチやりたかったし。まだまだライガーは……レジェンドだなんだ、といわれるけど、立ち止まる必要も過去の栄光もひっぱるつもりもないし、常に前を向いて歩いていく。俺はデヴィットと田口、二人にチャレンジャーとして名乗りをあげるよ。大事なのはいまなんだ。でも、このベルトもシッカリ守るし、いまにこだわる！チャレンジャーとしてアイツらに挑戦状を叩き付けたい。彼らに挑戦する資格はあると思うし。いまは、王者は飯伏ですけど、新日本の中でいえば、デヴィットと田口なんで。この挑戦受けてほしいっす。ありがとうございました！」
　
※ガルサは、ベルトをかけての再戦をカメラにアピールした
　