「BEST OF THE SUPER Jr.ＸVIII」に出場したメンバーによる8人タッグマッチ。金本とフジタが先発となり、激しい打撃合戦で試合が始まる。
　その後、サスケ対外道の場面になり、サスケが攻勢に出る。そして、外道を場外に追いやり、ロープの間を抜けてドロップキックを放つが、かわされて自爆してしまう。
　ここから外道が、サスケの痛めている脇腹へ集中攻撃を開始。そして、仲間たちもそれに続き、サスケの動きは完全にストップ。一方的な試合展開となる。
　苦しい時間の続いたサスケだったが、カウンターエルボーでフジタと石井に逆襲し、脱出に成功。スイッチした金本は、フジタをコーナーへ追い込み、顔面ウォッシュを敢行。だが、途中で立ち上がったフジタが、K.I.D、ヘルムで逆襲。しかし、金本はパンチ連射でやり返し、ハイキックの相打ちに持ち込んだ。
　タイガー対外道の場面。タイガーが、外道と邪道と石井の誤爆を誘い、ドロップキックで同時に吹き飛ばす。ここから両軍入り乱れての乱戦となり、ライガーが石井を場外に落とし、コーナー最上段からプランチャをお見舞い。そしてサスケは、場外の邪道に向かい、ロープの間を抜けてドロップキックを食らわせる。
　一方、リング上では、外道がマンハッタンドロップ、チンクラッシャーでタイガーに逆襲。だが、トラースキックとコンプリートショットを回避したタイガーが、リバースダブルアームバーで勝負を決めた。

※ライガー、タイガー、金本、サスケが「ありがとうございました！」と相互に握手。
ライガー「ま、顔見せだけに終わらないで、これからも第一線でやっていきたいね。デヴィット、飯伏、田口、リチャーズ……ホントに凄い試合をしてる。ただ、俺らもこのままハイ、どうぞ、と闘いの場を譲るつもりはないんでね？ガッチリいきたい。みんなたぶんそう思ってる」
タイガー「ま、僕の場合は、『SUPER Jr.』ね。ジェットコースターのように上がって、落ちてしまったっていう部分があって。今日は、レジェンドの人たちと組んで、もの凄い違うジュニアを見せられた。ただ、ボクはこのあいだのディファ、タイチの暴挙、許せない！」
金本「俺は、ハヤトみたいな元気なヤツが対戦相手にいて、凄いうれしいよ？元気なヤツがおって。『SUPER Jr.』は終わったけども、俺はまだ今日終わってない。ハヤトみたいのはがいて、来年、再来年、楽しみや！」
サスケ「このケガで、みんなの足をひっぱってしまいましたけど、この4人が揃えば、無敵だよ！ それだけは言いたい！ そして、邪道＆外道！　次こそは、おまえたちのタイツ、ひっぺがしてやる！」
——リーグ戦の感想は？
サスケ「グラウンド卍とか、いろいろごまかしは途中まで通用したけど、いつまでも続かない。でも、不完全燃焼ではないですよ？　チャンスがあれば、また出たい。身体がボロボロになろうが、全力でやりましたんで。完璧な状態で完走したいですね。東北の人？　序盤は快調にとばして、中盤はケガでつまづいた。でも、その部分も逆に見てもらいたい。そっから、立ち上がるこれからの私も見てもらいたい。そういう部分では、東北の人たちとまた歩んでいきたいです」
  
外道「サスケよ！ なかなかしぶてぇなオイ！ 今日出てこれたのか？ それだけで褒めてやるよ、コノヤロー！」
邪道「オイ！ 心臓パンチ反則だ、コノヤロー！ 」
フジタ「クソ！この対戦カード見たとき、金本浩二、絶対俺んところに来ると思ったよ。やっぱ俺と金本浩二の試合は、こういったタッグじゃねぇな。シングルだよ。俺も自然と金本しか見てなかったし、それによぉ、向こういる変なマスク被った、サスケ？オメーだらしねぇ試合してんじゃねぇよコノヤロー！テメェ名前だけか?!そんなだからダメなんだよ、みちのくプロレスは俺が背負って、引っ張っていくんだよ。それが嫌だったら、あんな試合してんじゃねぇよ。ケガした？ざけんな。クソ！だからこそ勝てなくて、くやしいね。この『Super Jr.』のリーグ戦、ケガなしで突破できたこと、自分を褒めたいと思いますし、またこれで俺と金本浩二との試合も熱くなると思うし、新日本ジュニアを、新日本プロレスを盛り上げに、また来ますよ。そんときはよろしくおねがいします。ありがとうございました」
※石井はノーコメント