レスリングどんたく 2011
- 日時
- 2011年5月3日(火) 14:00開場 15:00開始
- 会場
- 福岡・福岡国際センター
- 観衆
- 6,500人(超満員札止め)
-
第8試合 20分1本勝負
スペシャルシングルマッチレフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
そこから場外戦となり、田中がラリアットで逆襲。そして、テーブル上へのニークラッシャー、イス攻撃で永田の膝に集中砲火を浴びせる。
リングに戻ると、田中は足4の字固め、ジャンピングエルボーなどで永田に追撃。だが、永田も負けてはおらず、田中のスイングDDTを切り返し、マジックスクリューをお見舞い。
さらに永田は、ドライブスクリューで追撃し、雪崩式攻撃を狙うものの、田中が抵抗。永田を飛び越えてリングに着地し、そのままパワーボムで叩きつける。
続いて田中は、スライディングラリアット、串刺しラリアット、トップロープからの雪崩式ブレーンバスターで追い討ち。だが、永田がクラッチを離さずにブレーンバスターをお返しする。
しかし田中は、後頭部への串刺しエルボーで巻き返し、ダイヤモンドダスト、ラリアット。だが、続いてのスライディングDは永田がキックで迎撃。そして、フロントハイキック、タイナーに繋ぎ、トップロープからのフロントスープレックスを敢行する。
続いて永田はバックドロップを狙うが、田中が押し潰して後頭部へのスライディングDを炸裂させる。ここからエルボー合戦となり、田中が左右の連打からローリングエルボー。だが、永田が左右の張り手で反撃し、ミドルキックを発射。これを受け止めた田中が、膝にエルボーを落としてダウンさせ、膝裏にスライディングDをお見舞い。そして、正面からのスライディングDからフォールに行くものの、カウントは2。
すると田中は、もう1度スライディングDを発射するが、永田が回転しながら田中の腕を取り、腕固めに切り返す。そして、バックドロップの体勢に入るものの、田中が抵抗。しかし、永田はそれを無理やり引っこ抜いて叩きつけ、さらにもう1発バックドロップをお見舞い。しかし、フォールは田中がキックアウト。
すると永田は、フロントキック、エクスプロイダーに繋ぎ、最後はバックドロップホールドで3カウントを奪取した。
COMMENT
——次は三冠戦?
永田「ま、そうですね。俺がチャンピオンカーニバルに優勝して、投げた波紋に対して、来た男だから。ただ、その波紋の中で、俺自身も波紋を投げたくなった。それは、チャンピオンカーニバルで闘えなかった秋山準。どうしても闘いたかった相手だし、まずは秋山と肌を合わせたい。それが、5月13日の新宿フェイス。そこから何が生まれるか? マット界に永田裕志が出ていったからには、三冠挑戦だけじゃなく自分の投げた波紋に、もう一人の俺が投げかけてきた……それが秋山準。俺にとって彼は特別な人間だし、闘ってみるまでわからないけど、彼とはまず触れ合ってみたい。自分の気持ちもわかってくれてるし。そういう俺らの気持ちが一つになる……その場所が5月13日。難しいことじゃないよ。いま、こういう言葉を発して、それにまたどういう波紋が返ってくるか?」
田中「負けたのになぁ、負けたのに言うことあるかい!勝った時になぁ、大ボラでもなんでもほざいたらぁ。今言って説得力無かったら、勝ってなんぼでも大ボラふいたるから。大ボラふきゃ吹いたらよぉ、本当になるんじゃ、オラ!」